座椅子ってなぜ人気があるの?座椅子のメリットを詳しく紹介!
座る物には、座布団やソファ、座椅子や一般的な椅子などがあります。
その中でも、座椅子は人気があり、愛用している人は多くいます。
座椅子は腰を痛めやすいといわれているのに、なぜ人気があるのでしょうか?
ここでは、その疑問を解決するために、座椅子のメリットを中心に紹介していきます。
座椅子の購入を検討している方は、ぜひご覧ください。
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メリット1.座っていて楽に感じる
多くの人は、立っていることが辛くなると座りたくなります。
それは、休みたいことから座りたくなるのですが、どうせ座るのなら楽に感じる姿勢で座りたいものです。
それにピッタリなものが「座椅子」になります。
床に座る時に座布団だけを使用する人も多くいますが、それだと背もたれがないので、人によっては楽に感じることができません。
そのため、壁付近に座布団やクッションを置いて、壁にもたれかかりながら座る人もいます。
つまり、座った時に背中を預けるものがあった方が、座った時に楽に感じやすくなるのです。
座椅子には背もたれが付いているので、上半身を背もたれに預けることができ、リラックスして楽に座ることが可能になります。
そのため、普段座布団のみで座っていて、楽に座ることができていないと感じている方には、座椅子を使うことをおすすめします。
自分好みの角度に調整することが可能
多くの座椅子にはリクライニング機能が付いており、背もたれの角度を自分好みにすることが可能です。
座椅子を持っていない方の中には、壁に寄りかかって座る方もいますが、壁は真っすぐで角度を変えることができません。
そのため、座椅子よりも座り心地が悪く、十分にリラックスすることはできません。
また、硬い壁に長時間よりかかることによって、身体を痛めてしまうこともあります。
ですが、多くの座椅子にはリクライニング機能が付いているので、自分が楽に感じる角度に調整することが可能です。
そのことから、壁に背中を預けて座ることと違い、座椅子は比較的長い時間座りたくなる椅子になります。
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メリット2.座椅子の上で横になることもできる
座椅子は、リクライニング機能で背もたれを180度倒すことが可能です。
座っている体勢が辛く感じた時や横になりたいと思った時に、座椅子の背もたれを床に接するまで倒して横になることができます。
座布団やクッションなどの上で横になる場合は、それらをわざわざ並べる必要がありますが、座椅子ならサッと背もたれを倒してすぐに横になることができます。
ソファでも横になることはできますが、ソファをベッドのようにするには色々としなくてはいけない場合があり、床に落ちる可能性もあります。
また、ソファだと座椅子よりも場所をとります。
座椅子はちょっと横になる時に向いている
座椅子はちょっと横になる時には向いていますが、本格的に寝ることには向いていません。
座椅子で寝ると、多くの人は足の部分が座椅子から出てしまいます。
また、ベッドや布団よりも横幅がないので、寝返りを打つことが困難になります。
足の部分が座椅子からはみ出ることや、寝返りが打てないことは身体に負担がかかる原因になります。
そのため、座椅子で本格的に眠ると、腰や肩などを痛めてしまう場合があります。
人間は一晩に20回くらいの寝返りを打ちますが、寝返りが打ちにくくなると筋肉は固まりやすくなり、血流は悪くなってしまいます。
血液の流れが悪くなることにより、疲労回復が妨げられ、腰痛や肩こりなどを起こしやすくなります。
飛行機でシートに長時間同じ姿勢で座っていると血流が悪くなり「エコノミークラス症候群」を起こす危険性が高くなりますが、寝返りを打たないことと、そのことは同じようなことになります。
そのため、本格的に寝る場合は、寝返りが打ちやすいベッドや敷き布団の上で寝ることが大切になります。
ちょっと横になりたい時だけ、座椅子を使用すると良いでしょう。
メリット3.比較的簡単に運ぶことができる
座椅子は、基本それほど重い物ではありません。
そのため、居間から自分の部屋、自分の部屋から居間など、比較的簡単に運ぶことができます。
また、部屋の中で簡単に配置を変えることもできます。
ソファだと基本座椅子よりも重いので、ソファを気軽に部屋から部屋に運ぶことは大変です。
また、配置を変えるだけでも大変です。
しかし、座椅子なら、大変なほど重くないので、手軽に使いたい部屋に運んで使用することが可能です。
それでは、脚の長い一般的な椅子はどうなのかというと、一般的な椅子は運ぶのにそれほど大変な物ではありませんが、テーブルがセットになっているため、テーブルも運ばなくてはいけません。
テーブルの大きさや重さからして、テーブルを動かすことは大変で面倒なことになります。
一般的な椅子だけを運んでも、快適ではない状態で椅子を使用することになってしまいます。
座椅子はテーブルがなくても問題ない
座椅子はテーブルがなくても、問題ありません。
一般的な脚の長い椅子だとテーブルがないと不便ですが、座椅子の場合は床との距離があまりないので、床に食べ物や飲み物、使用する物などを置いても問題なく、テーブルが無くても平気です。
一般的な椅子は高さがあるので、テーブルがないと食べ物や飲み物を置くところが必要になり、床に置くわけにもいきません。
ですが、座椅子ならテーブルがなくても問題なく、その点も座椅子の良いところになります。
自宅に座椅子が一つでもあれば快適に過ごしやすくなります。
メリット4.コタツとの相性が良い
ソファや一般的な椅子では、コタツに入ることができません。
ですが、座椅子なら座る位置が低いので、コタツに入ることができます。
そのため、コタツが好きな方に座椅子はおすすめです。
座椅子に座って温かいコタツに入り、みかんを食べながらゆっくりとくつろぐのも良いでしょう。
座椅子にはデメリットもある
ここまで、座椅子の良いところを紹介してきましたが、座椅子にはデメリットもあります。
そのデメリットの一つは、座る姿勢が悪くなりやすいことです。
座椅子の背もたれにもたれかかっていると、次第に身体が滑り落ちてしまうことがあります。
そのような姿勢は、腰に大きな負担がかかり腰痛の原因になります。
また、始めから浅く座って背もたれに背中を預ける方もおり、それが原因でヘルニアを起こす人もいます。
座椅子は楽に感じることのできる椅子ですが、姿勢が悪くなりやすい椅子でもあります。
そのため、座椅子に座る時は注意が必要で、なるべく深く座って背すじを伸ばすと良いでしょう。
しかし、背すじを伸ばしていると、リラックスできずに逆に疲れてしまうという方もいることでしょう。
その場合は、背すじをしっかり伸ばそうとするのではなく、伸ばし気味にして、背もたれに背中を軽く預けると良いでしょう。
そうすることによって、腰にかかる負担を少なくすることが可能になります座る姿勢が悪くなると食べ物の消化も悪くなるので、座椅子に座っている時は姿勢が悪くならないように注意することが大切です。
まとめ
座椅子には、リラックスして座ることができることや、横になることができる、運びやすいことやコタツとの相性が良いなどのメリットがあります。
このように魅力的なメリットがあることから、座り方によっては腰を痛めやすいといわれていても、愛用している方はたくさんいます。
座り方に注意すればデメリットをカバーすることが可能なので、座椅子を一つも持っていない方は一つ購入してみてはいかがでしょうか。