さまざまな目的別の入浴剤の種類とその選び方について
仕事やプライベートで疲れた体を癒すには、やはりじっくりとお風呂に浸かることが効果的です。
お風呂自体の温浴効果に加え、ゆっくりと時間を過ごすことで身も心もリフレッシュされますね。
また、考え事をする時にでもお風呂での時間は有効です。
クリエイターや作家なども、リフレッシュと熟考を兼ねてのお風呂タイムを大事にしていることが多いです。
そんなお風呂での時間にさらに効果をプラスしたり、ちょっと贅沢な時間にすることが簡単にできる入浴剤について、その種類をいくつかご紹介します。
目次
お風呂で冷え性を改善したい人向けのおすすめ入浴剤
お風呂といえば、体を温めることが一番の効果です。
冷え性の人にとって、入浴による温浴効果は非常に効果的で、エアコンやストーブでは得られない、全身の温かさを得られます。
その温浴効果をさらに高めるために入浴剤を使用して、冷え性の改善・予防を行いましょう。
無機塩類系入浴剤
無機塩類系入浴剤に含まれる成分は、皮膚表面のたんぱく質と結合して膜を作り、物理的に熱の拡散を抑制します。
入浴中は体を芯から温め、入浴後もぽかぽかとした感覚が長く続く効果があります。
形成された膜は、無機塩類特有の皮膚組織を活性化させる効果も持ち、皮膚の炎症も改善します。
冷え性から起こる、あかぎれやヒビを修復・予防することで、結果的に冷え性を改善することに繋がります。
炭酸ガス系入浴剤
炭酸ガスには、血管の拡張を促進する効果があります。
お風呂の湯に放出された炭酸ガスは、皮膚から吸収され、血管をスムーズに拡張します。
その結果、血圧の低下と血行の促進、新陳代謝の向上が得られ、全身をまんべんなく温めることに繋がります。
通常のお湯では温まるまでに時間がかかる、足や手の指先まで、より早く、持続的に温めることになりますので、入浴後も温浴効果が継続して得られる時間が伸び、リラックスして就寝することが可能です。
お風呂で乾燥肌を改善したい人向けのおすすめ入浴剤
全身をお湯に浸けることにより、有効な成分を必要な箇所から吸収することができます。
お風呂にご自分に合った有効成分を加えて、乾燥肌の改善を促進しましょう。
保湿成分系入浴剤
保湿成分にはたくさんの種類がありますが、一般的かつ効果の高い成分は「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」「シアバター」「スクワラン」などです。
入浴中の肌は、それらの成分が浸透しやすくなっているため、表面的な効果ではなく、角質層の中まで浸透し、より保湿効果を高めます。
継続的に使用することで、肌の水分バランスを整える機能が体にも備わってきますので、みずみずしい肌を維持することに繋がります。
低刺激系入浴剤
保湿効果を得るためには、保湿成分はもちろん重要ですが、入浴剤自体が肌に対してダメージを与えないことも重要になってきます。
乾燥肌の方は、同時に敏感肌でもあることが多いので、低刺激系の入浴剤の使用をおすすめします。
具体的には、「弱酸性」「無香料」「無着色」「アルコールフリー」などの要素は必須となり、さらに、塩素の除去作用がある入浴剤がよいでしょう。
保湿成分からしっかりと効果を受けるために、わずかな肌へのダメージにも配慮された低刺激系入浴剤は、結果として保湿による肌の強化となり、敏感肌や乾燥肌の改善に期待が出来ます。
お風呂で美容効果を得たい人向けのおすすめ入浴剤
古い時代から、女性の美はお風呂で作られてきました。
クレオパトラもマドンナも、美しい女性は皆、お風呂に何かしらの工夫をしたと言われています。
お風呂に入りながら、全身から、美容に必要な成分を効率よく吸収し、美肌や清潔な肌を目指しましょう。
美肌特化系入浴剤
美肌特化系入浴剤は、保湿成分系入浴剤と近い存在になります。
保湿成分に加え、さらに美容の面で秀でた成分である「オイル」や「ミルク」、「ビタミン」といった成分が含まれています。
それぞれの種類は非常に豊富で、どの成分にも特有の効果があるため、すべてを含む入浴剤というのはありませんが、様々な美肌系入浴剤をローテーションしながら、その効果を蓄積するように使用するのがおすすめです。
酵素系入浴剤
酵素の作用により、古い角質を分解する効果を持った入浴剤が酵素系入浴剤です。
米ぬかや果物、植物由来の酵素には、「パパイン」「プロテアーゼ」などがあり、それらの洗浄効果をさらに発揮するために、酵素の活性化成分も同時に含んだものがおすすめです。
皮膚のヨゴレをしっかり落とし、有効成分をより効率的に吸収することで美肌効果を得られる入浴剤ですので、少し刺激が気になるという方には、それもサポートする保湿成分にも配慮されたものを選びましょう。
お風呂でさらにリラックスしたい人向けの入浴剤
お風呂で体を温めながら、さらに心のリフレッシュを得るのも楽しみのひとつですね。
よりたくさんの汗をかいてサッパリしたり、心地よい空間でじっくりと体を癒すための入浴剤を使用して、リラックス効果を最大まで伸ばしましょう。
発汗系入浴剤
入浴時にしっかりと汗をかいて、サウナに入ったようなサッパリ感を得たい人には発汗を促進する成分が含まれる入浴剤がおすすめです。
成分の主流は、「トウガラシエキス(カプサイシン)」ですが、その他にも「ショウガエキス」や「ヨモギエキス」などの生薬系成分があります。
配合される成分の量がそのまま発汗作用に比例しますので、希望する効果の強さで商品を選びやすいのが特徴です。
汗をかくことで、一時的に失われる組織の水分補給、つまり保湿にも配慮された商品を選べば、デトックス+美肌+リラックスと、体も心もリフレッシュ出来ますので、入浴後のサッパリ感は格段に上がるでしょう。
アロマ系入浴剤
主に「エッセンシャルオイル」により、気分を落ち着け、心地よい入浴をサポートするのが、アロマ系入浴剤です。
香料によってお風呂に香りをもたらしますので、その種類は非常に豊富です。
フラワーやフルーツなどの一般的なものから、森林や草原を思わせる自然系のもの、ビールやチョコレート、お菓子などをイメージさせるユニークなものまで、本当に幅広く販売されています。
好きな香りを漂わせてのお風呂タイムは、気分をリフレッシュすることに特化していますので、入浴後の体のケアも考えるのであれば、コラーゲンやセラミドなどの保湿成分も含んだものを選べば、ついつい長くなってしまいがちなアロマ系入浴剤での入浴に、肌のケアも加わり、より快適なお風呂上がりとなるでしょう。
お風呂にとにかく特別感を与えたい人向けの入浴剤
いつものお風呂に特別なサプライズを加えたい時もあります。
自分用にはもちろん、プレゼントにも最適な入浴剤で、お風呂を楽しむことに特化してみませんか。
エンターテイメント系入浴剤
エンターテイメント系入浴剤には、先にも挙げたような香りがユニークなものの他に、形やパッケージがユニークなものがあります。
まったくお風呂や入浴剤と縁の無いジョークアイテムや、有名なお菓子の形をそのままお風呂に連れていける入浴剤など、気分のリフレッシュをまた違ったニュアンスで楽しむことが出来ます。
子ども向けに入浴剤からおもちゃが出てくるものが昔からありますが、そういった入浴剤の大人も楽しめる仕様といえます。
まとめ
忙しい人であれば、ほとんどの日をシャワーで済ませてしまうという人も少なくないと思います。
しかし、忙しく、疲れの溜まっている人ほど、お風呂にゆっくり浸かって、体を癒すことにメリットがあるはずです。
そして、その入浴に健康や美容、リフレッシュの効果を手軽にプラスできる入浴剤を使用すれば、快適な生活のサポートとなるでしょう。