マットレスの換え時ってどのくらいで行うべき?寿命を知るには?
長年愛用しているマットレス、愛着もありますしできるだけ長く使いたいものです。
加えて、新しいマットレスにかけるお金の問題もありますし、古い方の廃棄の問題もあります。
やはりできるだけ長く使いたいものですね。
しかしいつまでも同じマットレス、ヘタってしまったマットレスを使用していると、腰痛だけでなく身体の歪みまで引き起こしてしまうことがあるのです。
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マットレスは健康寝具の代表
マットレスというのは安眠を得るために必須のものです。
安眠熟睡できれば、勿論健康のためにも最高です。
逆を言えば、安眠が出来なくて睡眠不足になっただけで、健康は損なわれてしまうこともあります。
睡眠不足は免疫力も落としてしまいますので、そこは注意しなくてはなりません。
その安眠のためには寝返りを充分にうてなくては、熟睡ができません。
寝相が悪いなどとも言われてしまいますが、実はこの寝相が悪いと言われる人のほうが、熟睡しているのです。
実際怪我などで、寝返りを打つのができなくなると、寝が浅くなるというのは経験した人はよくわかっていることですね。
この寝返りを打ちやすいか打ちにくいかも、マットレスにかかってくるのです。
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マットレスは腰痛の元になることも
マットレスはまた、寝ている時の腰痛にも関係してきます。
合わないマットレスを使っていると、寝ている時の姿勢に無理が出てきます。
その結果、起きた時に腰が痛くなったり、寝ている時に腰痛が起きて目が覚めたり、などということもあるのです。
この腰痛の起こすマットレスというのは、この素材がと断言はできません。
というのも、百人百様で人の身体は違うからです。
またアスリートなどのように筋肉を鍛えている場合と、普通の人の筋肉では強さも質も違います。
なのでマットレスも、アスリートには最適なものでも、普通の人には寝ていて辛いこともあるのです。
自分に合ったマットレスを見つけることが、腰痛回避にもつながるのですね。
これがいい、と誰かが言ってもあくまでもその人にとって最適で、自分にとってどうなのかは使ってみなければわからない、ということです。
年令によっても違いが
加齢というものは、誰にでもやってくる運命です。
アンチエイジングといいますが、完全に昔と同じ身体にするのは、さすがに無理というものです。
どんなに素晴らしいアスリートでも、加齢とともにその筋肉は衰えていきます。
無理をして若い頃と同じように動けば、筋肉だけでなく関節も壊れてしまうことがあります。
こういった加齢によって、それまでちょうどよかったマットレスが合わなくなることもあります。
今まで寝ていて気持ちよかったのに、何となく寝た後の調子が悪い、などという時は加齢からの問題を考えてみなくてはなりません。
残念ながら、不老の身体を持っている人は今のところ、1人もいないのです。
もう1つの可能性というよりこれが一番
以上のような理由で、マットレスが身体に合わなくなって、体調が良くないということは勿論あります。
しかしそれに加えて、マットレスの方の寿命も考えなくてはなりません。
人間と同じで、無機物にも寿命はあります。
耐久性の強いものでも、それでもヘタるのは仕方のないことです。
人間が年をとるように、マットレスも年を取ります。
そしてある時気がつくと、お互いに年をとっていたりするのですね。
でもまあ、マットレスのほうが人間より早く年を取るのは事実です。
そうなった場合、これが原因で寝た後や寝ている間の不調が来ることは勿論、無いとは言えません。
マットレスの寿命はどう計ればいい
しかしマットレスの寿命はどう調べればいいのでしょうか。
勿論マットレスは素材の違いもありますので、そこにも目を向けなくてはなりません。
マットレスの素材がウレタンなどの場合
今一番使われているのが、ウレタン系の素材です。
低反発が好みの人も、高反発が好みの人もいますが、これらを使用している人はかなりの割合です。
実際に身体にフィットして気持ちよく寝られる素材ですし、耐久性もありますので人気があって当然です。
しかし寿命だけは、なんともし難いですね。
この手の素材の場合の寿命は、凹みで判別するのが最も適してます。
人間が寝ている時に、重さが最もかかるのが腰の部分、お尻の部分ですね。
これは仰向けで寝ていても、横向けで寝ていても同じことです。
ウレタン系のマットレスの場合、なのでまずヘタるのはここからです。
このあたりが沈み込んできたら、買い替え時だと思って下さい。
低反発の場合は、体重をかけた後に元に戻るのが特徴です。
しかし朝見ても、マットレスの腰の部分が沈んだままなら、もう寿命ですね。
高反発の場合は、判別はしやすいのでとにかく凹んできたら寿命、ということになります。
スプリングのマットレスの場合
スプリングを使用したマットレスと言えば、ホテルなどで使われているものを連想します。
実際お値段も高めなものが多いので、できれば長く使いたいところです。
しかしまず加齢の徴は、きしみ音に現れます。
寝た時にマットレスがきしむ音が聞こえたら、要注意です。
かなりスプリングが劣化してきていますね。
そして寝た時に、身体にそのスプリングを感じる場合は、マットレスの表面マットが寿命だということです。
まあこの場合は、上に他のマットレスを敷いてとりあえず使用することも出来ますが、実際にへたっていることも事実ですので、買い替えをおすすめしたいところです。
下手をすると、マットを突き破ってスプリングが飛び出してくることもあるのです。
早めの買い替えを、したいものですね。
マットレスの寿命ってどのくらい
では平均的なマットレスの寿命はどのくらいなのでしょうか。
10年というのが1つの目安
マットレスメーカーなどで出している平均寿命は、大体10年が目安です。
10年経ってもし、ちょっとでも劣化の兆候があったら、買い替えがおすすめということですね。
なので新規購入の際は、その後10年を目安にマットレス貯金などしてみるのも、またおすすめになります。
結構値段の張るものですから、早めに次の用意が望ましいですね。
10年保たずに買い替えになる場合も
10年は目安ですが、ここまで保たない場合も勿論あります。
残念ながらどうしてもヘタレ安い素材のものはあります。
低反発ウレタンの場合、その長所が仇になって、ヘタレは早めに来てしまいます。
これは素材の特徴のせいなので、どうしようもありません。
低反発が身体に合う人の場合、早めの取り換えを心においておいて下さい。
また重さの問題もあります。
体重がいささか重めの人の場合、軽い人よりもマットレスにかかる負担も大きくなるのは、これは仕方のないことです。
結果、ヘタレは早く来てしまいますね。
ダブルサイズのマットレスに2人で寝ている場合など、片側だけヘタるなどということもあります。
位置替えをするなりして、うまく使っていって下さい。
そしてこれも大事ですが、値段の安さだけで選んだ場合、やはり素材がいまいちということも無いではありません。
できればしっかりとしたメーカーのものを選ぶのが、寿命の長さにつながることが多いので、おすすめになりますね。
まとめ
愛用のマットレスが年とともに身体に合わなくなってきた場合、その素材自体が使用者の年齢に合わなくなることもあります。
しかしどう考えても、マットレスの寿命のほうが人間よりも早く来ますね。
なので先手を打って、マットレスを購入したらすぐに次のマットレスのための貯金を始める、などして下さい。
安眠のための必須寝具のマットレスです。
しっかりと買い替えて、いい状態で使いたいものですね。