姿勢の乱れを悪化させない！正しい寝姿勢と体に合った枕の重要性
人工知能が搭載された家電まで出てきた現代、人間の生活はどんどん便利になって動かなくてすむようになりました。
パソコンやスマホを使った作業の占める割合が増えてきて、猫背やストレートネックの人も多いです。
このような姿勢の乱れは日中の活動時だけではなく、寝ている時の姿勢も関係しています。
そこで、姿勢を乱さずに寝られる方法や適した枕について紹介しましょう。
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姿勢が乱れている人が取りがちな寝姿勢
猫背やストレートネックの人は体にゆがみが出ていて、そのせいで仰向けで寝るのが辛くなってきます。
姿勢の乱れから、自分の体が楽になる寝やすい姿勢で寝る傾向があります。
横向きで猫背がますますひどくなる
猫背やストレートネックの姿勢の特徴は、背中が丸まっていて肩が前に突き出したような姿勢です。
横向きに寝るとさらに背中を丸めやすくなり、肩が内側に巻き込む形になってしまいます。
巻き肩になると首も自然にゆがみが生じてきて、ストレートネックになりやすいです。
起きている時の姿勢が寝ている時にもさらに悪化してしまって、肩こりや首の痛みが出やすくなります。
うつ伏せで首のゆがみが悪化しやすい
うつ伏せ寝だと枕に顔をうずめることになり、どうしても呼吸しにくくなります。
呼吸を楽にするために体はうつ伏せのままで首だけ横を向ける姿勢になりますから、首のゆがみが出やすくなります。
首周りに負担がかかってしまいますから、肩こりや首のこりが悪化しやすいです。
首のゆがみが全身のゆがみにもつながり、腰痛などの下半身の体の不調を抱えることにもなります。
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仰向けで寝て枕などで姿勢をカバーする
猫背やストレートネックなどの悩みを睡眠中に悪化させないためには、やはり仰向けで寝るのがおすすめです。
体のゆがみがある状態で仰向けの正しい姿勢を取ると、体に痛みが出て寝にくいなら、枕などを上手に活用しましょう。
ひざを曲げて体のゆがみをカバーする
猫背の場合、背骨が丸くゆがんでいますから、伸ばされる状態になる仰向けだと痛みが出てしまうこともあります。
腰痛などの痛みで睡眠の質が下がってしまわないように、腰や背中にかかる負担を和らげてあげましょう。
ひざを軽く曲げて寝るだけで、腰などにかかる負荷を減らすことができます。
姿勢に違和感を感じるなら、ひざの下に枕やクッションなどを入れて、負荷を分散させてあげると楽になります。
腰との隙間を埋めて正しい寝姿勢を
腰が反っていると、仰向けに寝ると寝具と腰の間に大きな隙間ができてしまいます。
これをクッションや枕、バスタオルなどで、カバーしてあげましょう。
腰が浮いた状態にならずにしっかり密着するようになりますから、腰や背中などへの負担を減らすことができます。
姿勢を正したり腰痛緩和にもなりますから、隙間の高さと合ったアイテムを活用しましょう。
枕を首の下に入れて首のゆがみを緩和
普段から前傾姿勢を取りがちな方は、仰向けに寝ると首と枕の間に隙間ができてしまいます。
これが肩こりや首のこりを起こしたり、さらに姿勢を悪化させてしまいます。
そこで、いつもは頭の下にある枕を首の下に入れてあげましょう。
首のゆがみが起きにくくなりますし、肩や首周りの筋肉のこりを緩和してくれて、肩こりや首こり対策ができます。
姿勢を正すサポートにもなりますし、手軽に行えるのがメリットです。
正しい姿勢で寝やすくなる枕選びのポイント
猫背やストレートネックを改善するためには、やはり枕選びが重要です。
姿勢を悪化させずに、自然な背骨や頚椎が自然なS字カーブを描けるものを選びましょう。
柔らかすぎないやや硬めのタイプ
枕の硬さはとても重要です。
柔らかめのものは寝た瞬間の寝心地はいいのですが、頭が沈み込みすぎて正しい姿勢を保ちにくいです。
寝返りを打ちにくくなりますから、全身の疲労が起きやすくなります。
硬さは柔らかすぎないやや硬めタイプを選ぶようにしましょう。
あまり硬すぎると肩こりや首こりの原因になりますから、適度な硬さがあり頭や首をしっかりサポートしてくれるものがおすすめです。
自分の体に合った高さのタイプ
枕は高すぎても低すぎても睡眠を妨げたり、体の不調を招いてしまいます。
自然なS字カーブが描ける高さで、布団との間に隙間ができないものがベストです。
枕をして寝て頭が沈み込んでいる状態で、体の位置よりも3、4cm頭が高くなる枕がその人に合った高さです。
自分ではよくわからない場合には、寝具売り場で店員に見てもらうと的確なアドバイスがもらえます。
肩や首をサポートできる大きさやデザイン
体にゆがみがなく立っている時の正しい姿勢を、仰向けに寝ても取れる枕がベストです。
首や肩などをしっかりサポートしてくれる大きさがあり、衝撃などを吸収して体への圧がかかりにくくなっているものを選びましょう。
また、ストレートネックの場合には首と枕の間にどうしても隙間ができやすいです。
今はストレートネック用の枕も売っていて隙間を埋めるデザインになっていますから、それを選ぶのもおすすめです。
首を正しい位置にキープしてくれて、体のゆがみや血行が阻害されませんから、安眠効果が高くなります。
猫背やストレートネックにおすすめの枕
猫背やストレートネックなど、姿勢に乱れがある方でも肩こりや首こりを起こさず、ぐっすり眠りやすい枕を紹介しましょう。
竹首枕
首のS字カーブをしっかりサポートしてくれて、ストレートネック対策に有効な枕です。
半円形のカーブが首のS字の隙間にちょうどフィットしてくれますから、自然と首のゆがみが取れて正しい姿勢を取りやすくなります。
自然素材の竹ですから安全ですし、天然の殺菌効果や通気性に優れていて衛生的に保てます。
適度な硬さがありますからすぐに壊れてしまうこともなく、耐久性にも優れています。
まずは1日10分くらいから試してみて、徐々に時間を延ばしていけば違和感なくなじめます。
スマートフィットピロー
肩から頭まで、しっかりと包み込むようにサポートしてくれる大きなタイプの枕です。
独自の形状になっていて、負担がかかりやすい首部分はショルダーサポート部がしっかり支えてくれて負担がかかりません。
横幅にもゆとりがありますから寝返りを打ちやすく、横向きに寝ても正しい姿勢を保ちやすいです。
衛生的に保てるように、サポートコア部分以外は枕を丸ごと洗うことができますから、いつも清潔な枕で寝ることができます。
表面と裏面で硬さが若干違っていて、好みによって選べるようになっています。
めりーさんの高反発枕
肩こりや首こり対策専用の枕で、利用者の91.4％が満足しているほどの人気ぶりです。
独自の形状でしっかり首のカーブにフィットしてくれて、猫背やストレートネックの方にもおすすめです。
体圧をしっかり分散してくれて一部分にだけ集中して負荷がかからない設計になっていますから、肩や首の筋肉に負担がかかりません。
機能性にも優れていて、通気性や抗菌、耐久性とどれも高いですから、安心して長期間快適に使えます。
高反発独特の肌触りやサポート力で今までにないほど快適な寝心地ですし、横向きに寝ても正しい姿勢を取れるようサポートしてくれます。
まとめ
猫背やストレートネックなど、姿勢の乱れは全身のゆがみにつながってしまいます。
しっかり体を回復させる睡眠中に影響を与えないためにも、寝方や枕に工夫してみましょう。
最近は高機能な枕も増えていて、寝ているだけで正しい姿勢が取れるようにサポートしてくれるタイプもあります。
1日にうち6時間から8時間は占めている睡眠ですから、症状を悪化させずにしっかり疲れを取ってくれる枕で眠りましょう。