腰痛を改善するためには骨盤の歪みのタイプを知ることも大事
腰痛になる原因として骨盤の歪みがあげられます。
体の中でも中心にありますので、やはり少しでもズレがあったりするといろいろなところに影響がでてしまうのかもしれません。
ただ歪むといってもいろいろなタイプがありますので、自分がどれにあてはまるか把握しておくといいでしょう。
歪み方によってはそのほかにも症状があらわれる場合がありますし、対処の仕方も違ってきます。
体の中心にある骨盤
骨盤は体の中心にあり、上半身と下半身の両方に影響を及ぼす大事な場所にあります。
骨盤自体は仙骨、寛骨、尾骨の3つからなっていますが、強固に結びついているわけではなく関節と筋肉、じん帯でつながっているだけですので、どうしても歪みが生じてしまいやすいようです。
歪んだことに気が付かないでいると、体を動かすたびに筋肉がひっぱられたりするため腰だけでなく体のいたるところで不調を感じるようになるでしょう。
通常骨盤の形は逆三角形をしていなければいけませんが、どこかが歪んでしまうとこの形が崩れるため四角くなってしまったりいびつな形に変化してしまう場合もあります。
骨盤には上半身の背骨の他、下半身の大腿骨なども集まっていますので歪みが生じると様々な問題が生じてしまうこともあるでしょう。
そうならないためにも歪みは早めに矯正しておいたほうがいいかもしれません。
骨盤が反っている人
骨盤の歪みといってもいろいろなタイプにわかれています。
普段の生活習慣などが原因で起こってしまうため、その人によって歪み方も違ってくるでしょう。
例えば骨盤が反ってしまっている人もいます。
骨盤が後ろに反ってしまうとお腹周りにも影響がでてきてしまいますが、よくあるのは下腹部がポッコリと出てしまう事でしょう。
またそのほかにもお尻が普通の人よりも突き出た感じになってしまう場合もあります。
スタイルも悪くなってしまうため女性は特に困るのではないでしょうか。
ひどくなると背骨のカーブにも影響が出てしまいますので注意が必要でしょう。
左右に歪んでいる人
骨盤が左右に歪んでしまっている場合もあるでしょう。
左右に歪むと骨盤の形が本来の逆三角形でなく四角形になってしまいますので、お尻の形などにも影響がでてきてしまうでしょう。
本当ならハートを逆にしたようなきれいな形のヒップになるところが、骨盤が歪むことで四角くどっしりとした形になってしまいます。
主に筋力の低下が原因でなると言われますので、普段から体を動かすなどしておくといいでしょう。
スタイル維持にもつながるため、筋力トレーニングなど取り入れていみるのもおすすめです。
またO脚になるのもこのタイプと言われています。
ねじれて歪んでいる人
骨盤がいろいろな方向にねじれてしまっている人もいるでしょう。
前後だけでなく上下の歪みなど複雑に絡み合っているため、腰回りにいろいろな不具合があらわれます。
例えばウエストの位置なども左右で釣り合っていない場合がでてくるでしょう。
パッと見はわかりにくいですが、どちらか一方が上になっていたりするためスカートなどを履くと知らないうちに位置がずれてしまう事もありそうです。
またお尻の形も崩れやすく太ももが太くなる傾向がありますので、そういった点が気になっているなら注意が必要かもしれません。
下半身だけが太りやすい人やウエストの位置が左右で違っている場合は骨盤がねじれている可能性があるでしょう。
ウエスト位置などは鏡の前に立って確認してみるといいかもしれません。
まとめ
腰痛を改善するためには骨盤の歪みを治すといいでしょう。
ただ骨盤の歪みといっても人によって歪み方も様々ですので、自分がどういうタイプに属しているか把握しておくといいでしょう。
骨盤が反っていたり左右にずれている場合、またねじれている事もあります。
まずは自分のタイプを知り、それに適した改善方法を探していくようにしましょう。