自分に合った枕で快眠を、オーダーメイド枕を作るときのポイントとは
睡眠において枕は非常に重要な役割を持っています。
睡眠中に体全体の体重を頭や腰などで支えているため、自分に合った枕を使わない首を痛めることもあり、自分に合った枕を選ぶ必要があります。
最近では自分の体に合った枕をオーダーして作れるお店も増えてきています。
今回はオーダーメイドで枕を作るときのポイントについて紹介していきます。
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市販品よりもオーダーメイドがおすすめ
市販品の枕でも十分頭の位置を調整して快眠することができますが、オーダーメイドの枕もおすすめです。
オーダーメイドの枕はできるまでにある程度時間がかかりますが、じっかりと自分の体形に合わせて作ることができます。
市販品よりも費用もかかりますが、快眠を手に入れたいのであれば自分に合ったオーダーメイドの枕がおすすめです。
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オーダーメイド枕を作るときのポイント
枕の重要性やオーダーメイド枕の良さなどをここまで紹介してきましたが、続いてはオーダーメイド枕を作るうえで注意するべきポイントについて紹介していきます。
実店舗でオーダーする
オーダー枕を作るうえ気を付けたいポイント一つ目は実店舗でオーダーすることです。
ネット上でもオーダー枕を注文することも可能ですが、それでは自分に合った枕ができるかわからないためおすすめできません。
実店舗であれば枕に関して詳しい専門家がしっかりと計測して枕を作っていくため、体に合った枕を作りやすいです。
また、実店舗であればフィッティングして微調整しながら枕を仕上げていくことができますが、ネットではそれができません。
オーダー枕を作る場合は時間を作って実店舗で微調整しながら作っていくのがベストです。
硬すぎ素材は使わない
オーダー枕を作る場合、枕に使う中材を自由に選ぶことができます。
中材にはたくさんの種類があり、柔らかい素材から硬い素材まで自由に選んで枕を作り上げていきます。
しかし、硬すぎる素材を使うのはおすすめできません。
硬い素材を中材として使うと首や後頭部に強く圧力がかかり、血流が悪くなってしびれが出ることもあります。
また、隙間ができやすくなるため枕のクッション性を失ってしまいます。
オーダー枕を作る際に中材は硬すぎる素材ではなく、なるべくクッション性の高い素材を使うのがポイントです。
フィッティングするときはできるだけ寝るときと同じ感じで
オーダー枕を作るときは測定とフィッティングを何度か行っていきながら作り上げていきます。
そのため、フィッティングと測定を行いやすい服装や髪形で店舗へ行くのが理想です。
また、できるだけ寝るときと同じような服装や髪形であれば寝ているときと同じ状況を作れるため、できるだけ寝るときと同じような感じでフィッティングするのが理想です。
固定しすぎる形は避けるのがベスト
オーダーメイドを作るうえで形にも注意が必要です。
ある程度頭が固定できる枕が理想ですが、固定してしまうと寝返りを打ちにくくなってしまうため、寝返りの打ちやすい形も打ちやすい形を選ぶのがおすすめです。
寝返りができないとエコノミー症候群と似た症状が出る場合があります。
アフターサービスは要チェック
お店を選ぶ段階で確認しておきたいことは枕が完成した後のアフターサービスです。
枕が完成してから実際に使ってみて不具合が出た時に再調整をすることができるかどうかは非常に重要になってきます。
また、市販の枕も同様に言うことができますが、枕を使っているうちに中材がへたってきます。
そのような場合に中材の交換をしてもらうことができるのかもしっかりと確認しておきましょう。
また、アフターサービスを受けられる期間と、アフターサービスにかかる費用もしっかりと確認しておきましょう。
オーダー枕が完成してから2週間は様子見を
オーダーメイドの枕が完成して使い始めて2週間は問題がないかしっかりと確認していきましょう。
新しい枕にすると寝心地が大きく変わってくるため、最初はどうしても違和感があります。
使っていく中で少しずつ慣れてきますが、2週間近く使い続けて違和感があるようであれば、中材の再調整などを行ってもらうのがおすすめです。
オーダーメイド枕を作れるお店5選
オーダー枕を作るうえで重要なポイントについて紹介してきましたが、実店舗で計測して作れるお店はどこがあるでしょうか。
じぶんまくら
じぶんまくらは株式会社タナカふとんサービスが展開しているオーダー枕を作れるブランドです。
約3万円程度で自分に合った枕を作ることができます。
中材はつぶ綿やコルマビーズ、備長炭やそば殻など全8種類から選ぶことができます。
枕の制作において専門のスタッフがフィッテングスリーパーというシステムを使って計測しながら作り上げていきます。
また、アフターサービスも充実しており、製品自体の寿命がくるまで何度でも無料メンテナンスを行ってくれます。
さらに購入店舗以外でもメンテナンスを行うことができ、全国に100店舗以上あるため、よく引っ越しをする人でも安心して利用することができます。
FIT LABO
FIT LABOは西川リビング株式会社が展開するオーダー枕を制作しているブランドです。
価格も低価格で、約2万円で自分に合った枕を作れてしまいます。
FIT LABOの一番の特徴が地場の寝具店と提携してブランドを提携しているということです。
ただし、しっかりと技術と知識を持った店舗でのみと取り扱いが可能なため、安心して頼むことができます。
アフターサービスは10年間無償でフィッティングと中材の調整を行ってくれます。
まくらぼ
まくらぼは太和屋ふとんが展開するオーダーメイド枕のブランドです。
10種類の中材から選ぶことができ、8個に分かれた中材ポケットに量を調整しながら詰めていくことで高さや硬さなどを調整していきます。
アフターサービスも充実しており、永久的に無料でメンテナンスを受けることができます。
中材の素材を別のものに変える場合は料金がかかりますが、同じ素材で中材を変える場合やフィッティングを行う場合は無料で行ってくれます。
ホームページから購入可能で、実店舗でオーダーする場合は予約が必要です。
ロフテー枕工房
ロフテー枕工房はマットレスで有名なエアウィーブが手掛けるオーダー枕のブランドです。
中材や大きさによって価格が大きく異なり、1万円台から3万円台まで取り扱っています。
中材として扱っているのは3種類で、5つに分かれたユニットに入れる中材の量によって高さなどを調整していきます。
ロフテー枕工房で購入した枕は到着後30日以内であれば返品が可能です。
ピロースタンド
ピロースタンドは400年以上の歴史を有する老舗寝具メーカーの東京西川が展開するオーダー枕ブランドです。
1万円程度の低価格なものから3万円程度のものまで幅広く展開しており、専門スタッフがフィッティングを行っていきながらオリジナルの枕を作り上げていきます。
アフターサービスとしての再調整は1年間行っており、プレミアム素材を使った枕のみ2年間何度でも無料で再調整を行えます。
まとめ
今回は専門店などで枕をオーダーメイドで作るときのポイントについて紹介してきました。
睡眠時の頭の位置を調整する枕は非常に大きな役割を持っています。
オーダーの枕であれば寝てる時の頭の位置をしっかりと調整して作れるため、首を痛めることが少なくなります。
オーダーメイドで自分に合った枕を作り、快眠できる枕を手に入れましょう。