肩こりに効く入浴剤で最近口コミ評価が充実している商品はどれ?
ひと昔前にくらべると入浴剤の種類が格段に増えて、いろんな商品が選べるようになりました。
デパートなどの入浴剤コーナーに足を運ぶと、ところ狭しとたくさんの入浴剤が並べられていますよね。
しかしあまりたくさんあるとどれを買うべきか迷ってしまうかもしれません。
市販の入浴剤は温浴や疲労回復、あるいは美肌などのスキンケア効果のいずれかが含まれているものがほとんどであると思います。
ここでは肩こりに効く入浴剤の中で、比較的口コミ評価のよいものを紹介していきますが、前者の温浴や疲労回復などの効能には、肩こりや腰痛の改善を併記しているものがほとんどでしょう。
口コミ評価の見分け方、入浴剤をチェックする際のポイントを解説しながらおすすめの商品を紹介していきたいと思います。
口コミ評価はどの程度信頼できるのか?
購入を決定づける口コミ評価
通販などで商品を選ぶ際に、口コミ評価というのは参考になります。
5段階評価で平均値が表示されていたり、具体的な感想が書いてあったり、最近の通販サイトは口コミ評価のコーナーが充実しています。
商品を購入して使ってみた消費者の「なまの声」が記載されているわけですから当然です。
実際に口コミ評価が判断や購入の決め手になっている人は結構多いと思います。
口コミ評価の注意点
日本で通販を扱っている大手の会社のサイトの口コミ評価はある程度信頼できるとは思いますが、注意しなければいけないのはあくまで個人の感想だという点です。
同じ商品を同じ条件下で使用しても、その感想、満足度は人それぞれ違います。
参考情報としては有効ですがあくまで自身が選択するものということを忘れないようにしましょう。
入浴剤に関する口コミ評価
入浴剤に関して書き込まれた口コミ評価を読んでみると、いろんな種類の評価があることがわかります。
効能
入浴剤を購入しようとする人にはたいてい何がしかの目的があるはずです。
たとえば冷え性なのでお風呂で体を温めたい、そういう人は特に温浴効果を期待できる入浴剤を探すでしょう。
そのような消費者にとって、使ってみたら一定の効果がみられた、他社の商品より良い、というような口コミ評価は有難いものです。
肩こりを改善したいのであれば数ある口コミ評価の中で、関連するコメントをチェックすべきです。
成分由来
入浴剤に限らず、商品を購入する際に消費者が気にすることの一つが安全性です。
この点でどんな材料を使っているのかもまた重要な要素です。
なにはともあれ口コミ評価に実際に使った人が書き込んでいることがわかれば最低限安心して使えそうだということはわかるかと思います。
入浴剤は直接肌にふれるものなので原料成分は十分にチェックしたいところですね。
価格、使い勝手
値段が高くて品質が良いのは当然です。
世の中の多くの人は安くてよいものを常に求めています。
通販サイトの口コミ評価の中で、価格や使い勝手のことはかなり多く書き込まれているし、評価にも影響します。
コストパフォーマンスは重要な評価項目の一つであり、値段が安いというだけで評価はあがるでしょう。
また、入浴剤の場合、最近は大きな缶に入った粉状のものにスプーンを付属させるよりも、1回分ごとに使う錠剤や個包装などが人気があるように見受けられます。
日常の中で使うものほど使い勝手が大事ですね。
口コミ評価に関しては、安価な商品や新商品への評価が高くなりがちである点を考慮する必要があります。
口コミ評価の表面的な数字にまどわされないことはもちろん、内容をよく読んで、口コミ評価が高いからといって鵜呑みにすることのないように注意しましょう。
入浴剤をチェックする際のポイント
入浴剤によって肩こりの改善を期待する場合にまず着目すべきは、化粧品ではなく「医薬部外品」を購入することです。
医薬部外品というのは医薬品ではないですが、効果や効能が認められた有効成分が必ず配合されているので、何らかの改善効果は期待できます。
肩こりの改善に有効な成分はいろいろな種類があり、他社製品との比較、口コミ評価に記載されている効能に関する感想をみながら、じっくり選択するしかないでしょう。
いろんな商品を見ている中で、興味をひかれる商品に目移りすることもあるでしょう。
最近はハーブやアロマなど魅力的な成分を含むものが増えてきているようです。
香りにはリラックス効果があるので間接的には肩こりの解消にもつながるかもしれませんが、むしろ肩こりの場合は、温浴効果や関節炎などへの効能を強調した商品の方が長期的には有効でしょう。
最近の口コミ評価が充実していて肩こりに効くおすすめ入浴剤5選
アース製薬「温泡」
アース製薬が平成27年(2015年)秋に販売開始した入浴剤です。
アース製薬の入浴剤としては「バスロマン」や「温素」などがありますが、これらの商品とは差別化し、個包装の固形錠です。
花王のバブに似た炭酸による温浴効果をうたいつつ、泡は控えめで1個あたりの単価もバブを下回っているので、バブ愛好者が乗り換えている可能性も考えられます。
香りはゆずやしょうが、フルーツなど消費者好みの数種類のバリエーションがあって好評です。
新商品で注目されているところもありますが、よく温まる、香りがよい、コストパフォーマンスがよい、など高い評価を得ているヒット商品といえるでしょう。
バスクリン カラダプラス アロマスパークリング
従来のバスクリンに発泡効果やエッセンシャルオイルによるアロマ効果を付加したカラダプラスアロマスパークリングはリニューアルを重ね、現在は6種類12包入りのセットが好評です。
アロマというと贅沢なイメージがありますが、価格も低めにおさえられています。
ゆず、ジャスミン、ラベンダーなど人気の6種類の香りはいずれも女性好みで、口コミの好評価につながっているようです。
入浴剤に期待されるさまざまな効果を凝縮した商品といえます。
花王バブ(和漢ごこち)
アース製薬とバスクリンがバブのような温浴効果に着目した商品を販売する中で、花王も2010年頃からハーブや香りを重視したバブの新商品を相次いで発売していきます。
特に日本在来の植物や生薬に力を入れている印象があります。
和漢ごこちは温浴効果のある有効成分に月見草など和風素材の香りを前面に押し出し、他社との差別化を図っているといえます。
似たようなコンセプトの商品として「バブ温もり和果」という日本の伝統的な果物の香りを前面に出したものもあります。
オリヂナル株式会社薬湯(やくとう)
オリヂナル株式会社はもともとハンドクリームなどの化粧品販売が中心であり、入浴剤メーカーとしては後発ではありそれほど有名ではないかもしれません。
どちらかというと肌荒れやしっしんなどのスキンケアが得意かと思われますが、薬湯の4種のうち、ショウガやハッカの2種類は冷え性や神経痛、疲労回復を効能にあげています。
通販サイトでの評価が大手メーカーに匹敵するくらいの高めなので一度試してみる価値はありそうですね。
クナイプバスソルト
100年以上の伝統をほこるドイツの入浴剤。
日本でも根強い人気をほこっています。
日本の主要メーカーが新商品を次々に開発していく中、クナイプのバスソルトは長い間、変わらぬ商品を提供し続けています。
日本の入浴剤は固形化、個包装化がめざましいですが、クナイプのバスソルトは大容量のまま。
陳列棚に並ぶ姿は風格を感じさせます。
個包装のトライアルセットなども販売されているようですが、これは日本人向けかもしれません。
日本のみならず世界中で愛されている商品なのでしょう。
新商品がひしめく温泉大国日本にあって、通販サイトでもいまだ好評価を得ているのはさすがです。
まとめ
通販サイトを中心に最近の入浴剤の口コミ評価を分析してみると、最近の売れすぎている傾向がよくわかりますね。
ハーブやアロマなども含めた香りの良いものが好まれる傾向がみられ、リラックス効果を通じた温浴や肩こり改善などへの期待もあるようです。
肩こりというのは筋肉のこわばりや冷えに起因する部分もあるので、入浴剤による効果は期待できると思います。
本格的な強い傷みの場合は医師の診断が必要ですが、最新の研究成果やニーズを踏まえた入浴剤メーカーの商品を試してみるのもよいかもしれません。