ぐっすり寝たつもりでも疲れが取れないのはまくらのせい?
朝起きてしっかり寝たはずなのに疲れが取れないと感じたことはないでしょうか。
風邪をひいているわけでもなく、睡眠時間も十分とっているのに不思議に思う人もいるでしょう。
いくら寝ても疲れが残っているという場合はまくらが自分にあっていない可能性もあります。
使い慣れたものでも少し見直してみるといいかもしれません。
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まくらが原因の可能性
睡眠はとても重要です。
どんなに疲れていても夜にぐっすり眠ることができれば疲れもとれますし、また次の日も元気で頑張ることができるのではないでしょうか。
ただ中にはよく寝たつもりでもなんとなく体がだるかったり疲れが十分にとりきれていないという人もいるかもしれません。
そういう日は一日思うように体が動かなかったり何かと困る場合もありますので、やはり原因を突き止め改善する必要があるでしょう人によって理由も様々ですが、まくらが原因の場合も考えられます。
まくらというとただ頭の下に置いているだけと思われがちですが、寝る時にはとても重要な役割をしています。
高さや素材が自分に合っていないと寝る時の姿勢が保たれずそれだけで体に負担がかかってしまうでしょう。
そのためぐっすり寝たつもりでも体に疲れが残っていたりすることもあります。
また人によっては肩や首が痛くなる場合もありますので、やはりまくら選びは慎重に行った方がいいでしょう。
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まくらの高さが関係している場合
寝る時にはまくらは欠かせませんが、今はたくさんの種類のものがあります。
高さや素材などちょっとしたことで寝心地なども変わってくるためどれがいいかは人によっても違ってくるでしょう。
またその際は骨格なども関係してきますので、そうした事も参考に選んでみるといいかもしれません。
だいたい日本人の場合は3~4センチくらいがちょうど使いやすいようです。
骨格なども影響してきますので多少誤差はありますが、男性だと4センチ、女性だと3センチくらいがいいでしょう。
ただ人によって寝方に癖があったり好みなどもあるため一概には言えないでしょう。
だいたいの目安として覚えておくといいかもしれません。
また寝る時はできるだけ起きている時の姿勢を保つようにすることも大切です。
人の背骨は重たい頭を支えるためにS字カーブを描いていますが、この姿勢を維持できるまくらの高さが理想的です。
低すぎる場合
寝ても疲れがとれない原因としてまくらが低すぎるという事も考えられるでしょう。
低すぎると頭が下がり過ぎるためとても寝にくくなってしまいます。
また重たい頭を支えようとして首筋などに負担がかかる場合もあるでしょう。
頭が低い位置にあることで血液が集まったりするため寝苦しさを感じる事もあるのではないでしょうか。
その他、寝返りなども打ちにくくなってしまいます。
まくらが低すぎると横を向いた時に肩がつぶれてしまいますので、無理な体勢となります。
思うように寝返りがうてなくなるため疲れが残る場合もあるでしょう。
低すぎる場合の改善法
まくらが低すぎる場合は、何らかの方法で高さを補う必要があるでしょう。
またこの時はいきなり高くするのでなく少しずつ行うようにします。
頭の高さは数センチ違うだけでも寝心地に影響するため、面倒でも自分で確認しながら調節したほうがいいでしょう。
少しずつ高さを加えられるという点ではタオルなどをうまく使っていく方法などもあります。
まくらの上でも下でもいいのでタオルを1枚ずつ挟んで高さを調節してみましょう。
足りなければ折りたたんでもいいですし融通が利きます。
高さが足りないと寝返りなどども打ちにくくなりますが、横向きに寝てみて肩がつぶされていないかなど確認してみるといいでしょう。
仰向けだけでなく横向きでも大丈夫かチェックしておくと寝やすくなります。
またタオルの場合はすぐに洗濯もできるためとても便利です。
もしもまくらが低いと感じたらまずは身近にあるタオルで高さを変えてみるといいでしょう。
高すぎる場合
まくらが高すぎても疲れがとれにくくなってしまいます。
高すぎて頭が持ち上がり過ぎるようだと喉が圧迫されるため、呼吸もしにくくなるのではないでしょうか。
人によっては息苦しさを感じてしまうかもしれません。
ただそれだと落ち着いて熟睡したくてもなかなかできない事もあるでしょう。
いくら寝ても疲れが取れない可能性もあります。
また頭が高くなることで首や肩に負担がかかり痛みを生じる場合もあります。
無理な体勢で寝ていると朝起きた時に首が痛くなっていたり、肩こりがひどくなっている事もあるのではないでしょうか。
朝起きた時から痛みがあったりすると、それだけでもう憂鬱な気分になってしまう人もいるのかもしれません。
前日の疲れをとるつもりが寝ることで逆に体調を崩すようだとやはり困ってしまうでしょう。
またむくみなどを気にして頭を高くする人もいるかもしれませんが、あまりしすぎると寝つきが悪くなってしまいます。
質の良い睡眠をとるためにも高さには注意しましょう。
高すぎる場合の改善法
まくらが高すぎる場合はどうにかして低くする必要がありますが、通常の場合はまくらの中身を取り除くことは難しいのではないでしょうか。
ですからまくらそのものの高さを低くするというのでなく、周りをうまく調節することで寝心地を改善していきます。
まくらが高すぎることでできた極端な段差をタオルなどを使って少し埋めてあげるといいでしょう。
特に肩や首のあたりは大きな段差ができていると思いますので、そうしたところにタオルを入れて高さを調節してあげます。
まくらの高さにもよりますが、フェイスタオル程度で無理の場合はバスタオルなど少し大きめのものを利用してみてもいいでしょう。
ただあまり厚みのあるものだと背中のほうまで違和感がきたりするため、その辺の事も考えながら寝心地がよくなるように並べる必要があります。
また最近は自分で中身を調節できるまくらもあります。
自分が使いやすいように微妙な高さ調節ができるようになっていますので、そうしたものを利用してみるのもいいでしょう。
自分だけのオリジナルのまくらが欲しいという人にはおすすめかもしれません。
まくらの大きさや形
まくらの大きさや形なども少し気を付けてみましょう。
あまり小さすぎるものだと寝返りがうちにくくなってしまうため熟睡するのが難しくなってしまうかもしれません。
寝心地の事なども考えるとやはりある程度の横幅は必要でしょう。
左右どちらに寝返りをうっても頭が落ちないように余裕をもって大きさを選ぶようにします。
また最近はまくらもいろいろな形のものが売られています。
仰向けに適したものや横向きが多い人用など、その人の寝る癖に応じてまくらの高さが部分的に調節してあるものなどもありますので、そうしたものだと頭をしっかりと支えてくれるため体に負担もかかりにくいかもしれません。
一般的によく見られる長方形のものだけでなく、首回りがくぼんでいて寝やすくなっているものもあります。
また寝返りをよく打つ場合は少し横に大きくなっているもののほうが安心でしょう。
ぐっすりと熟睡をして疲れをとるためには自分の癖などをよく知り、それにあったものを選ぶ事も大切かもしれません。
こまめにお手入れする
まくらは毎日使うものですので、どうしても湿気がたまったりニオイなどもついてしまう事もあるでしょう。
なんとなく寝苦しいと感じたら天日干しにしたりメンテナンスが必要な時期かもしれません。
特に湿気のたまりやすい時期はこまめに干すなどしたほうがいいでしょう。
嫌なニオイもそれだけで解消される場合があります。
まとめ
よく寝たつもりでも疲れがとれていない事もあるでしょう。
そういう場合はまくらが原因の可能性もあります。
低すぎると頭に血がのぼったり、寝返りが十分できない場合もあります。
また逆に高すぎると呼吸が苦しくなったり肩や首に痛みが生じる事もありますので、まくらの高さについては確認する必要があるかもしれません。
寝返りをうちやすいように大きめのものを選ぶのもいいでしょう。