洗わないとどうなるの?枕はなるべく頻繁に洗った方が良い理由
枕は、あまり洗わないことも多いです。
勿論中には洗うことができないものもありますが、そういうものでも枕カバーであれば洗うことが可能です。
しかし、洗える枕であろうとも、枕カバーであろうとも、洗わないという方は多いです。
では、枕を洗わないで利用しているとどうなるのでしょうか?
ここではそんな、枕は頻繁に洗った方が良いという理由についてみていきます。
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枕がへたりやすくなる
枕を頻繁に洗った方が良い理由としてまずあげられるのは、頻繁に洗わないと枕がへたりやすくなるからということがあげられます。
枕は、頻繁に洗っていかないと、当然ゴミがたまっていきます。
ゴミがたまっていくと、それが枕の通気性を悪くしていってしまいます。
そうして通気性が悪くなっていけば、その分枕には湿度がたまりやすくなります。
湿度がたまりやすくなると、素材の質感が重たくなり弾力性がなくなっていくので、枕はへたりやすくなってしまうのです。
でも、枕がへたってしまうということは、できるだけ避けないとなりません。
高さが無くなり寝返りが難しくなる
へたってしまうと、それによって枕の高さがなくなっていきます。
勿論高すぎる枕は、それはそれでよくありませんが、低い枕もそれはそれでよくないのです。
低い枕は、寝返りが難しくなるという特徴を持ちます。
低い枕で寝返りをしようとすると、寝返りの際に自分の肩が邪魔になってしまうことがあるのです。
転がる際に肩が邪魔をして、うまく転がることができなくなります。
ある程度枕の高さがあれば、そうなることはありません。
だから、枕がへたるのはよくないのです。
弾力が無くなり難しくなることもある
寝返りに関しては、高さが無くなるだけではなく、弾力が無くなることでも難しくなることがあります。
弾力がある枕の場合は、回転しようとする力をそのまま反発してくれるので、頭もきれいに回転していくことができます。
しかし弾力がない枕の場合は、回転しようとする力をそのまま吸収されてしまうことがあります。
そうして力を吸収されていたら、当然うまく回転することはできなくなります。
結果、寝返りができなくなるのです。
へたるということは弾力がなくなるということでもありますから、へたらないように頻繁に洗濯をしていくべきなのです。
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雑菌が繁殖していってしまう
枕は頻繁に洗わないと、すごく雑菌が繁殖してしまうことがあります。
枕には皮脂がたくさんつきます。
皮脂は頭皮からもたくさん出るものになりますし、寝返りの際には顔も枕に触れることになりますから、そこで皮脂がたくさんついてしまうのです。
そんな皮脂は、雑菌のかっこうの餌になります。
また、先述のとおり、洗わないでいるとゴミもどんどん付着していき、それもまた雑菌を繁殖させてしまう原因になります。
さらに言えば、湿度が高いこともまた雑菌繁殖の原因です。
このように、枕を洗わないでいるとどんどん枕は雑菌が繁殖しやすいような環境になっていってしまうのです。
そうして雑菌が繁殖しやすいような状況でなくすためには、しっかりと洗って、皮脂やごみや湿度を飛ばしていかないとなりません。
肌荒れや体調不良につながる
枕にたくさん雑菌が発生してしまうと、それは肌荒れや体調不良につながることが多いです。
肌に触れるものに雑菌がたくさんついているわけなのですから、肌荒れに繋がるのは当然です。
ただ体調不良につながると言われてもいまいちわからないものです。
でも実際に、枕に雑菌が繁殖していると体調不良になってしまうことがあるのです。
それは、枕で繁殖している雑菌を吸いこんでしまったりすることがあるからです。
顔の周りにあるのが枕ですから、ふとした拍子でその雑菌が飛び散り、そしてそれが口や鼻に入り、それから体内に進んでいくようなことだって全然起こりえます。
そうして雑菌が身体の中に侵入してきてしまうと、そのせいで体調が悪くなっていくのも当然になります。
質の高い睡眠ができなくなってしまう
枕を頻繁に洗わないでいると、質の高い睡眠ができなくなるということもあります。
枕を洗わないでいるということは、たとえばそこについているよだれや汗に関しても、流していくことができないということになります。
たとえば皮脂やあるいは髪の毛やほこりなどの汚れであれば、それがたくさんたまりしっかりと酸化でもしていかない限り、そうそう悪臭がすることはありません。
しかし、汗やよだれの場合は話が別です。
汗やよだれの場合は、頻繁に枕を洗っていかないとすぐに悪臭を放つようになるものなのです。
そもそもそれ自体が悪臭をさせていることが多いものになるので、それが築盛されたり乾燥したりしたら、やはりすごく特異な臭いを放ちます。
そんな状況では、質の高い睡眠はとれなくなります。
いざ寝ようとしても、その臭いがなんとなく気になってしまいますから。
もし、寝る前は気にならなかったとしても、寝ている間に特に臭いのするところの近くに鼻が来ることもあります。
そうなったらやはり臭いはすごく気になるようになります。
結果あまり深く眠ることができなくなるのです。
臭いは洗わないと取れづらい
残念なことに臭いというのは、しっかりと洗っていかないと取れないことが多いです。
たとえば外に干すだけでもある程度は臭いが軽減できることはあります。
しかし、いざ部屋に入れて使用しようとすると、また臭いが復活してきてしまうことがあるのです。
そうなったらやはり眠りが浅くなったりします。
完全に臭いをとるためには洗う必要があるのです。
だからこそ、枕は頻繁に洗っていかないとなりません。
マットレスにも悪影響を与える
枕を頻繁に洗っていかないと、マットレスにも悪影響を与えてしまいます。
最悪枕がダメになるくらいであれば、買いかえればよいというところはあります。
すごく高い枕もありますから、そういうものを使用している場合には話は別ですが、たとえば2000円とか3000円で買うことができるような枕を使用している場合、ダメになったら買いかえるというのもなしではありません。
もったいないことには間違いはありませんが。
しかし、マットレスの場合はそもそもそれもできません。
出来なくはありませんが、枕を頻繁に買いかえていくことよりももっとおすすめできません。
なぜならマットレスというのは基本的には高い買い物になるからです。
マットレスを買いかえていこうと思ったら、平気で30000円とか50000円とかしてきてしまいます。
それはやはり大きな出費です。
だから、そうならないように、マットレスにはダメージを与えないようしないとなりません。
枕の汚れがついてしまう
しかし、枕が汚いと、その枕の汚れがついてしまったりします。
また、枕の湿度が高くなっていれば、湿度が高いものを上に乗せられることになるわけですから、当然マットレスの該当箇所の湿度も高くなっていきます。
そうして、マットレスに悪影響を与えていってしまうのです。
そういう無駄なダメージを与えないためにも、枕は頻繁に洗っていってください。
まとめ
枕を洗わないでいるのが良くない理由は、枕がダメになったり、睡眠の質が下がったり、あるいは体調やマットレスに悪影響を与えてしまうからだということになります。
洗わないでいても特にメリットはありません。
しいて言うならば手間がかからないくらいですが、手間だって別に大した手間ではありません。
だからぜひ、しっかりと洗っていってください。