椅子に座っての仕事で腰痛、軽減できるストレッチとか豆知識が知りたい
特に腰を壊しているわけでもなく、特に何かのトラブルを抱えてもいないけど、仕事柄どうしても長時間椅子に座っているので辛いと感じる人、多いですね。
この椅子に座るという姿勢、実は腰にかかる負担が大きいので、できれば長時間は座らないほうがいいのも事実なのです。
でも仕事なら、こればかりはどうしようもありませんね。
この手の腰痛、なには軽減回避の手段はあるのでしょうか。
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椅子に長時間で何故腰痛が
椅子に長時間座るって、立っているよりもずっと楽じゃないか、と立ち仕事の人には言われてしまいますね、しかしこの椅子に座るという姿勢、脚に負担がかからないのは事実ですが、その代りに腰への負担が大きいのです。
横から見るとはっきりしますが、上半身の体重は腰の部分にどっかりと載っていますね。
脚は休めていますが、腰は休めてはいないのです。
一見楽に見える座るという姿勢ですが、楽なのは脚だけと言うことなのです。
腰や坐骨、お尻への負担は本当に大きな姿勢なのです。
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椅子に座っただけで腰痛の人もいる
椅子に座って腰痛というのはこれ以外と多くの人が経験しています。
長時間座り続けると、腰も痛くなるし脚の付根もなんとなく辛くなってくること、ありますね。
でもそれだけでなく、椅子に座るという姿勢をとっただけで腰痛を感じる人も、勿論いるのです。
この場合は何らかの身体のトラブルが原因、ということもあります。
腰の部分や背骨のトラブルが、座るという姿勢を拒むのですね。
筆者の場合、椎間板ヘルニアでこの状態を経験しました。
座るという姿勢で出来る背骨の角度が、ヘルニアを刺激したらしくひどく痛んで座れなかったのです。
座れてもせいぜい5分、それも棒を飲み込んだように真っ直ぐな姿勢で、浅く座ることしか出来ませんでした。
椅子に座って休憩、という言葉が虚しく響いたものです。
まあこういう場合は、専門家への相談をまずしたいものですね。
自宅で椅子に座って腰痛が起きるなら
椅子に長時間座って腰痛が起きるなら、これは座り続けないのが一番の対策になります。
自宅での作業の場合、こまめに立ち上がって用を足してみたり、立ち上がって何かをしたりする理由を作っておくのです。
例えば、手元に一切飲み物や食べ物を置かずに、何か欲しくなったら取りに行かなくてはならない状況を作ってしまうのです。
何から何まで用意しておくと、座りっぱなしになりますが、わざと用意しておかないのは実際、座り続けることができなくなるのでおすすめです。
この、お茶やお菓子を完全に用意して置くということ、仕事だけでなく動画鑑賞などの時にも注意が必要ですね。
テレビの場合はCMが入るので何とかなりますが、ビデオなどだとつい立ち上がらずにそのまま最後まで見てしまいます。
しかもそういった時のリラックスできる椅子、ソファなどだと姿勢も崩れるので、余計に腰に負担がかかってしまいます。
楽しく映画鑑賞した後に腰痛と言うのは、できれば回避したいものですね。
自宅での椅子に座る状況が長くなりそうな場合、ちょこちょこ立つ理由を作っておくと、腰痛回避につながります。
会社などで仕事で長時間座る場合
これはなかなか難しいものです。
仕事に集中していると、気がついたら数時間座ったままで背中を丸めていた、などということもあります。
背中が丸く猫背になると、余計に腰への負担が増えます。
姿勢の悪さから、腹筋や背筋が働かなくなるので、腰に直接体重がかかってしまうのですね。
これが一番問題の、腰痛の原因になります。
とは言っても会社だと、あまり頻繁に立ち上がるわけにも行きません。
昔は煙草休憩などという、ちょっとした休憩の理由が持てましたが、これも今ではいささか肩身の狭い物になりました。
なのでやはり、こういった場合は目立たないような、軽いストレッチをして腰痛回避がおすすめです。
会社でもあまり目立たずに出来るストレッチを
流石に会社で、仕事時間中にラジオ体操とかを始めることは、出来ません。
でもちょっとした工夫で、簡単なストレッチも出来ます。
まずは時間を区切ることから
腰痛回避に軽いストレッチと思っても、ふと気がついたら長い時間同じ姿勢で夢中で仕事をしていた、結果やはり腰が痛いでは何にもなりません。
なのでまずは、時間を決めてちょっとした身体伸ばしのタイミングを作ってしまいましょう。
この時間決めですが、スマホや携帯のタイマー機能を使用するのがおすすめです。
仕事用でなくプライベート用のものを使用してください。
バイブ状態でポケットに入れておけば、時間に気がつくことが出来ます。
この時、仕事のキリの良いところまでと頑張らずに、できるだけ即ストレッチに移ることが大事です。
仕事の電話中とか上司との打ち合わせ中でない限り、サクッと気持ちを切り替えてみませんか。
うっかりした自分を演出してみよう
あ、またペンを床に落としてしまった、傍から見たら、あの人うっかりしてるねえと見られがちな、何か物を落としてしまう行動です。
しかしこれを口実に、ストレッチが出来ますね。
デスクの下に潜って探しものをすれば、脚はしゃがむことでスクワットに近い動きが出来ます。
そこまでしなくても、椅子に座ったままで前屈して探しものをすれば、背中のストレッチに加えて腰への負担が軽減できます。
出来たらこの時、真下だけでなく左右に、あっちかなこっちかなと言う感じに身体をねじって前屈すれば、一層大きくストレッチが出来ておすすめです。
睡眠不足と思われても
仕事中に大きく伸びをすると、昨晩遅かったのかとか、飲みに行ったのかなどとからかわれるかもしれません。
でもまあ、そんなところさと返しつつ、大きく伸びをしてしまいましょう。
腕を上げて伸びができれば、顔も天井に向けて伸びをするのがおすすめです。
腕と顔を上に上げると、背骨も引っ張られて伸びますので、縮んでいた背骨の軟骨の部分も負担が軽減されます。
また丸くなっていた腰や背中が一時的にでも伸びますので、腰痛軽減にも回避にも役立ちます。
頭の重量はかなりありますので、この顔を上に向けるという行動は背骨への負担を減らしてくれますので、おすすめです。
大きく伸びが出来ない場合、時々何かを考えるふりをして、顔だけ天井に向けるというのも手ですね。
誰かに呼ばれたら身体をねじるチャンス
上司に呼ばれた時はそうも行きませんが、同僚に呼ばれた時などは、椅子ごとではなく身体をねじって応対してみましょう。
つい面倒だしと、椅子をクルッと回して応対する人は多いです。
しかしここで、椅子の向きはそのまま身体をねじって呼んだ人の方を振り向けば、腰椎のねじり運動ができます。
ここを左右にねじると、座ることで詰まっていた腰椎の動きが出来ますので、腰痛には効き目があるのです。
ただできれば、片側だけでなくねじる方向は左右均等に行いたいものですね。
身体の癖で、放って置くと何時も同じ方向に振り返ってしまうものです。
この一方向のねじれもまた、腰痛の原因になります。
ねじりにくい方にわざとねじる、というのも結構効き目がありますので、覚えておくことをおすすめします。
お茶くみは体を動かすチャンス
近頃では昔のように、お茶くみ当番というものは減ってきました。
各々好きな時に好きなものを自分で煎れる、というのが当たり前になりつつあります。
しかし時には、ついでだからといって他の人の飲み物も用意してみる、これも腰痛回避の運動の一つにできます。
自分のだけを煎れるよりも時間もかかりますので、その間座ることによっての腰への負担が減るわけです。
まとめ
椅子に長時間座っての腰痛は、非常に厄介なものです。
これが何かのトラブルが原因なら、医師の指導などを尊重しなくてはなりません。
しかし単に、長時間の同じ姿勢で固まったように痛むなら、ちょっとしたストレッチで回避軽減ができるものです。
他にも色々と、立ち上がったり、座ったままで理由をつけてのストレッチは出来ます。
考え出すとこれが結構面白いので、腰痛回避のためにも頭の体操にも、やってみてはいかがでしょう。