簡単、手軽!入浴剤入りお風呂で冷え性を改善する方法
冷え性に悩まされている女性は少なくありません。
実際に私自身も冷え性で、手先や足のつま先はいつもひんやりと冷たく、冬場だけでなく真夏でも靴下を履いている始末です。
布団に入っても寒くてなかなか寝付けないことも多く、地味に辛い思いをしています。
なにか手軽で簡単に冷え性を改善する方法はないものでしょうか?
実はあります。
それは入浴剤入りのお風呂に入ることです。
20代半ば頃から冷え性になった!
「靴下を履かないとダメよ!
あとで泣きを見るよ!」これは私が若い頃、母親によく言われていた言葉です。
10代の頃の私は常に身体が熱く、靴下を履くのがとても嫌いで、外から帰ってきたと同時に靴下を脱ぎすてていまいた。
冬でもおかまいなしで、冷えなどというものとは無縁でした。
しかし20代半ばを過ぎると、なんとなく足先が冷たく感じるようになってきました。
厚着しても暖かく感じず、夏場でも長袖を着ることが多くなりました。
この頃から冷え性になったのだと思います。
冷え性の弊害はこんなにも!
男性よりも女性の方が冷え性になる確率は高いようです。
それは、女性の方が熱を作り出す筋肉が少ないため、皮膚表面が低温であるため、低血圧、貧血などの症状が出やすいためのようです。
女性の7割近くの方が冷え性に悩まされているというデータもあります。
では冷え性になるとどのような弊害があるのでしょうか?
●腰痛
●関節痛
●手足のむくみ
●疲労の蓄積
●便秘
●下痢
●肌荒れ
●肥満
これらはほんの一部で、もっと多くの不調が身体に現れます。
冷えは万病のもと!
と言われるのも納得ですね。
冷え性を改善する簡単な方法
冷え性を放置しておくと大きな病気を患うきっかけになってしまうかもしれません。
また女性の場合は、美容にも悪影響を与えてしまいます。
せっかくダイエットやアンチエイジングに力を入れても、良い結果を出すことができないでしょう。
自分は冷え性だと自覚のある方は、しっかりと対策を取りましょう。
冷え性改善には様々な方法があります。
常に身体を温かく保ち、身体を冷やす食品の摂取を控える、また血液の循環を滞らせないようストレスをためないことも大切です。
私が思う冷え性改善に最も効果的で、なおかつ簡単な方法、それが入浴です。
お風呂に入ると身体が芯から温まり、血行がよくなり血液の循環が促されます。
さらにそのお湯に入浴剤を加えると、温浴効果によってお風呂上がりもポカポカと温かく湯冷めしにくくなります。
そして入浴剤の良い香りによってリラックス効果が高まり、よりストレスを発散することが可能です。
冷え性の方は、入浴剤入りのお風呂に入ることをおすすめします。
簡単で効果の高い方法ですよ。
入浴剤の選び方
市場には様々に入浴剤がでまわっていますので、入浴剤選びに困ることはまずないはずです。
小さなスーパーでさえも数点陳列されているのを見かけますので、ドラッグストアなどに行けば多種類の中から好みのものを選ぶことができるでしょう。
インターネットでも買うことができますね。
冷え性だからといって、冷え性専用の入浴剤があるわけではありません。
しかし冷え性の方に出来れば選んで欲しい入浴剤があります。
それは、炭酸ガス系の入浴剤です。
お湯に溶かした炭酸ガスは皮膚から吸収され、毛細血管を拡張させます。
それによって血液循環が促進され、血行が良くなります。
入浴中に血行が良くなると、温まった血液が全身に行き渡りますので、手の先、足の先、体の末端まで温めることが可能です。
炭酸ガス系の入浴剤は冷え性の方にピッタリの入浴剤と言えるでしょう。
わたし的おすすめ入浴剤
最近はさまざまな入浴剤が販売されていますので、いろいろなものを試してみましょう。
自分にピッタリの入浴剤と出会えるまで私もたくさん試してみました。
以下の2つは私が試してみて良かった入浴剤です。
少し紹介させていただきますね。
花王バブ
炭酸ガス系入浴剤の王道をいく商品です。
定番ですが、やはり良い商品だと思います。
私はお風呂にひとつ持って入って、一緒に湯船に入ります。
シュワシュワーという心地良い音とともに炭酸ガスが発生し、浴室全体が良い香りに包まれます。
バブの香りは何種類もありますが、私はローズ系の香りが好きです。
ピンク色に湯色と相まって華やかなバスタイムが演出できますよ。
もちろん温浴効果も高く、お風呂上がり後もホカホカとした温かさが続きます。
プレゼントにも最適です。
もらっても嬉しいし、贈って喜ばれると思います。
バスクリンきき湯
入浴剤の老舗メーカーであるバスクリンからも、効果の高い炭酸ガス系入浴剤が販売されています。
その中でもおすすめなのが、「きき湯食塩炭酸湯」です。
この商品はパッケージに大きく「冷え性に」という文字がありますので、冷え性に特化している入浴剤と考えても問題ないでしょう。
温泉由来成分によって血行を良くし、体の隅々までを温めてくれます。
また潮騒の香りにはとても癒されます。
お値段がお手頃なので、続けやすいところも高ポイントです。
寝つきの悪さは改善されたか?
私が冷え性からくる寝つきの悪さに悩まされていました。
布団に入っても手足が冷たくて、なかなか眠れないのです。
人間は眠りにつくとき、体の熱を放出し深部体温を下げます。
眠いときに手足が温かくなるのはそのためです。
手足が冷たいといつまでたっても入眠モードに入ることができません。
しかし入浴剤入りのお風呂にゆっくりと浸かるようになってから、眠りにつくまでの時間が短くなった気がします。
もちろん「おやすみ3秒」とはいきませんが、手足をこすり合わせて時間が経過していくことは少なくなりました。
これはやはり入浴剤によって体が温まり、冷え性が改善されているのだと思います。
当分この方法を続けていき、ベッドに横たわった直後に眠れるほどの寝つきの良さを手に入れたいと思っています。
冷え性さんのための上手なお風呂の入り方
入浴剤入りのお風呂に浸かることは、冷え性改善に大きな力を発揮しますが、ただ入るだけではあまり効果が感じられないかもしれません。
ではどのような入浴法が良いのでしょうか。
冷え性改善には、低温のお湯にじっくりと浸かることが必要です。
熱めのお湯に入浴剤を溶かして、カラスの行水のようにサッと入浴していてはいけません。
これでは交換神経が優位になりリラックス出来ませんし、血液の循環も良くならないでしょう。
湯温は必ず40℃以下にしてくださいね。
そしていきなり首までドボンと浸かることはせず、ゆっくりとお湯に体を慣れさせてから体を沈めていきましょう。
お湯に浸かっている時間はトータルで15分~20分くらいがベストでしょう。
私の場合は最初に全身浴を10分ほどして、洗い場で体を洗い、次は10分ほど半身浴をしています。
夏場はもう少し短め、冬場はもう少し長めにしても問題ないでしょう。
また風呂場で軽くストレッチをすると血液循環がさらによくなります。
湯船の中で体をひねったりしてみましょう。
風呂上がりのストレッチも保温効果キープに効果的です。
是非試してみてくださいね。
まとめ
いかがですか?
お風呂はほとんどの方が毎日入っていますよね。
そのお風呂に入浴剤を溶かすだけで冷え性を効果的に改善してくれるなんて、とても簡単で手軽だと思いませんか。
高級な入浴剤でなくてもOKですよ。
その日の気分によって香りを選ぶのも楽しいものです。
入浴剤を上手に使って血液循環を良くし、温かい体を手に入れましょう。