クッションを使った手軽で効果的な腰痛予防や腰痛対策のポイント
腰痛は腰を中心にした痛みであり、酷くなれば日常生活に支障をきたすような状態になります。
腰痛の原因は様々ですが、腰痛を予防するためには腰にかかる負担をできるだけ軽くすることが大切です。
腰痛を引き起こす原因を突き止めてその改善を施すと共に、クッションなどを使って腰をケアするといいでしょう。
腰の負担を軽減するクッションの選び方や、種類にはどんなものがあるかについて書いていきます。
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腰痛対策にクッション利用は効果的
腰痛の予防や対策のためには、正しい姿勢を保つことが重要です。
座っている時間が長い人は、座る姿勢を間違えていると腰への負担が重くなります。
しかし、自分ではなかなか正しい姿勢をとることができず、無理な姿勢や腰に体重のかかる姿勢を無意識のうちにとっている場合もあるでしょう。
そのような場合に、正しい姿勢の保持に役立つのがクッションです。
通常のクッションと腰痛対策のクッション
クッションには、誰もが使用する通常のクッションもあれば、腰痛対策用のクッションもあります。
腰痛の程度によって、選ぶクッションの種類も違ってくるでしょう。
腰痛の予防や軽度の腰痛の場合には、通常のクッションを上手に利用して腰の負担軽減を図ることもできます。
しかし腰痛の程度が大きい場合は、腰痛対策専用のクッションを利用した方が効果的です。
専用クッションは腰への負担を軽減するために開発されたものであり、腰痛対策としてより大きな効果を発揮します。
自分自身の腰痛の程度を判断し、適切なものを選択していけばいく必要があります。
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使用場所や用途によって適切なクッションを選ぶ
腰痛対策のためのクッションは、それぞれの仕事や日常生活の状況によって使用する場所に違いもあります。
会社でデスクワーク中心の人は、長時間椅子に座ることによって腰への負担がかかります。
その場合は、椅子に使用に適したクッションを選択する必要があります。
あるいは、長時間の運転が必要なドライバーも腰への負担が重くなるため、車のシートに使用できるクッションが必要です。
ランバーサポートの効果
「ランバーサポート」と呼ばれるコンパクトクッションは、椅子に固定して腰の負担を軽くする補助をしてくれます。
理想的な姿勢であるS字カーブを維持しやすくなるため、会社で長時間椅子に座って仕事をしている人にとっても負担軽減につながります。
車に乗る時間が長い人にとっても、ランバーサポートを背もたれに固定すれば、腰の負担を軽くして運転を続けることができます。
装着も簡単にできるので使いやすいクッションです。
各メーカーから多様な種類のクッションが製造されている
もちろん、ランバーサポート以外にも、腰痛対策のクッションは実に様々なものが存在します。
各メーカーが色々な腰痛対策用のクッションを製造しています。
椅子の上に置いて使用するクッション、姿勢の歪みを矯正するクッション、骨盤をサポートするクッション、腰に負担のかからない適切な硬さのクッション、そのまま使える座椅子タイプなど、用途や目的、使用場所に応じて特徴を持っています。
綿、ポリエステル、ウレタン、高反発や低反発、通気性の良さやフィット感など、素材の種類にも違いがあります。
クッションを購入する場合は、各製品について記述した説明文をよく読み、どのような人に向いたものかをしっかり確認しておきましょう。
自分の腰痛の原因や程度、クッションの使用場所、大きさやデザイン、価格帯などで総合的に判断することが大切です。
大切なことは、使いやすさです。
椅子に置く場合は、椅子の座面よりサイズが大きいクッションの場合は使いにくくなるため、椅子に収まりやすいサイズのものを選ぶことが適切です。
直接使うものであれば、大きさは特に気にする必要はありません。
毎日使用している中で使いやすい製品であれば、自然な形で腰痛対策や予防につなげていくことができます。
毎日の腰への負担軽減を意識していけば、それが積み重なって効果が上がっていくでしょう。
クッションの価格帯は製品によって様々
クッションの価格帯は様々です。
腰痛対策や予防の専用クッションは、5000円以上かかるような高価格のものもあれば、1000円から3000円代で購入できるリーズナブルな製品もあります。
費用対効果を考えながら吟味するといいでしょう。
クッションは毎日使用するものであるため、できるだけ心地いいものを使うことは大切です。
精神的にも楽になりますし、そのことも腰痛対策にとってプラスになります。
クッションの選び方に迷った場合
使用感については自分で実際に使ってみないとわからない部分があるため、選択が難しい面もあります。
どれが自分に合っているのか判断がつかない場合はどうしたらいいのでしょうか。
店舗で購入する場合は、実際に座ったり触ったりするなどして感触を確かめてみるといいでしょう。
ネット購入の場合は目の前で実物を確認することはできませんが、口コミを参考にすることができます。
多くの口コミがあるということはそれだけ使っている人も多いということであり、その製品のおすすめの判断にもなります。
もちろん口コミが少ないからといって品質が悪いという意味ではありません。
高額のクッションになればそれだけ購入する人も少なくなるため、口コミの数はどうしても少なくなる傾向が考えられます。
また、販売期間や宣伝状況によっても違ってくるでしょう。
口コミにも高評価もあれば低評価もありますが、それぞれの評価部分については似た意見も多くあります。
メリットもデメリットも多くの人が指摘している場合であれば、自分自身が使用した場合もそれを感じる可能性が高いと判断することもできます。
それに比べて、一人しか述べていないような意見であれば、その人の個人的色合いが強いため、製品の正確な判断材料として不足している部分があります。
そういったことも考慮しながら口コミの内容を判断していくのもいいでしょう。
使用場所を考えたデザイン選択
自宅で使用する場合は個人の好みでどんなデザインでも選択可能ですが、職場での使用を考える場合はデザイン的にもそれに合ったものを利用する方が使いやすいです。
職場にもよりますが、一般的にはあまりに派手なものや大きなものになると職場では使いにくい面があるため、使用場所を考慮して選ぶ必要もあります。
寝具としてのクッション利用も効果的
腰痛を抱えている人は、日常生活もそうですが、睡眠時間も腰痛に悩まされることが多いです。
腰痛が原因で睡眠不足に陥っている人もいるでしょう。
睡眠の質の向上は心身の健康につながり、ストレス解消のためにも必要なものです。
精神的な負担が腰痛の症状を重くしている場合もあります。
快適な睡眠を維持できれば、身体的な負担軽減は当然のこととして、精神的にも腰痛改善に良い影響を及ぼすでしょう。
クッションを使って正しい寝姿勢を維持する
腰痛を抱えている場合は、腰に負担のかからない寝姿勢が大切です。
通常のクッションを使って、正しい寝姿勢を維持しやすいようにすることができます。
横向きの体勢で、両膝の間にクッションを挟んで寝ると、腰の痛みが和らぎます。
S字の体勢を意識し、体をやや丸めるような形にするといいでしょう。
仰向けで寝ている人の場合は、膝の下にクッションを挿入すれば、腰の負担を軽減することができます。
特別なクッションではなく普通のクッションを使って手軽に行うことができるため便利です。
気持ちのいいポジションを自分で見つけながら行っていくといいでしょう。
まとめ
腰痛の程度は人それぞれですが、症状によっては通院をして治療する必要もあるでしょう。
早く症状を改善させるためには、治療と共に日常生活の中で自分ができる腰痛軽減の手段をできるだけとるようにすることが大切です。
また、今は通院するほどの症状ではなくても、腰の負担をそのままにしておくと将来腰痛がひどくなる状況も考えられます。
予防という観点からも、日常生活の中で通常のクッションや専用のクッションなどを利用して腰に優しい環境を作っていくことが大切です。