枕を買うなら日本製の枕を買うのが良いという理由って何?
枕を買おうとすると、日本製の枕を買うのが良いと言われることが多いです。
でも、日本製の枕は、海外の安値で作られている枕に比べると高いことも多いです。
だから、日本製の枕は他と比べて何が良いのかということがわからないと、いまいちそれを買うにならないこともあるものです。
では実際、日本製の枕は何が優れているのでしょうか?
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日本製の枕は日本の気候にあっている
まず第一に、日本製の枕には、日本の気候にあっているというポイントがあります。
日本の気候というのは、言うまでもなく高温多湿な気候のことです。
そんな高温多湿の気候というのは、本来であれば枕にとってすごく良くない気候になります。
湿度がたまると枕はどんどんへたっていってしまうようになります。
へたってしまうと、せっかく自分にあった高さだと思っていた枕が、全然自分に合わないこともでてくるのです。
そうなったら、寝て起きたら頭が痛くなってしまっているということも増えてきます。
また、湿度がたまってしまうと、ダニもどんどん繁殖していきます。
高温多湿というのは、まさにダニが大好物な環境になります。
でも、だからといってその環境自体をなんとかしようとしても、それはなかなか叶いません。
ではどうすれば良いのかというとやはり、枕自体を、そんな環境に対して対応できるようにしていくしかなりません。
日本製の枕であれば、そんな日本の環境をしっかりと頭に入れて作成されていくわけなのですから、当然高温多湿対策もしっかりとされています。
だから、より長い間枕が良い状態で使えるようになるのです。
実はコスパが良いということ
そうして長い間良い状態で使えるようになるということは、実はコスパが良いということになります。
たしかに日本製の枕というのは、金額だけでみると海外で安値で大量生産された枕と比べる高いことも多いです。
しかし、コストパフォーマンスという点でみていけば、それは決して悪くないのです。
いくら安値で枕を買うことができたとしても、それがどんどんダメになり、どんどん買い換えることになっていったら、結果的にそこにかかるお金がすごく高くなることが出てきます。
一見すると高く見える日本製の枕も、本当は意外と高くなかったりするのです。
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日本人の体型にあっている
日本製の枕は、当然ながら日本人が使用することをメインに考えられて作られています。
もちろん、日本製の枕を海外に向けて作っているという商品もあります。
そういう商品であれば、日本製の枕であっても、日本人の体型に合わせて作られているのではなく、海外の方の体型に合わせて作られているということになります。
でも、多くの場合で、日本製の枕は、日本人の体型に合わせて作られていることになります。
だから、日本製の枕は、日本人にあっているのです。
首が短く頭が大きいのが日本人
日本人の体型は、やや特徴的です。
首があまり長くなくて、そして頭も大きめだからです。
たしかに最近の日本人には色々な血が混じっていることも珍しくなくなってきています。
だから、平均身長もどんどん伸びてきて、体型もどんどん変わっています。
しかし、基本的にはまだまだ日本人は、首が短くて頭が大きい方が多いです。
ということは、日本人が枕を使おうと思ったら、首の短さを考慮された高さでないとならないし、頭の大きさを考慮した幅や硬さでないとならないということになります。
それをきちんと考慮して、そういう首が短くて頭が大きい方が気持ちよく寝られるように作られている枕と、頭が小さくて首が長い方向けに作られている枕があったら、当然前者の方が日本人にあっていますし、より気持ちよく寝ることができる可能性は高くなります。
だから、日本人は日本製の枕を使用するのがおすすめになります。
寝具との相性も良い
日本製の枕というのは、寝具との相性も良いことが多いです。
寝具との相性というのは、布団との相性です。
最近ではたしかに、マットレスで寝る方もすごく多くなってきています。
そもそも和室の部屋がかなり減少していますから、そうしてマットレスとベッドで寝る方が増えていくのも、当然といえば当然です。
しかし、まだまだ布団で寝ているという方も根強くいます。
そしてそんな風に布団で寝ているのであれば、やはり布団と相性の良い枕を使用して寝るべきです。
枕には、寝具との相性があります。
たとえば、硬いマットレスで寝るのであれば、多少柔らかい枕がおすすめです。
硬いマットレスの上で硬い枕を使用していると、体の角度がきつくなり、腰が浮いてしまうことが出てきますから。
そんな風に枕次第で寝心地が変わっていったりするものなのです。
だから、布団で寝る際には布団にあった枕で寝るべきです。
日本製の枕であれば、そもそも日本人に合わせて作成されているわけなのですから、日本の寝具環境にあっているのも当然です。
もし布団で寝ているのであれば、なおさら日本製の枕で寝るのがおすすめになります。
やや柔らかめの枕が吉
布団にあっている枕とは、やや柔らかめの枕になります。
布団というのは、基本的に硬いマットレスのようなものです。
厚みがないので、その下の地面を感じがちになります。
だから結果、布団自体が多少柔らかくても硬くても、全体的な質感としては硬めになることがおおいのです。
そんな風に全体の質感が硬めなのであれば、やはり使用するべき枕はやや柔らかめの枕になります。
先述のように身体に角度がついてしまう可能性がたかくなりますから。
ただかといって、柔らかすぎるのもよくありません。
柔らか過ぎると、寝返りの際に頭だけついてこれなくなったりします。
それではうまく寝返りもできなくなります。
寝返りがしやすいのが布団の特徴でもあるのにそうなったら残念です。
だからそうならないように、布団に合わせて使用する枕は、やや柔らかめでありながら、柔らかすぎないものでないとなりません。
日本製の枕であれば、そういう絶妙なバランスであることも多いです。
素材等に信頼がおけることもある
日本製の枕であれば、素材等に信頼もおけます。
たとえばあまり人の身体にとってはよくないような環境で作られた素材を使用して作られた枕も安価な枕の中にはあるものです。
もちろんそんな素材でできている枕だからといって必ずしも人の身体に害を与えるとは限りません。
良いことは当然ないでしょうが、そこまで悪くはないという可能もあります。
しかし基本的には、より安全な素材で作られている方が良いに決まっています。
日本製のものは、昔からそういう安全性に関してはかなり力を入れてきているところがあります。
だから、信頼性は高いです。
家族であればなおさら安全なものが良い
枕は、家族みんなで揃えることも多いものです。
自分だけで使用するならば、別に安価なものでもイイかもしれません。
でも、家族みんなで使うとなると、やはり少しでも安全性が高いものを使用していきたいと思うものです。
それならばやはり、日本製の枕を使用するべきなのです。
まとめ
枕を買うならば日本製の枕がおすすめだというのは、日本製の枕の安全性などの品質面はもちろんのこと、日本人にあっているその枕としての性能や、日本の気候を考えて作られているというその適応力があってのことです。
海外製の枕では、そうした日本人や日本に特化したものを作るのは難しいです。
だから是非、日本製の枕を使用していってください。