歪んだ骨盤治して腰痛緩和の方法は?
腰痛を感じたので整体に行ったら、骨盤が歪んでいますと言われた方、多いのではないでしょうか。
骨盤が歪むと腰痛が起きる、ひと言で言われてしまうのですがではどういった行動や普段の生活で、骨盤が歪んでいってしまうのでしょうか。
特別な運動とかしていなくても、別に怪我もしてなくても骨盤は歪むものなのでしょうか、実は普段の何気ない行動で歪みを起こすことが結構あるのです。
立っている時に注意
電車などぼんやり止まっている時、また損電車に乗って吊革とかにつかまって立っている時、無意識にどちらかの脚に重心をかけていませんか?
つまり片側だけに体重をかけている、そんなことがないかどうかチェックしてみてください。
これが実は骨盤の歪みを招く結構大きな原因でもあるのです、たかがそれだけでと思うでしょうが、塵も積もればと言うように毎日普通に行っている行動です、それが積み重なって骨盤をゆがめてしまいます。
例えば段ボール箱に入った荷物を片側だけちょっと高くなった場所に置いたら、何日か経つうちにその段ボールの下側が重さで歪んできますね、それと同じことです。
片足重心で立っている時は、かなり無防備に筋肉もあまり使っていないことが多いので、余計に危険なのです。
歩いている時に注意
何時もはいている靴の裏側、チェックしてみてください、外側だけとか内側だけがすり減っていませんか。
これもまた、歩き方の癖で骨盤をゆがめている証拠かもしれません。
もっと悪いのは、片方の靴は内側がすり減っていて、もう片方は外側がと言うケースです。
重心の偏りに加えて歩くと言う行為をしていますので、この偏りが脚の根っこ当たる骨盤に多きく影響することは言うまでもありませんね。
出来るだけ偏りのない歩き方をすることが、骨盤を歪めないで済む一番の方法であることは事実です。
脚の裏の真ん中を踏みしめるような感じで歩くことを、試してみてください。
座っている時に注意
座っている時に何気なく脚を組む、普段の生活ではよくあることです。
しかしこれも、骨盤の為にはおすすめできる行動ではありません。
脚を組むと言うことだけで、骨盤が斜めになってしまうことは明らかですね。
しかも何故かこういうことが習慣になっている方の場合、同じ脚を上に組むと言うことが普通です。
同じ脚を座るたびに組んでいたのでは、骨盤が歪むのも無理はないと言えましょう。
また脚を組むと言う行動自体、背中が休んでいるという証拠でもあるのです、つまり腹筋背筋が休んでいる状態ですね。
これは身体の為にも、筋肉的にも避けたいところです。
ちなみにしっかりと背筋を伸ばして、骨盤を垂直に立てて座っている時は、脚を組もうとしても出来ないのです。
寝ている時にも注意
寝ている時には無意識状態だから注意のしようが無い、とも思えますがずっとあおむけで寝ている人はまずいません、普段起きた時に横向きになっている方が殆どでしょう、どちらを向いているかをチェックしてみてください。
やはりどちらか一方に偏って寝返りを打っているケースが多い事と思われます、つまり身体の歪みがその寝癖を呼ぶかもしくは、歪みを無意識に修正しようとしてどちらかに横向きになって寝ているわけですね。
まあ修正しようとしているのならいいのですが、これも素人に判断できません。
あまり偏っているようでしたら、抱き枕の使用をおすすめしたいですね。
入眠前に何時もとは逆側の横根で、まくらを抱きしめて寝てみてください、何時もとは違う目覚めがあるかもしれません。
まとめ
腰痛の原因が骨盤の歪みと言われた場合、以上のような日常の行動をチェックしてみてください。
どれかあてはまるものがあったら、ちょっとだけ日常生活で修正してみてください。
たったそれだけのことで、とお思いでしょうがこれらのことが大きく骨盤に影響していることもあります。
小さいことですが骨盤の歪みからくる腰痛、これらの行動で楽になることもあるのです。
心当たりのある方、お試しください。