バスケットボールのプレー中における腰痛コルセットの使用について
今現在腰痛に悩まされている人は数多くいると思います。
中にはスポーツをしているのに、怪我に悩まされてなかなかうまくいかない、という方もいらっしゃるかもしれません。
今日はそんな方に向けて、腰痛コルセットとの付き合い方等の情報をお届けできればと思います。
また、スポーツ全般ではなく、今回はバスケットボールに絞って情報を届けていきたいと思います。
腰痛用コルセットとは
腰痛コルセットとは、腰痛の発生時に腰回りを支えるため、または動きを補助するために着けるサポーターの事です。
コルセットといっても種類は豊富で、医療用のものからスポーツの時に使用するものまで様々です。
コルセットはどうやってつけるの?
コルセットは腰に巻くベルトのような形をしています。
つけ方としては、まずコルセットにも上下左右があるのでそれを確かめます。
そのうえで、二段階のベルトで締めるものであれば、その両方を緩めてしまいます。
そして、へその下あたりに左右のベルトの粘着部分が来るように、合わせます。
あとはきついと感じない程度に締めてください。
以上がコルセットの基本的な巻き方です。
そもそも腰痛持ちなのかわからないんだけど、、
腰痛を抱えている方の中には、自分の腰痛が一時的なものなのか、はたまた持続的なもので長く付き合っていかなければならないのか、判断が難しいと思います。
これは人によって一概に言えるものではないので、断定することはできないのですが、腰痛が今の段階で少しでもある人はこれから腰痛持ちになってしまう可能性が高いので注意してください。
腰痛の原因は、過度な腰への負担だといわれていますが、バスケットボールにおける腰痛の原因としては以下の2つが主だと思います。
1つ目が、相手との接触によって生まれる腰痛です。
プレー中に相手との接触があって、その時に無理な動きをしてしまい、腰痛を発症してしまうのが1つの例です。
また、直接的な接触がなくとも、何かを避けようとして可動域を超えて動いてしまった、などというときにも痛みが発症する場合があります。
2つ目が、普段のプレーの積み重ねによって生まれる腰痛です。
これは筆者が今まで腰痛持ちのプレーヤーを見てきた経験からのものでしかありませんが、どちらかといえば2つ目の原因によって腰痛に悩まされているバスケットボールプレーヤーの方が多いのではないでしょうか。
たとえば、普段から膝の曲がったディフェンスができていないプレーヤーに、腰を落としてプレーしろ、というと高確率で上半身をかがませてディフェンスを始めると思います。
試しにやってみるとわかりますが、そういった姿勢でプレーをずっと続けると、腰への負担が非常に大きくなってしまい、腰痛の原因になりえます。
また、正しい姿勢、というのはその人の骨格や癖といった部分に合わせていかなければならず、中学や高校の全員で同じメニューをやるという部活動の現状では、1人1人にあった指導ができていないということからの弊害かもしれません。
これらの2つの原因から、腰痛が発症していると見て取れますが、今現在少し痛いと感じている人が、2つ目の原因によって発症している腰痛持ちだったらどうでしょう。
すぐに腰痛が治ると思いますか?
答えは「No」です。
2つ目のような腰痛の場合、放っておくとバスケットをやめてからも日常的に腰痛を発症することにもなります。
腰痛を感じたときには、どうにかなるだろうと考えるのではなく、ぜひ病院にかかってきちんとしたリハビリを受けるようにしてください。
腰痛がひどくなるとどうなってしまうの
ぼろぼろのからだ
「腰痛って言っても、そんなにひどくないしバスケットボールをやるのも学生のうちだけだし、引退したら腰痛も治るでしょう。」そう思っていた高校生がいました。
そう、筆者です。
腰痛を持ちながらバスケットボールをしていた高校生の私はそのように思いながら毎日練習をしていました。
練習を休めばレギュラーから外されてしまうので、練習を休むわけにもいかないし、かといって放っておくのも腰が痛み、どうしたらいいのかわからないでいました。
誰にも相談できず、練習にも休まず出続け、けれどもバスケットボールのプレーの質自体は落ちていったように思えました。
長時間走っていると腰がギシギシと痛む。
リバウンドには何回も飛べなくなる。
相手との接触が怖く、面取りで負けてしまう。
こういったプレーの変化は私だけではなく、誰から見ても一目瞭然だったのでしょう。
みかねた当時の監督が、いい接骨院を紹介してくれました。
そこの治療によって、腰痛が改善していき、私は引退までプレーを続けることができました。
しかし、治療前のわたしは、腰の痛みによって試合前には痛み止めを服用することも多々ありました。
また、気圧の変化によって腰がいたみ、特に雨が降った時や雨が降りそうなときにはパフォ―マンスの質が低下しました。
また、ひどいときにはくしゃみをしただけで腰が痛みました。
とてもぎりぎりの状態でバスケットボールをしていたな、と思いますし、接骨院に行くのがあとちょっと遅かったら、手遅れになって残りの選手生活を無駄にしてしまったかもしれないな、とも思います。
今腰痛持ちの人はどうすればいいの
いま、私のようにバスケットボールをしていて、腰痛に悩まされている人は数多くいると思います。
その人には、無理をせず治療に取り掛かることと、バスケットができる状態なら、腰痛コルセットをつけてプレーをすることをおすすめします。
私も最初はコルセットの効果を信じてはいませんでした。
しかし、使用するようになってから、スムーズに前よりも動けるようになったし、なによりコルセットを着用していない時と比べると、練習後の疲労感が違います。
ある接骨院の先生には、治りかけの頃に「もうコルセットをしないで試合に出てもいいですか。」と聞いたところ、「腰痛持ちの人がコルセットをしないでバスケットボールするって、死にに行くようなもんだよ。」と笑われました。
これは極端な例かもしれませんが、そのくらい大切な役割を果たすコルセット、ぜひ使用してみてください。
コルセットの選び方
おすすめのコルセットは
おすすめのコルセットは、ずばりザムストシリーズです。
ザムストはバスケットボールをしている人なら1度は聞いたことがあるであろう、サポーターメーカーですが、中でもこのメーカーを選んだ理由は、そのフィット感とサイズ、程度の豊富さです。
ザムストの腰痛コルセットはそれをつけてプレーをしても全く違和感ありませんし、なによりごわつきません。
また、サイズも豊富でスポーツショップなどで試着をしてから買うと、なおよいと思います。
そして1番おすすめなのは、腰痛の程度によってコルセットもグレードがあって、選べるということです。
おもい腰痛持ちの人はハードタイプ、軽度の腰痛持ちの人はソフトタイプ、というように選ぶことができます。
ぜひ、自分にあった腰痛コルセットを見つけて、快適なバスケットボールライフを送ってください。
まとめ
バスケット選手にとっては大敵である腰痛。
これを少しでも軽減してくれるであろう腰痛コルセットを今回紹介させていただきました。
コルセット自体は高いもので、なかなか買おうと思わない、という方もいらっしゃると思いますが、バスケットボールをもっと長く続けたい、と考えていらっしゃる方にはおすすめします。
ぜひ、購入を考えてみて下さい。