高身長のための椅子選びで腰痛が解消するかも?アーロンチェアとの出会い
腰痛の原因として考えられることはなんでしょうか?
長い間座ったまま、同じ姿勢でいることでしょうか。
パソコン作業を続けていることでしょうか。
身長が170cmもある私は、「身長」と「椅子」に「腰痛」の最大の問題があると考えています。
身長、座高、足の長さ…腰そのものではなく、身体の特徴が腰痛に関わってきます。
高い身長を持った人間が腰痛に悩まされる原因、そして良い椅子に出会うまでをご紹介いたします。
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高くなってゆく身長と低いままの椅子
変わる身長と変わらない椅子
男性女性を含め、日本人の平均身長は170cm前後と聞いております。
私自身、職場のエレベーターに乗っていても昔は頭ひとつ分高く飛び出していたのが最近ではだいぶなくなりました。
ですが椅子のフォルムやサイズ、デザインも含めて戦後からほぼ変わっていません。
特に一般的な職場で導入されている画一的なオフィスチェアは高さ調節もほとんど出来ません。
身長が高いということは人間の座高も当然変わってきます。
職場にいる体格の良い若い方が職場の小さな椅子に腰掛け、窮屈そうに身をかがめている姿を見ては気の毒に思います。
これからしばらくデスクワークが続く新人達は、遠からず腰痛に悩まされることになると思います。
私もそうだったように、一日の大半を背を丸め、足を折り曲げ、モニターとにらめっこを続けていると人間は簡単に腰痛になるのです。
休憩しても運動しても腰痛からは逃げられない
作業中に休憩を取っても体操を挟んでも、効果はありません。
多少効果を和らげることはあるかもしれませんが、そもそも原因の解消ではないからです。
サイズのあっていない椅子を使い続けていることこそが腰痛の最大の原因です。
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腰痛になるとどうなるのか
絶え間のない地獄が続く
腰痛にならないことが一番ですが、そうやってサイズの合わない椅子を使い続けて腰痛になってしまった時にどうすればいいか。
始めは激痛ではないかもしれません。
「仕事で椅子に座り続けているからちょっと腰が痛いかな」というぐらいが腰痛の始まりかもしれません。
ですがすでにそこから地獄が始まっているのです。
寝て起きて、すぐに治るようなものなら問題はありません。
慢性的に腰の痛みが続き、そしてあまりにも突然に脊椎への激痛、立ち上がれない、動けない瞬間がやって来ます。
それからが地獄そのものです。
じっとしていても断続的な痛みが続き、寝ていても痛い、横になっても痛い、目をつぶってひたすら痛みに耐えるしかありません。
腰痛になればそれまで送っていた通常の生活には戻れなくなります。
ズボンが履こうと身をかがめると途端に激痛が襲いかかってくる。
朝起きて歯磨きしていて口をすすごうと何気なく上半身を傾けた瞬間、気を失うような痛みでその場にしゃがみ込む。
決して解消されぬ慢性的な痛み。
それが腰痛です。
一度腰痛になってしまえば、この痛みとその後の生涯をかけて付き合っていかなければなりません。
大事なのは、腰痛にならないことなのです。
しかし今の現代、社員個人の身長とオフィスの椅子を合わせてくれる会社はなかなかありません。
身長が高ければ高い人程、苦しめられることになるでしょう。
そしてそれは、社会の中ではさほど重要と捉えられないのです。
すすめられたアーロンチェアとの出会い
とうとう腰痛になってしまったその後
マッサージはもちろん針や鍼灸、その他いろいろな方法を試しましたが私の腰痛は解消されませんでした。
前述したように職場の椅子を勝手に変更することは出来ません。
そこでネットでも人気のクッションを様々に試しました。
低反発、腰に優しい、お医者さんが作った、骨盤がキュッとなる、腰痛用座布団などそのどれも効果がありました。
しかし椅子そのものを変えなければ、やはり腰痛が完全に治ることはありませんでした。
デスクワークで今やパソコンを使っていない職場は少ないと思いますが、高身長の人間がモニターを見るにはどうしたって前かがみになる必要があります。
いわゆる前屈姿勢、と呼ばれている姿勢です。
ですがクッションや座布団では、お尻や腰を対象にしているがゆえに前屈姿勢には対応していないのです。
腰痛とはいっても腰に原因があるわけではなく、曲がった背骨、曲げられた足にも要因があります。
やはり原因である椅子そのものを変えなければならないのです。
同じく腰痛になってしまった人からのおすすめ商品
会社だけではなく、家でも同じ様にパソコンに向かって仕事をしていた私は同業の方から有名なアーロンチェアをおすすめされました。
最早説明不要の有名過ぎる商品でしたが、お値段を見て驚きました。
前から存在は知っていたものの、軽く10万円を超えてしまう商品です。
私が出せる腰痛対策予算からも完全にオーバーしてしまいます。
しかし一人だけではなく、複数人から強く勧められました。
「アーロンチェアは高いだけ価値がある」「10年どころか20年使える」「元は取れる」など力強い言葉ばかりです。
調べてみると有名な漫画家やイラストレーターもアーロンチェアを使用しています。
特にアーロンチェアの持つ前傾チルト機能というところに強く惹かれました。
アーロンチェアとの出会いとその効能
周囲から強くおすすめされてしまうと無視するわけにもいきません。
私も清水の舞台から飛び降りる気持ちでとうとうアーロンチェアを買いました。
アーロンチェアにも様々な種類があります。
黒だけではない、色を選ぶことも出来ますし、アームレスタイプもあります。
私はその中でもスタンダードタイプを選びました。
欧米人をモデルにしているため、私の身長に合わせても座高を調度良い高さまで上げることが出来たことが大変嬉しかったです。
最初に座ってみて驚きました。
お尻が包み込まれるような感覚で、腰が痛くありません。
そしてなにより窮屈だった膝を楽に曲げてパソコンの画面に向き合えます。
これは座高に合わせて高めに座面を設定出来たおかげでした。
クッションや座布団で調整しても叶わなかったことが、椅子を変えただけで楽に解消しました。
こんなことならすぐに買えばよかったと後悔している程です。
もしお値段で迷うようなら、中古で買うことも検討されてみてください。
アーロンチェアの効果に違いはありませんので、中古でも充分満足することが出来ます。
一度なった腰痛は解消されないけれど
腰痛との長い付き合っていくには
アーロンチェアに座ったとしても腰痛が治るわけではありません。
ですが激痛は緩和し、前屈姿勢で続けるパソコン作業もつらくはなくなりました。
仕事は毎日続けなければならないので、劇的で大きな変化です。
会社でアーロンチェアを導入してもらうわけにはいきませんが、その効果を話すことは出来ます。
身長に合わせて椅子を選ぶことがどんなに大変か。
クッションや座布団で効果がなかったものが椅子を変えたことでどんなに解消されたか。
職場の平均身長を調べて椅子や机が合っているか調べて貰えないか。
その結果によって、ゆくゆくはアーロンチェアの導入を検討してもらうことにも繋がるかもしれません。
まとめ
自分の身長や体重は把握していても、座高や足の長さを知っている社会人はなかなかいないのではないでしょうか。
オフィスを見渡し、平均身長はどれくらいか、把握している社長さんも少ないでしょう。
仕事そのものではなく、小さな机や椅子をあてがわれて窮屈に作業して腰痛に苦しんでいることもあるかもしれません。
腰痛に悩まされている方は、もしかしたらその原因が「身長」と「椅子」にもないか、注目してみてください。