お風呂の時間を楽しく…入浴についてのあれこれ&こだわりの入浴剤のご紹介
もともと入浴の習慣がなかったけれど、身体のことを思ってお風呂に入っているかた。
入浴が好きだけど、なんだかマンネリ化してきたかた。
入浴に対して、色々な見方や工夫があると思います。
ここでは、正しい入浴法を考えるとともに、贅沢な気分に浸れる手作り入浴剤レシピ・値段相応の満足感を得られるちょっぴり高級なお風呂のお供のご紹介をさせていただきます。
お風呂が好き!でも入浴中は退屈…
お風呂好きの皆さんは、湯船に浸かっている時間をどのように過ごしていますか?
中には「健康のため」「美容のため」と義務感からお風呂に入る習慣ができてしまい、なかなか楽しむ工夫が出来ない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
大手雑貨店に行くと、お風呂を華やかにする様々なグッズ販売が行われており、実際に取り入れていらっしゃるかたも多いと思います。
ここでは就寝前の入浴を前提として考えますが、本来の入浴の役目は「できるだけ身体をほぐし、副交感神経を働かせやすくする」こと。
お風呂の時間が、寝つきや翌日の寝起きに影響することもあります。
リラックスのために取り入れたものや実践していることが、実は逆効果ということも…入浴剤のお話の前に、まずは正しい入浴の仕方から考えてみましょう。
入浴中ののNG行為
疲れの原因は、昼間の脳の動きにあります。
外回りの多い方や力仕事の多い方・あるいはオフィスワークのかたにも通じることですが、五感をフルに働かせて常に処理をし続けているという平凡な作用そのものが、疲れに直結しています。
例えば…瞑想や、眠る時・休憩をするときのアイマスクなどのグッズを考えてみてください。
これらの効果は至極シンプルで、「視覚を遮断することで脳の負荷を一時的に休める」というところにキモがあります。
場合によっては、睡眠に近い効果を得られることも。
そこで、入浴中のことを考えてみましょう。
最近はスマホ・タブレット等の防水ケースが普及しており、お風呂でそれらをチェックするかたもいらっしゃるのではないでしょうか?
実はこれ、入浴の本来の目的である「リラックス」を阻害してしまう一因となり得るのです。
リラックスするために…
先にも述べたように、お風呂でのタブレットやスマホの操作は、本来は脳を休ませるべきときに視覚をフル活動させてしまうため、できるだけ避けたいところです。
では、どういった風に「お風呂の時間」を楽しめばよいのでしょうか?
ここで活かしたいのは、聴覚・嗅覚。
防水CDプレイヤーなどでヒーリングミュージックを聴いたり、あるいは香りの効果でゆっくりと副交感神経の働きを促す…。
そういったことをなるべく目指すようにすれば、入浴の効果はぐっと上がります。
ここで「香り」と述べましたが、やはり手っ取り早いのは、お湯そのものを利用することでしょう。
つまり、入浴剤の出番です。
薬局などでお安く手に入る製品をつかってもよいですが、お湯の温度とともに香りが薄れたりすることもあります。
また、人工の香料が苦手・お肌が荒れやすいという方は、成分構成にも注目して入浴剤を選ぶべきでしょう。
入浴剤によっては、お湯の感触を変化させるものがあります。
泡をつくる・とろみがでる…等々。
こういったものも、ラグジュアリー感が出てよいですね。
と、ここまで述べてきましたが、高価な入浴剤に手を出すのは少し気が引ける・どうせなら気合をいれて納得の行く入浴剤と出会いたいなど、いろいろなニーズがあると思います。
そこで、まずは手作り入浴剤について提案いたします。
アロマを楽しむオリジナル入浴剤
本物のアロマオイルを使った入浴剤は、特にお肌の弱い方におすすめできます。
香りも芳醇で濃厚、湯気とともに立ち上ってくれば、満足すること間違いなし。
まずは、効果があるとされるアロマの種類のご紹介をします。
●ローズマリー…さっぱりとした香りで、気持ちを明るくする
●ラベンダー…気持ちを鎮める効果。
ストレスをためやすい方向け
●ジュニパーベリー…ヒノキに似た香りで、デトックス効果あり
他にもいろいろな効果があるので、「生活の木」などに代表される、良質なアロマオイルを取り扱っているショップで相談するとよいでしょう。
購入する際は、これら香りを司るオイルとともに、植物油…「キャリアオイル」と呼ばれるものも選びましょう。
アロマオイルを薄めて、効果をゆるやかにします。
お風呂に入れる際は、キャリアオイル5mlに対しアロマを1~3、4滴ほど垂らせば出来上がり。
香りの持続時間を心配して入れすぎると、かえってお肌が負けてしまうことがあるので、注意しましょう。
身体の外と内を健康にするレシピ
肌のこまかな汚れをとり、血行を良くする効果もある炭酸風呂。
それを簡単に作るレシピもあります。
用意するのは、
●重曹
●クエン酸
●コーンスターチ
この3つ。
どれも百円ショップなどで取扱いがあるので、是非足を運んでみてください。
併せて、お好きな香りのアロマオイルもあるといいですね。
重曹2に対しクエン酸・コーンスターチを1ずつ混ぜてお水を加え、粘土のようになったら形を整えます。
クッキーの型や製氷皿が適切でしょう。
あとはこれを、冷暗所で乾燥させて型を抜くだけでOK。
お風呂の大きさに合わせて投入すれば、しゅわしゅわとした感触を楽しめます。
ちょっとリッチなおすすめ入浴剤
ギフトに人気。LUSHのバスボム
男女問わず贈り物で大人気なのが、LUSHのバスボム。
入浴1回分が800円前後と、少し贅沢な一品ではありますが、お風呂の楽しさがグンと伸びること間違いなしです。
色とりどりのボール型・キューブ型で、種類は多数。
季節限定・オンライン限定や店頭限定商品もあり、ただ選ぶだけでもわくわくします。
大別すると、
●バス/バスボム…香りやお湯の色を変化させる
●バスオイル…カカオバターが含まれており、お肌をしっとりとさせる効果が高い
●バブルバー…ふわっとした泡を演出する
こういった種類があります。
LUSHの方針として「環境への配慮」があり、エコな成分で構成されているのもポイント。
ひとつひとつの商品に意味の込められたネーミングがされており、贈り物にする際はメッセージを添えても喜ばれるでしょう。
日常使いを考えるとコストがかさみますが、筆者の場合、自分へのご褒美として週末に使っています。
プレゼントだけでなく、「なんだかこの頃疲れ気味…」なかたにも、是非おすすめしたいラインナップ。
AMAZONで高評価!アース製薬/温素シリーズ
筆者が日常使いで愛用している、とっておきの入浴剤です。
お値段は600g/20日分ほどで834円(2017/3/8現在)。
天然温泉に忠実な、とろみのある湯ざわりが最大の特徴です。
ほんのりと染まる「琥珀の湯」と、やさしい乳白色に染まる「白華の湯」の2種。
前者はゴボウ・ドクダミなど5種の天然成分を含んでおり、お肌への保湿効果が高め。
後者は天然ミネラルが豊富なアルカリ性のお湯で、かすかな硫黄の香りが「本物の温泉に浸かっている気分」を盛り上げてくれます。
コストと温浴効果のバランスがよく、かつ天然温泉を丹念に再現しようとした努力の軌跡を感じます。
実はこれ、かなり大きいドラッグストアでもあまり見かけない商品になります。
見つけたら幸運と言えるでしょう。
それゆえ通販で購入するかたが多く、口コミも多数寄せられています。
秘密にしておきたい、素敵な入浴剤のひとつです。
まとめ
入浴剤も随分と種類が増えましたが、どれも同じ…と思っていませんか?
入浴中に正しくリラックスをするために、入浴剤による香り・感触を楽しむことは、ときに必要不可欠なことです。
ここで一度、入浴の効果を見直すとともに、皆さん自身へのご褒美として素敵なお湯を作ってみませんか。
是非この記事をもとに、楽しい入浴が叶えばと思います。