骨盤ベルトで腰痛解消!
妊娠中も産後も、腰の痛みに悩まされる女性は多いですよね。
妊娠中は約3kgの赤ちゃんを支えるので、ひとつひとつの動作が大変になります。
赤ちゃんがぐっと大きくなる時期は、骨盤が押し広げられるのでピキピキっと腰に痛みが走ってドキッとした人も多いでしょう。
産後は今度は腰に力が入らなくなり、立ったり座ったりが辛くなります。
私も骨盤ベルトを使用しました。
そのときの体験談をお話ししたいと思います。
妊娠中は腰帯が大活躍
妊娠5ヶ月くらいの時のおなかは、少し太ったかなくらいの大きさなのでパッと見はあまり目立ちませんでした。
腰がちょっとずつ辛くなってきたのは6〜7ヶ月頃からだったかと思います。
この頃からサラシタイプの腰帯を巻き始めました。
結構長さがあり、最初は巻くのに時間がかかり、少し面倒だなと思っていました。
でも、少しずつおなかが大きくなってきても、巻き終わりの位置さえ調整すれば臨月まで使えるので、理にかなっていてすごいと思いました。
この頃ちょうど冬だったので、コットン100%の腰帯で何層にも腰が守られている感覚はとても心地よかったです。
腰帯を巻く時は
腰帯は、下着を履く前に巻いてました。
おへその下から巻き始めて、背中側を通り、前に戻ってきたらV字になるように折り返して、また背中側に巻いて…を繰り返します。
巻き終わりは帯と帯の間に挟んで固定します。
ずっとデスクワークをしていましたが、腰帯を巻くと腰がしゃきっと立つ感じがして、いい姿勢のまま1日キープできていた気がします。
もちろん、骨盤ベルトでも同じように効果があると思いますし、友人は暑い時期だったのでトコちゃんベルトを愛用していたようです。
冬の妊婦さんは、もし腰帯があるようなら、ぜひ試してみてほしいと思います。
逆子になってしまった!
妊娠中、赤ちゃんが何らかの原因で逆子になってしまう事がよくあるようです。
前回の検診まではちゃんと頭が下を向いていたのに…。
そんな時、産院の指導で逆子体操をしました。
ヨガのネコのポーズに似ていて、四つん這いになって腰を高く持ち上げる体操です。
赤ちゃんにぐるんとまわってもらえるように毎日繰り返し、数週間後、無事に逆子が直っていました。
しかし、再度まわってしまって逆子に戻ってしまう事もあるようで、この日の検診で、腹帯を使って固定しました。
おなかの左脇と右脇腹に、おしぼりのように筒状に巻いたタオルを挟んで、おなかの形を縦長に保つという原始的なものです。
このまま、寝る時も同じように巻いて、1ヶ月近く続けるのですが、腹帯だと結構ぎゅっと固定されるので、きつかったですが効果はありました。
こんな意外なところで腹帯を使う事もあるので、骨盤ベルトと腹帯と、両方持っていると便利だと思います。
産後は骨盤ベルトにチェンジ
腹帯も巻き方を変えれば、産後の骨盤矯正に使えるそうですが、その巻き方は、下着の上から太ももの付け根をすっぽり覆う位置まで巻くので、トイレが困りそうだな…と思い、骨盤ベルトメインで付けていくことにしました。
マジックテープで閉め具合を調節できるタイプの骨盤サポートベルトにしました。
幅も10cm前後なので、すぐ巻けて、トイレも楽で正解でした。
腰骨の一番出ているところと、足の付け根の骨の出ているところのちょうど間にくるように巻きます。
ベルトが筒状になっていて、内側にさらにマジックテープ付きの帯が入っているので、一度固定して位置を決めてから、内側の帯を引っ張ってキツさを調節できるので、不器用な私でもラクでした。
細いタイプでも意外とずれなかったですし、ピンポイントで締められるので、腰痛もだいぶ緩和されました。
産後1ヶ月半がすぎた頃から巻き始めました。
悪露がおさまった頃から始めると無理がないです。
おなかの皮膚にプチプチが…
しかし、産後ちょうど夏にさしかかっていたので、今度は腰回りがちょっと暑かったです。
化学繊維のベルトなので、キャミソールの上から巻いて、直接肌に当たらないようにしていたのですが、おなかのあたりに赤い湿疹ができてきてしまいました。
骨盤ベルトを洗って天日干しもして、再度巻きましたが、やはり肌が負けてしまいました。
もともと肌が弱いのでこうなったのかもしれませんが、産後は肌トラブルをかかえる人が多いんだそうです。
普段なら平気だったベルトが、産後の肌にはちょっとキツかったのかもしれません。
腰の痛みはほぼゼロに
産後半年で、ほとんど妊娠前の骨盤の位置に戻るようです。
半年経った今、腰はだいぶ楽になり痛みはほとんどなくなりました。
骨盤ベルトはほんとにおすすめです。
もしベルトを使ってなかったら、もっとお尻が大きくなっていたかもしれません…!
まとめ
骨盤ベルトは今いろいろなメーカーから発売されていて、どれがいいのか迷ってしまうと思います。
産後は腰の痛みと赤ちゃんのお世話で疲れてしまって、骨盤ベルトを探しにいく余裕はなかなか無いかもしれませんが、ぜひじっくり選んでいただければと思います。
着脱がラクかどうか。
ズレずにちゃんとフィットするかどうか。
お店によっては、サンプルがあって試着できるところもありますし、自分の身体に合ったものを選んでくださいね。