デスクワークで腰痛に!椅子に座っているとき、どんな風にしていますか。

椅子

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普段からずっとデスクワークで、机に向かってばかり。

体はかちこちで、いつも腰が痛くてだるい…。

そんな方は椅子の座り方を振り返ってみましょう。

オフィスで、あるいは自宅で、どんな座り方をしていますか?

その腰痛は椅子の座り方から来ているのかもしれません。

椅子の座り方って、とても大切なことなんですよ。

デスクワークで座りっぱなしの方、ちょっと気をつけてみませんか?



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座りっぱなしは腰に良くない?

運動選手が激しい運動をして関節を痛めたり足腰を悪くするというのはよく聞く話ですよね。

座っているだけなのに腰痛の原因になるなんて、おかしな話です。

なぜ長時間座っていると腰痛の原因になるのでしょうか。

背中が丸くなっていないですか?

座っているだけでも腰痛になってしまう原因は何といっても姿勢の悪さです。

特にパソコンに向かった仕事だと、背中が丸まり、頭や肩が前に出た姿勢になってしまいます。

いわゆる猫背ですね。

さらに長時間パソコンのモニターを見るため、首だけ前に伸ばしがちになる人もいます。

そのせいで頭を支える首の骨がまっすぐになってしまい、首の湾曲がなくなってしまうのです。

これは首猫背、またはIT猫背と言われます。

こういった悪い姿勢を長く続けていると、重心が前にかかりすぎてしまうので腰には負担となります。

下腹は出ていませんか?

座る時に下腹が出てしまう人も注意が必要です。

背もたれに体を預け、下腹と頭を突き出す。

肩は引いたまま。

そんな姿勢でいると、後ろに重心がかかりすぎて、これも腰にはよくありません。

この姿勢は腰だけではなく、膝にも悪影響があるので注意しましょう。

反りすぎていませんか?

胸を前に突き出して、肩を引いた姿勢。

一見すると姿勢がよさそうに見えるのですが、これもいけません。

不自然な背骨の状態だと、背骨のS字カーブが保たれず、腰に負担がかかるのです。

脚や背中の筋肉にも負担となります。

肩の高さは?

完全に傾いた状態で、頬杖などついて座る人。

こちらは一層危険です。

肩の高さが異なったままの状態で座っていると、腰椎が傾き、椎間板ヘルニアの危険性が高まります。

腰痛もひどくなりがちです。



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背骨と腰痛の関係とは…

前述の通り、悪い姿勢だと腰痛のリスクはかなり高まってきます。

腰痛を避けるために決してしてはいけない姿勢をざっと記してみますね。

●猫背。

●肩肘をついて座る、頬杖をつく。

●机に対して斜めに座る。

●背もたれにどっしりと持たれて座る。

●脚を組む。

●あぐらをかく。

このようなものがありますが追記すると、脚を組むと体の重心がずれて片方だけに力が加わってしまうので腰に悪いです。

さらにあぐらをかくと猫背になりやすいですね。

長時間座っているとどれも行いがちな姿勢ですが、意識して気をつけたいですね。

背骨が体のバランスを支えているのです

背骨の歪みが腰痛の最大の原因ともいえますが、背骨と腰痛はどのような関係にあるのでしょうか。

簡単に言うと、背骨の歪みが回りの筋肉や腰に本来かからないはずの負担をかけ、そのために痛みを引き起こすことになるのです。

背骨は26本の骨で構成されています。

骨と骨の間には椎間板が挟まっており、クッションの役割を果たします。

形は「生理的湾曲」と言われるS字のカーブが理想的。

この形であることによって重たい頭を支える筋肉の負担を軽くし、重力を分散するサスペンションの役割を果たしているのです。

中でも一番大切なのは腰椎と仙骨が結合する部分の角度。

この部分が適度な角度を保っているため、人間は直立歩行できます。

しかしそんなS字のカーブが崩れてしまうと、重力はうまく分散されず、負担は一点に集中してしまいます。

体を支えるために筋肉は重力を受け止め疲労します。

そしてやがて炎症を起こすようになってしまうのです。

これが腰痛や椎間板ヘルニアの原因となります。

気をつけの姿勢をとって横から見たときに、耳の穴、股関節、大腿骨大天子、くるぶしが一直線にそろっていればそれは正しい姿勢と言えます。

そうではなくカーブが強すぎたり(猫背)、カーブがなさすぎたり(フラットバック)している方は腰に負担背骨のS字が崩れ腰に負担がかかっている可能性が高いです。

腰痛になりにくい椅子の座り方ってあるの?

座りっぱなしが腰痛を引き起こすと言われても、仕事だから座るしかないという方がほとんどでしょう。

そんな方は、腰痛を防ぐ座り方を意識的に行うことをおすすめします。

ポイントは腰への負担を軽減することです。

●背もたれに背をつけて椅子に深く座る。

●頭はまっすぐにして、顎を引く。

●ふともも・膝をつけて座る。

膝の角度は90度に。

●股関節が膝関節よりも低くなるように椅子の高さを調節。

●机と体の感覚はこぶし一つぶん。

●足の裏をしっかりと床につける。

さらに猫背の方は以下を追加することをおすすめします。

●常に背中をまっすぐすることを意識する。

●背もたれと背中の間にタオルを入れ、落とさないようにする。

前かがみ防止のため。

クッションを挟むのも効果的。

背骨もだけど筋肉も大事

姿勢を正しく保って座っていたとしても、長時間同じ姿勢をとれば筋肉が固くなってしまいます。

筋肉の硬化も腰痛の原因のひとつ。

それを避けるためには、やはり体を動かすことが大切です。

なるべく1時間ごとに立ち上がったり、お茶などを飲んでリフレッシュしたり。

筋肉を動かすよう意識しましょう。

席を立っていけない人は、そのまま軽くストレッチをするだけでも違います。

腰をひねったり、伸ばしたりしてみましょう。

デスクワークにおすすめの椅子ってあるの?

姿勢やストレッチに気をつけるのは勿論ですが、椅子そのものに意識を向けてみるのも大切かもしれません。

普通のオフィスですと椅子は選べないかもしれませんが、自分で椅子をチョイスできる方や、自宅でのデスクワークの時だけでも腰痛に良い椅子を使いたい方にはおすすめの椅子があります。

腰痛持ちの方におすすめの椅子を見てみたいと思います。

Hara Chair(ハラチェア)ニーチェ

発売以来大ヒットを続けている高機能チェアです。

現代人の姿勢の悪さを正すということが医学的に証明されている椅子だそうです。

背面と座面は二つに分かれており、見た目はちょっと不思議な感じ。

しかし、この分断が大切なポイント。

このように分かれていることによって腰やお尻への圧力が分散され、左右への動きが骨盤の筋肉をほぐし長時間座りっぱなしの疲労を軽減してくれるのです。

さらに体に最も理想的な骨盤角度(男性は65度、女性は85度だそうです。)を維持し、座った時の体重を分散してくれるので腰や骨盤への負担が軽減されます。

それによって下半身の血流もスムーズに。

腰痛の他にも脚のむくみなどの症状にもいいですね。

悪い姿勢を矯正し、正しい姿勢をキープする助けとなってくれます。

「人間工学に基づいたオフィスチェア」ということですから、オフィス使用にはもってこいと言えますね。

座高・リクライニング・ヘッドレストとも自分にあわせて高さ調節できます。

椅子部門では世界で初めて、米国FDA医療機器の承認を受けたそうです。

購入後1年間の無料サポート付きで、不具合があった時も安心です。

まとめ

腰痛はいったん引き起こすとなかなか治らず、つらいものです。

しかし案外悩んでいる方は多いんですよね。

可能なら、腰痛の方におすすめの椅子に変えるといいですね。

正しい姿勢に導いてくれますし、座り心地がよければ仕事もはかどります。

今の悪い姿勢は長年にわたってつくられてきたもの。

これから意識して、長い時間で正していくしかありません。

デスクワークが多いから仕方ないと諦めずに、辛い腰痛とさよならするためにも良い姿勢を心がけるようにしましょう。






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