まくらのお手入れが必要な理由と、その方法
洋服や下着は毎日洗っているけれど、毎日使っているまくらは洗っていないという方は多いのではないでしょうか。
まくらカバーをつけているから、洗わなくても大丈夫と思われるかもしれませんが、洗っていないまくらは、実はかなり汚れています。
汚れたまくらに頭や顔を乗せて眠っていると思うと怖いですよね。
枕のお手入れ方法について知っておきましょう。
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洗えるまくら、洗えないまくら
まくらカバーをつけていても、薄い布1枚では汗や皮脂を防ぐことはできません。
まくらカバーを通して、まくらにまで汗や皮脂はしっかりしみこんでしまっているのです。
そのたため、まくらカバーはもちろんのこと、まくら本体も定期的にお手入れしてあげる必要があります。
お手入れの一番簡単な方法は、まくらを洗うこと。
とはいえ、すべてのまくらが洗えるわけではありません。
まずは、手持ちのまくらの素材をチェックしましょう。
洗えるのは、洗えると表記されているポリエステル製のわた、もしくはパイプです。
洗えないのは、洗えるという表記がないポリエステルわた、低反発ウレタン、そば殻、羽毛です。
洗えない素材のものを洗うと、中がカビたり腐ったりする原因になりますから注意してください。
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洗えないまくらはどうする?
洗えないまくらの場合は、干してメンテナンスすることが出来ます。
天日干しに向いているのはそば殻、そのほかの素材に関しては直射日光を避けて陰干しします。
毎日行う必要はありませんが、1週間に1回は干すのが理想的です。
まくらカバーを外して洗うついでに、まくらもお手入れする癖をつけてみるといいかもしれません。
ちなみに、洗えない低反発のまくらを洗ってしまうとどうなるかというと、スポンジがボロボロと破れてしまい、使い物にならなくなります。
洗うものと干すものはしっかり見極めましょう。
洗えるまくらのお手入れ方法
洗えるまくらの場合は、洗濯表示を見て使用する洗剤や洗い方をチェックします。
洗濯機での使用が可能の場合には、まくら本体をネットに入れて、弱めの水流のコースで洗いましょう。
普段通りの水流で洗うと中材を痛めてしまうことがあるので、コース選択で手洗いモード等を選ぶようにします。
まくら本体は軽いので水量が少なく表示されますが、水量はやや多めにした方が枕が傷みにくいです。
脱水後は手のひらで枕を軽くたたいて、中材を均一にしてから天日干しします。
天気が悪いとなかなか乾かないので、晴れの日を見計らって朝一番に洗濯するのがおすすめです。
しっかり乾燥させないと、中がカビたりする原因になり、嫌な臭いの原因になります。
しっかり丸1日天日干しで乾燥させるようにしてください。
面倒ならクリーニングを利用するのもおすすめ
自宅でまくらを洗うのが面倒だという人や、徹底的に綺麗にしたいという場合には枕のクリーニングを利用するという方法があります。
クリーニング店に持ち込んでもいいですし、インターネットの宅配サービスを利用してもいいでしょう。
いずれの場合も、まくら1こあたり3000円~5000円程度かかることが多いようです。
節約しようと思ったら自分で洗うのが手っ取り早いのですが、長年使っているまくらを一度綺麗にしておきたいという場合には、まくらクリーニングもおすすめです。
素材によって価格が変わるので、事前に確認しておきましょう。
まとめ
まくらカバーをつけていても、まくらには汗や皮脂といった汚れがしみついています。
洗濯前と洗濯後のまくらの重量では、100~200gくらい変わることもあるんです。
つまり、それだけ汗を吸収しているということになりますね。
洗えるものは洗濯し、洗えないものは干すなどして清潔さを保つようにしてください。
クリーニング店に依頼することも可能です。