出来れば予防したい辛い膝痛、普段の生活の中で出来る予防法とは?
何によらず痛みと言うのは辛いものです。
痛み自体主体的なものですので、他の人にはなかなか分かってもらえません。
ある人にとって激痛が、別の人にはまだ耐えられる痛みと言う事もあるのです。
その痛みが、日常生活で使わずにいられない膝にあるのは本当にきついものです。
膝痛と言うのは、出来れば痛む前に回避したいものですね。
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膝に痛みを感じる原因は
階段を上っている時に膝の調子が悪くて、何となくキシキシした感じの上に、体重を押し上げると痛みを感じると言うのは、誰でも一度は経験していることでは無いでしょうか。
また信号が変わる、と焦って小走りになった時にズキッときたことなども、結構ありがちなことだと思われます。
大体がこういうケースは、若い人よりある程度年齢の行った人に多いケースです。
しかし若い人でも、何時も通りジョギングしてたのにルートの途中で膝に痛みを感じた、膝の動きが悪くなったなどと言う事もあるでしょう。
わき道から出てきた車をよけようとして、急に方向転換したら膝がねじれるような感じがして、ズキッときたと言う事も勿論あると思います。
こう見てきますと、ひざに痛みを感じる原因は大きく分けて2つあるとみていいでしょう。
一つは長年の使用による、経年劣化と言うものです。
人間の関節部は軟骨組織によって滑らかに動くように出来ていますが、長く使っているとこの軟骨部がすり減って、普通の骨同士がぶつかってくるものです。
普通の骨は軟骨の様に柔らかくは無いので、ぶつかり合って削れたりするとその破片が神経に当たって、痛みを生じさせたりするのですね。
もう一つの、急激な運動が加わったことによる膝の痛みは、さすがの軟骨でも吸収しきれない負荷がかかって骨に影響を与えたり、膝周りを傷つけたりすることによって起こるものです。
股関節と足首の間にある膝は、中間地点にあるだけにかなりデリケートな動きを世議されなくなるわけで、こういった無理から膝痛が生まれてくるのです。
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膝は身体の中でもかなりの働きものの関節です
人間の身体の関節部は、どこも非常な働きものたちです。
でもその中で、膝と言うものの役目は過酷な働きをさせられていると言っていいでしょう。
座る、歩くと言った動作に必要不可欠なのが、この膝関節です。
立っている場合も、膝にはかなりの比率で体重がかかりますし、無意識ながら身体全体のバランスを取るために細かく調整を行っているのがこの膝です。
寝ている時でも寝返りを打つなど、膝は常に動いているとみていいでしょう。
ここまで働いている膝関節です。
やはりここは意識して、完全にすり減ってしまう前に予防をしてあげるべきでしょう。
膝痛は起きる前に予防することが、何よりも重要なのですから。
膝痛を予防するために
勿論このデリケートな働きをする関節は、日常の動作に欠かせないものです。
逆を言うと、一旦痛みを感じると日常の動作にも支障が出ると言う事です。
膝関節や軟骨の摩耗を予防し、周りの筋を傷めないために出来ることは何でしょうか。
膝周りの筋肉をつけて上げる
筋トレで膝周りの筋肉を強化すると言う手もありますが、普段運動をしない人がこれをいきなりやると、逆に傷めてしまうこともあります。
そのため、普段の生活で出来るような膝周りの筋肉が、少しずつ強く出来るような方法をご紹介します。
それは、歩くことです。
ただしただ茫然と歩くのではなく、歩幅を広く保ってしっかりと前を見据えて歩くことが大事です。
視線を前方遠くに固定すると、自然と背筋が伸びます。
所謂姿勢が良くなるわけです。
そうなると脚だけでは無く、上半身に筋肉も使えますのでまず脚への負担が減ります。
膝への負荷も、軽減されることになります。
歩幅を大きくとれば、自然踵から着地する歩き方になります。
脚を引きずらずに、持ち上げて歩けるようになると言う事です。
この歩き方で、膝だけでなく脚全体の筋肉の強化も出来ますので、運動不足に人にはおすすめです。
ちなみに、歩きスマホは厳禁ですのでそれもお忘れないようにしてくださいね。
運動前にストレッチを
運動を普段からしている人の場合、これは当たり前の準備運動ですが、普段運動していない人の場合この運動前の準備は非常に重要です。
勿論運動前にストレッチを頑張り過ぎて、逆に疲れてしまったり伸ばし過ぎて筋を傷めたりしては、これは元も子もありません。
この運動前のストレッチは、これから運動するから筋肉たち目を覚まして、と眠っていた筋肉を起こすつもりでやってあげるのがいいでしょう。
出来ればこれ、朝起きて仕事に出かける前、つまり家を出て歩き出す前にもやってあげたほうが、身体の為にはおすすめなのです。
ともあれ、このストレッチで身体を目覚めさせてあげることで、全身が動く準備が出来ます。
体重のかかりやすく、運動の時に負荷のかかりやすい膝関節にも、これで負担が減ると言う事になります。
ひどく負荷がかかりそうな場合はサポーターも使用
スポーツでもそうですが、例えば仕事で大きな荷物を運ぶことになったり、引っ越しでやはり荷物運びが必要になると言う事は、膝に負担がかかります。
あらかじめ分かっている場合には、膝用のサポーターを用意しておきましょう。
かなり過酷な運動でない限り、ドラッグなどで売っている膝周りのサポートをしてくれるような、軽いサポーターでも構いません。
あると無いとでは大違いですので、使用して見てください。
かなり負担が軽減されます。
またサポーターをしていることによって、膝に意識が行きますのでその分注意も出来ると言う事です。
血行を妨げないような、あまりきつくないサポーターがおすすめです。
すでに膝痛がある人はもう無理?
すでに膝痛がある人の場合、悪化しないようにするのは勿論ですが、出来るだけ痛みを緩和させる方法を見つけるのが望ましいです。
最もこの場合、膝関節の異常、半月板損傷などがある場合は、医師に相談の上の対処をしてください。
外科的なトラブルがある場合は、素人判断は危険です。
ただし、一応普段の生活は出来るし、買い物程度なら一人で行かれると言う場合は、痛みを感じないようにしつつ歩くようにすることが、少なくとも現状維持のために必要です。
筋肉と言うのは、使わないとあっという間に弱ってしまいます。
特に脚の筋肉は、数日寝込んだだけでもかなり落ちてしまいます。
風邪で熱を出して寝込んだ後、やっと起き上がって歩いたらフラフラした、等と言う経験は無いでしょうか。
膝の痛みでも同じことです。
痛いので歩くのが面倒と動かないでいると、脚の筋肉も落ちてしまい、肝心の膝周りをカバーする筋肉も弱ってしまいます。
筋肉の維持のためにも、少しずつでも歩くのが最低でも現状維持に繋がります。
この時やはり、姿勢を出来るだけ整えて歩くと、全身の筋肉に影響しますので大変効果的です。
勿論ステッキなどの補助用具も、姿勢を整えるのに一役買ってくれますので、お助けアイテムとして利用しましょう。
再三申しますが、あまりに痛む場合や、外傷がある場合、関節部に異常がある場合は医師の判断を仰いでください。
総体的な予防策とは
ここまで読んでくださった方はお気づきでしょうが、一番の予防策とは身体全体のバランスを整え、全身の筋肉を使って暮らすことです。
例えば指1本動かすのでも、使っているのは指の筋肉だけではありません。
腕も、上半身の筋肉も動くことになります。
寝ている状態から頭を持ち上げるには、かなりの腹筋を使うことになります。
膝も同じことです。
この中間点に位置する、不安定な所にある関節部、出来るだけ支えて上げなければ劣化は早く訪れます。
全身に筋肉でサポートして、膝にかかる体重をコントロールすることが、膝痛を予防する第一歩であることは間違いありません。
まとめ
膝と言う関節の動きは、日常生活を送るのに必須のものです。
これに異常があると、下手をすれば寝たきりと言う最悪の結果にもなりかねません。
しかし膝痛と言うのは、実際なってみるとその痛みで歩くのが本当に嫌になってしまうものです。
ならばここは、痛みが起きる前に回避する方向に持っていきましょう。
普段の生活でちょっとだけ気を付ければ、この後の膝痛をスルーすることも可能かもしれません。