腰痛対策は椅子が命?腰痛持ちが語る腰痛対策椅子のポイントと座り方
腰痛を持っている方は椅子を変えると、その腰痛が改善することもあります。
また、良い椅子を使えば腰痛にもなりにくくなりますので、腰痛を予防したい方も椅子を選んでいきましょう。
今回は椅子選びのポイントを3つに絞って解説をしていきます。
腰痛を良くするために購入を検討している人は、ポイントを参考に選んでみて下さい。
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私も椅子が原因で腰痛に
腰痛と椅子は密接に関係があります。
と言うのも、私も椅子が原因で腰痛になったことがあるからです。
私の場合はWEBライターとして仕事をするようになった矢先に、椅子が原因で腰痛になりました。
WEBライターになりたての頃に、一日12時間くらいパソコンの前に座って仕事をし続けたのですが、そんな生活を3ヶ月継続したら体に異変が起きました。
その異変が腰の激痛です。
普通に座っているだけで腰が痛くなり、長時間座っていられなくなりました。
そして私は、長時間座っているのは腰に大きな負担がかかるのだと身をもって体験しました。
ですので、独立してWEBライター等のフリーランスとして働く方や、デスクワークが多い仕事をされる方は、腰痛には十分気を付けて下さい。
私は腰痛が酷くなり、そのときは整骨院通いになりました。
整骨院でマッサージを受ける治療をすることになったのですが、腰痛が良くなるまでに一ヶ月以上かかりました。
腰痛になると、座ることもままならなくなるので本当に大変です。
また、マッサージを受けて回復しても、完治することはなく、長時間座っていると時々腰が痛くなりましたし、酷いときは腰の神経がやられたことで背中までピリピリと痺れるようになりました。
本当に腰痛になると地獄を味わうことになります。
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バランスボールはダメだった
また、そのような腰痛の症状が出た時に、私が行った最初の腰痛予防策がバランスボールを利用するものでした。
ネットで腰の痛みについて調べていると、バランスボールを使うと腰の痛みが緩和されるという口コミがあり、それを信じて購入したのです。
バランスボールは二千円もしない金額で直径の大きなものが買えましたし、とてもお買い得でした。
バランスボールの上に座ると、確かに座った時のクッション性は最高に良く、腰をバランスボールの上でグリグリ動かせるので、一点に負担がかからず腰の痛みは感じなかったです。
ただ、バランスボールは背もたれが付いていませんので、WEBライターとして長時間その上に座って仕事をしていたら、普通の椅子に座るのと変わらず腰が痛くなりました。
短時間なら、バランスボールは腰痛対策の椅子代わりになるかも知れませんが、背もたれがないので長時間の作業にバランスボールは不向きだった訳です。
壁に背をつけて、壁を背もたれ代わりにしてバランスボールに座る方法も試しましたが、やはり長時間作業はキツく、やっぱり椅子が一番だと私は思いました。
ネット上では腰痛にバランスボールという声もありますが、長時間作業には適さないと思いますので、購入はよく考えましょう。
腰痛改善をするなら椅子の見直しが良い
そして、バランスボールが全然ダメでしたので、私は普通に椅子を見直す事にしました。
今まで使っていたのは、五千円くらいのデスクチェアーでしたが、ちょっと奮発して良い椅子を購入しました。
価格は約二万円したのですが、座り心地が普通の椅子とは全然違い、腰全体を包み込むような座り心地で本当に良かったです。
新しい椅子に買えたら、長時間のPC作業による腰の痛みも少なく、腰痛がどんどん消えていきました。
椅子が違うだけで本当に違いますので、座り仕事をよくされる方は椅子を見直したほうが良いです。
おすすめの椅子のポイント
現在は、良い椅子を見つけてそれを使い続けているのですが、その椅子に辿り着くまでに、色々な椅子を試して分かったことがありますので、以下腰痛対策に良い椅子のポイントをまとめます。
腰痛対策椅子選びの真っ最中という方は参考にしてみて下さい。
背もたれは絶対あったほうがいい
バランスボールでこりた私の結論です。
特に長時間のPC仕事をするなら必須と言えます。
背もたれがないと、腰から上の体重を逃がす場所がありませんので、ダイレクトに腰に体重がかかります。
高さ調節
椅子の高さ調節も重要です。
椅子の高さが調節できないと、パソコンの画面が見づらくなったり、変な姿勢で見たりすることになってしまいます。
また、高さを調節することが出来れば、坐骨を立てて腰をピーンと伸ばした姿勢の良い状態で座る事もできますので一石二鳥です。
座面は広く肘掛けは取り外しや収納出来るものが良い
座面についてはなるべく広いものを使ったほうが良いです。
座面が狭いと椅子の上で色々なポーズや姿勢をとる事が出来なくなり、腰への負担を減らせなくなります。
また、肘掛けも同様で、それがあると座り方が固定されてしまうので取り外しや収納出来たほうが良いです。
腰への負担を減らす座り方
ちなみに座り仕事で使う、腰痛対策用の椅子を選ぶ時に座面が広いと次のような様々なポーズや姿勢をとることが出来ます。
ずっと同じ体勢だと、腰の同じ部分に体重がかかり続けることになりますので、定期的に座っている時の姿勢を変えましょう。
姿勢を少し変えるだけで、腰の負担がかかる場所を変える事が出来ます。
坐骨を立てて座る
普通の座り方です。
ただ、腰痛を軽減させたいなら、この坐骨を立てて座る事はとても大切なことと言われています。
坐骨を立てて座ることで、頭から腰にかけて綺麗なS字カーブが描かれ、腰の変な場所に負担がかからなくなります。
そして、この坐骨を立てて座る状態から始まり、長時間作業で腰が痛くなったら次のようにどんどん姿勢を変えていくのがおすすめです。
背もたれへの寄りかかり
坐骨を立てて座る方法は腰に負担が掛からないからと言っても、長時間同じ姿勢なら腰が痛くなってきます。
そうなる前に、背もたれへ背中を預け腰に負担がかかる部分を変えて見ましょう。
足を組んで座る
椅子の上で左右の足を交互に組んで座ることでも腰にかかる負担の分散が出来ます。
片膝を立てる
座面の広い椅子の場合はこれが可能です。
左膝、右膝を立てれば足裏に体重の多くを載せられます。
片手を座面につける
片手を座面に付けると、体重の一部を手に分散できます。
こちらも座面の広い椅子だからこそ出来る技です。
半あぐら座り
そして、個人的に気に入っているのがこの姿勢です。
片足を座椅子に立てるのではなく、あぐらをかくように折りたたみ座ります。
もう片方の足は折りたたんだ足の上を通り、地面に付く感じです。
この半あぐら座りは意外に腰に負担が掛からない座り方だと思いますので、腰痛を持っている方は一度やってみて下さい。
おすすめです。
悪い椅子を使うと姿勢も悪くなり集中力も落ちる
以上のようなポイントを押さえて、腰痛対策椅子を購入し、座り方を工夫して腰痛対策をしていきましょう。
また、悪い椅子を使うと姿勢が悪くなりやすく、集中力も落ちてしまいますので、椅子に座って仕事をされる方はお金をはたいてでも良い椅子にしたほうが良いです。
その他、腰痛対策椅子としてゲーミングチェアやリクライニングチェア、エルゴノミクス(人間工学)チェアもおすすめです。
ゲーミングチェアは、プロのゲーマー向けに開発されている椅子で、長時間椅子に座ってゲームをしても疲れないような仕様になっています。
大きな背もたれやクッション性も良い物も多く、腰への負担もかかりにくいので、迷ったらそんなゲーミングチェアも見てみましょう。
リクライニングチェアやエルゴノミクス(人間工学)チェアも、腰痛対策椅子として一般的によく使われていますので検討してみる価値はあります。
まとめ
椅子に座って長時間仕事をされる方は、椅子が原因で腰痛が起きるリスクが高くなります。
実際私も椅子が原因で腰痛持ちになりましたので、座り仕事をされる人は要注意です。
ただ、椅子を変えるだけで簡単に腰痛対策が出来ますので、早めに椅子を変えて対策をしておけば、腰痛になったり痛みが強くなったりして困る事を少なく出来ます。