まくら選びにとても重要すぎる形状・高さ・素材の3つのポイント
何となくまくらを選んでいれば、自分に合ったものなど選ぶことはできません。
徹底的にまくらについて分析をしましょう。
まくらには大きさもあります。
素材もあります。
そしてゆったり眠りやすい高さというものもあります。
眠りやすいまくらを選ぶためにも、まくらの構造を理解しましょう。
まくらのサイズと素材、そしてこれを踏まえた選び方について確認してみましょう。
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まくらのサイズを選ぶ
いろいろあるまくらのサイズ。
大きさには気を配ってみてください。
ショップに行って、間違いなく大きさというものに気が付くでしょう。
それではどれくらいの大きさになっているのか。
購入する前に確認してみましょう。
体が大きいのに、小さいもの買ってしまうなど自分に合わないものを買わないためにも、まず最初にサイズくらいは頭の中に叩き込んでおきましょう。
43×63cm
これが標準的なまくらのサイズです。
販売されているまくらの多くがこのサイズです。
まくらカバーを選ぶ際には、まくらの大きさまで確認してみてください。
43×63cmが標準的な標準的なサイズだと覚えておきましょう。
このサイズが基準となります。
横幅が63cmなっていますが、このサイズが最も日本人にしっくりくるサイズ。
肩幅と同じくらいのサイズと言われています。
35×55cm
この大きさは、標準的なまくらよりも一回り小さいです。
お昼寝をするときになど、お手軽かつコンパクトに使えます。
育ち盛りの小学生くらいのお子さまが使うのにもちょうどいいサイズでしょう。
体があまり大きくない女性にもぴったりくるサイズでしょう。
29×40cm
このサイズは35×55cmよりもさらに小さいサイズです。
小さなお子さまにおすすめです。
50×70cm
標準的なまくらよりも一回り大きなサイズになっています。
体の大きい男性には向いています。
まくらのサイズが大きいため、自分の頭が包まれているような感じ。
ゆったりと眠ることができるでしょう。
豪華なイメージといえるでしょう。
標準的なまくらでは少し小さく感じてしまう人には一回り大きなこのサイズをおすすめします。
43×120cm
ホテルに置いてあるダブルサイズのまくらです。
夫婦そろって寝る場合には利用できるかもしれません。
そしてゆったりとまくらを使いたければ1人でも、このように大きなまくらを使ってみてもいいでしょう。
横幅があります。
ふとんやベッドの幅を考えて購入をしてください。
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さまざまなタイプのまくらも販売されている
上に説明したようなまくらの他にも、さまざまなサイズが最近でも販売されるようになりました。
好みに合ったものを選ぶといいでしょう。
購入する際には、まくらカバーについてもサイズを合わせてください。
上に紹介した以外のまくらのサイズだと、まくらカバーが販売されていない可能性が高いです。
そのまくらを購入したショップなら、特殊なサイズのまくらカバーも販売されていると予想されます。
まくらの形状が特殊であることを認識しながら、まくらカバーまでセットで購入してみるといいでしょう。
まくらのサイズの基本的な選び方
基本的なサイズの選び方は体の大きい人は大きめ。
体の小さい人小さめといった選び方でいいでしょう。
そして、肩幅も重要になってきます。
寝返りを打つときに横向きになりますよね。
人は、あおむけで寝るばかりではなく、横向きで寝ることもあります。
肩幅が大きい人は、横向きになった時には顔が上がってしまいます。
その時にまくらが低いと、不快感を感じてしまったり、肩に負担がかかってしまう場合もあります。
肩幅の広い人は、大きめで高めのまくらの方が好ましいのはこのためです。
肩幅の狭い人だと、横向きになっても顔の位置が高くなりません。
肩幅の小さい女性の方や、男性の方でもなで肩のタイプの人など、まくらが低く、あまり大きくない方がいいでしょう。
首筋に注目
なかなか理想のまくらが見つからないとお悩みの方も多いことでしょう。
まくら選びで20年30年も経過してしまう人も少なくありません。
ではどのようなポイントに注目すればいいのかというと、それは首筋にあります。
平らな板の上にあおむけになって横たわってみましょう。
そうすると間違いなく頭と、肩の間の首の部分がへこんでいますよね。
この部分を埋めてくれるまくらが、快適に眠れるまくらなのです。
後頭部に圧力がかかってしまうのがよくありません。
首筋の空間を埋めてくれるものを選んでください。
深く使う
そしてまくらの使い方のコツは深く使うこと。
まくらが肩に当たるくらい。
深く使ってください。
後頭部から首筋全体で頭の重さを支えるように眠ること。
これが正しいまくらの使い方です。
後頭部に圧力を感じてしまったり、あごが上がってしまったりする場合には、まくらが合っていない証拠です。
理想的なまくらの場合
それでは眠った時に、どのような体勢になればいいのでしょうか。
それは簡単で、まくらを使って横たわった時に、顔のラインが地面と水平になること。
あごやおでこが上がりすぎるのは間違いだということです。
後頭部から首筋までバランスよく頭の重さがかかっているというのは、顔のライン全体が地面と水平になっているからです。
このように顔のラインが床と並行になるかどうか、お使いのまくらを確認してみるといいでしょう。
高さが合わない場合
今使っているまくらが少し低いんだけどなと感じている方。
そんな方はタオルを使うのをおすすめします。
タオルを後頭部や首筋に入れて、眠りやすくしましょう。
高さを調節するのです。
まくら自体が合わないよという方はバスタオルを使って作ってしまう方法もあります。
バスタオルをきっちりとたたんでみてください。
そのたたんだタオルを数枚用意します。
そうすると重ねて調節することができます。
形もバスタオルなら変化させることができます。
バスタオルを畳んでまくらをつくり、首に空間ができてしまう場合にはバスタオルを丸めて首筋に入れてあげるといった方法。
このように数枚のバスタオルを、形状を変化させながら使うのがおすすめです。
まくらの素材について
そして、大きさと高さのほかに注目するのは素材です。
●ポリエステル綿
●羽根
●クラッシュラテックス
このようにさまざまなものがあります。
ポリエステル綿
ポリエステル綿はクッション性が高いです。
やわらかい感触で眠ることができます。
羽根
羽は高級感があります。
ポリエステル綿よりもやわらかい感触を味わうことが可能です。
通気性が高い一方で、湿度変化にも対応しやすいです。
クラッシュラテックス
クラッシュラテックスは独特の感触があります。
弾力性と高反発性があると言われています。
人工的に作り出したものなので、長期間使っていると弾力性が失われるともいわれています。
まくらの素材には、この素材ならベスト、というものはありません。
暑い時や寒い時、体調によっても、まくらを使い分けたいものです。
複数のまくらを準備しておいて、その日の体調によって使い分けるといったやり方もおすすめです。
人の体調も、その時々によって変わるので、理想のまくらということは存在しないのです。
だからこそ調整や、交換しながら使うといった方法が有効なのです。
まとめ
まくら選びで重要とされる、まくらの大きさとまくらの素材を確認してみました。
人によって体型も違います。
その人の好みというものもあります。
素材についても、その人の好みが関係してくる上にその日の体調によっても変化するものです。
まくらのサイズが合わない場合には、タオルを使って調節するという方法も紹介しました。
頭の一点に圧力がかかってしまうのはよくありません。
肩から首筋・後頭部にかけて、バランスよく体重がかかるのが眠りやすいということは覚えておいてください。