妊婦さん必須の骨盤ベルト!嬉しい4つの効果とは
骨盤ベルトは産後に使用するものだと思っていませんか?
確かに産後に骨盤ベルトは効果的なのですが、妊娠中に使用できる骨盤ベルトもあるんです。
妊娠中に骨盤ベルトを着けておくと、切迫早産やお腹の張りなどを予防する嬉しい効果も期待できます。
妊娠中のママに知っておいてほしい骨盤ベルトの使い方や、嬉しい効果をご紹介します。
骨盤が歪んでいると赤ちゃんがスムーズに出てこれない!
産後の骨盤のゆがみに気を配っている女性は多いのですが、実は、妊娠中の骨盤のゆがみこそ予防する必要があります。
自然分娩のはずが赤ちゃんが出てこれなくて、緊急帝王切開になるという話を耳にしたことがありませんか?
難産になってしまう原因の1つに、骨盤のゆがみが関係しています。
正しい骨盤の形だと、赤ちゃんはくるくる上手に回りながら出てくることが出来るのですが、骨盤が歪んでいると出口が狭く、赤ちゃんの頭がスムーズに出てこなくなってしまうのです。
赤ちゃんがうまく回転できないと、お産が長引きます。
長引くお産は赤ちゃんとママの体力を大きく消耗してしまいますから、緊急帝王切開になってしまうことがあるのです。
妊娠中のマイナートラブル予防にも骨盤ベルト
妊娠中に起こりやすいマイナートラブルの一つが、妊娠高血圧症候群。
血液の流れが悪くなってしまうせいで、胎児発育不全や胎児機能不全など赤ちゃんの成長にも大きくかかわってくる症状です。
妊娠高血圧症候群を予防するためには、血液循環を良くするのが一番。
ここでも骨盤ベルトが役に立ちます。
骨盤を正しい位置で支えてあげると、腸の位置が安定して、血液の循環がスムーズになるのです。
胎盤の中にも新鮮な血液を送ることが出来ますから、あかちゃんにも栄養がたっぷり行き届きます。
血の巡りを良くすることはマイナートラブルを防ぐのはもちろん、赤ちゃんの成長にも必要なことだということです。
骨盤ベルトはどう選ぶ?
妊娠中に使用できる骨盤ベルトは限られていますから、まずは妊婦さん向けのものをいくつかピックアップしておくといいでしょう。
実際に使ってみないと分からない部分は多いですが、購入者の口コミやブログなどを見てみるのもいいかもしれませんね。
実際の使用感がわかりやすいです。
また、自分と似た体型の人や、週数が近い人を参考にするのもおすすめ。
商品によってはサイズ交換や返品を受け付けているものもありますから、初めてで不安な場合はそういった骨盤ベルトを選ぶと安心です。
妊娠前のサイズを基準にするのか、妊娠中のサイズを基準にするのかも商品ごとに異なります。
サイズの測り方は骨盤ベルトを販売している会社のHPやパンフレットをチェックするなどして、しっかり確認しておきましょう。
妊娠中にトラブルがあった場合も使用していい?
骨盤ベルトは、基本的には妊娠中の女性の体を守るためのものです。
妊娠経過が順調で、妊婦さん向けの骨盤ベルトを使用しているのであれば問題ないことがほとんど。
ただし、つけていると体調が悪い、もしくは産院で安静などを指示されている場合には、骨盤ベルトを着用しても問題ないかどうか確認すると安心です。
妊娠中の体はとてもデリケートなので、不安に感じることがあれば、どんなに小さなことでも自己判断せずに確認してから実行するようにしましょう。
まとめ
骨盤ベルトは妊娠中の様々なマイナートラブル防止に役立つ心強いアイテムです。
ただし、装着中に違和感を感じたり、産院から安静指示が出ている場合には必ず確認してから使用するようにしてください。
骨盤ベルトの効果を最大限に発揮するためには、骨盤に合ったサイズのものを使用する必要があるので、サイズ交換や返品が可能なものだと安心ですね。