初期の膝痛におすすめ! 膝はソフトタイプのお手軽サポーターでケアしよう!
膝は腰に次いで、身体を支えてくれる重要な部分です。
曲げたり伸ばしたり、稼働が多い部分でもあるだけに年齢を重ねるごとにダメージが蓄積されやすくなります。
そんな膝痛をお持ちの方には膝回りを保護するサポーターがおすすめ。
ここでは特に深刻ではないけれど、膝に違和感や軽い痛みを覚えるという、膝痛初期の方におすすめのサポーターを見てみたいと思います。
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目次
膝は二足歩行を支える大切な関節!
膝は体の関節で最も大きな荷重を受ける関節です。
歩いたリ走ったりという動作は膝に体重の5~7倍もの負荷をかけています。
その負荷に耐え、自由自在の動きを支えています。
また、膝関節の動きは多様。
曲げ伸ばしなど屈伸の動作以外にも、くるりと向きを変える回旋の動きも可能です。
スポーツや日常生活において非常に複雑な動きを行い、様々な動作を可能にしてくれているのです。
その分、負担のかかる方向や場所も様々で、年を重ねるごとに劣化が進んでいきます。
故障が生じがちな膝ですが、人間が二足で立ち、歩くためには欠かすことのできない重要な関節なのです。
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まずは膝の仕組みを知ろう
膝は人間の身体の中でも最も大きな関節で、主に4つの骨
大腿骨、脛骨、腓骨、膝蓋骨(丸い膝のお皿)
が集まっています。
大腿骨と腓骨、膝蓋骨と大腿骨の関節面は「関節軟骨」というクッションによって保護されています。
さらに大腿骨と脛骨の関節面には「半月板」という三日月形のもう一つのクッションが備わっています。
また、膝関節の前後左右の安定性を司っているのは大腿骨と脛骨の間に貼っている4本の靭帯です。
膝の曲げ伸ばしにかかわるのは筋肉や腱。
「大腿四頭筋」や「膝蓋腱」は膝を伸ばす動きに関わり、膝屈筋は膝を曲げる動きに関わっています。
さらに膝関節全体は「関節包」という袋で覆われています。
関節包の内側には「滑膜」という薄い膜があり、ここで「間接液」が作られています。
この間接液が膝のなめらかな動きや関節軟骨の栄養に深く関わっているのです。
膝の痛みの原因は様々!
間接の骨と骨が直接当たらないようにクッションの役割を果たしてくれている「関節軟骨」。
これ自体には神経が通っていないので、痛む事はありません。
しかし、クッションの役割を果たす軟骨の減少によって周りの関節が痛みを生じることがあります。
この原因は様々あり、一概には言えません。
しかし膝痛にお悩みなら、自分がどのタイプに当てはまるのか確認しておくのがおすすめです。
変形膝関節症にかかっている
中高年以降の膝痛で最も多いのがこのタイプです。
これは大腿骨や脛骨の端を覆う関節軟骨がすり減り、変形して固くなる事が原因で発症します。
間接軟骨に神経が通っていないため、初期には全く痛みを感じません。
しかしやがて周囲が炎症を起こし、痛むようになります。
スポーツによる負担が大きい
スポーツの中でも下半身を特に酷使したり、下半身の筋肉を強化する必要のあるものは注意が必要です。
筋肉疲労が治まらないままに運動を行うと膝には大きな負担となります。
過度な運動を行い続けると膝を支える筋肉や靭帯を傷める原因となるのです。
脚の形に原因がある
日本人に多いO脚やX脚も膝痛の原因となります。
偏平足の人も注意が必要です。
このような脚持ち主は膝にかかる荷重がアンバランスになり、大きな負担となるのです。
O脚の人は内側に、X脚の人は外側に負担が大きくなります。
急激な体重増加、あるいは肥満体型
膝には体の数倍もの負担がかかります。
急激に体重を増やしてしまった人は、その負荷がいきなり増えることになります。
また、ずっと肥満体型であったという人は、常に大きな荷重が膝にかかり続けていることになります。
過度な負担が膝の関節や筋肉を傷める原因となるのです。
運動をあまりしない
太腿周辺の筋肉が衰えると、膝の曲げ伸ばしがスムーズにできなくなり、膝への負担となります。
ですから日常生活においてほとんど運動をしない人は、太腿筋肉の衰えが原因で膝痛が引き起こされている可能性があります。
膝に痛みがある場合の対処法とは?
膝が痛いということはその周辺の筋肉や腱がなんらかの形でダメージを受けているということです。
ですから、膝に負荷をかけることは絶対にNG。
気をつけるべきポイントは何でしょうか。
無理な歩行・運動をしない
膝の痛みがあるのに歩いたリ、運動するとさらに膝に負担がかかります。
特に階段の上り下りや正座は膝にとって大きな負担。
痛みを感じたら階段を使うのも正座もNGです。
筋力をつける
太腿筋の衰退から膝痛が発症することがあるというのは前述の通りです。
ですから太腿筋を鍛え、筋力を取り戻すことは膝痛の緩和に有効。
鍛えるべき場所は太腿の前面にあり、膝を伸ばす時に縮む「大腿四頭筋」。
この筋肉がしっかりしていれば、膝関節への負担は軽くなります。
膝痛がある人にはサポーターがおすすめ!
膝が痛くて歩行が困難である人や、膝に力が入らず崩れ落ちるなど、重度の膝痛がある場合は迷わず病院を受診しましょう。
しかし、なんとなく不快感を覚える人や膝を温めたら気持ちよくなるという人は、サポーターをつけることからはじめるのがおすすめです。
ここでご紹介したいのは比較的簡易なソフトタイプのサポーター。
患部を保温することで傷みをやわらげてくれます。
おすすめを見てみたいと思います。
ソフトサポーターってどんなもの?
膝を支える機能よりは「関節の周りの保温」が主目的です。
温め効果により膝の痛みを緩和してくれます。
付け外しが簡単でかさばらず、汚れても洗濯ができるものが多いので衛生的です。
お値段もガチガチのサポーターよりはお手軽です。
しかし強い痛みがある人や強い支えが必要に人には向きません。
バンテリンサポーター 保温ひざ用 ブラック
日常生活を支えるために用いられている「生活テーピング理論」に基づき設計されています。
U字型のテーピング構造が膝を下と左右から支え、膝のブレを抑制してくれます。
サポーターを装着するだけで膝の動きがしっかりとサポートされます。
また、スリムニット構造が膝の曲げ伸ばしにスムーズに対応。
サポーターのずれ軽減します。
屈伸時の不快な食い込みやムレも気になりません。
膝に不安を感じている方が、初めてトライするサポーターとしておすすめです。
メディエイドサポーター すっきりフィット ヒザ
医療で培った技術で人の身体を支え、助けてくれるサポーターです。
膝の軽い圧迫や保護におすすめ。
独自のサポートラインによって、太腿から膝回りを優しくサポートしてくれます。
かさばらず肌当たりがよく、縫い目も少ないので、快適な装着感です。
また、商品の重さは68グラム。
付けていてもほとんど気になりません。
アイケア NEW ic圧迫固定サポーター ひざ用
関節を固定してしっかり支え、特殊編みで膝の動きにもフィットする膝用サポーターです。
膝の部分全面に伸縮性があります。
膝横部分から膝裏部分にかけて強圧迫の設計となっており、膝全体を固定する編み方になっています。
また、太腿の筋肉とふくらはぎの筋肉を膝裏から包み込むジグザグライン形状。
膝を強く圧迫し、固定します。
さらに膝裏部分は三日月型に部分メッシュとなっており、装着時の気になるムレを防いでくれます。
ソフトタイプなので取り外しも簡単。
ご家庭でお洗濯も出来るので、お手入れも簡単です。
まとめ
年齢を重ねると体のあちこちに不具合が生じがちです。
日頃から酷使している膝部分は特にダメージを蓄積しやすく、痛みを発症しやすい場所。
大したことはないからと膝痛を放置すれば、症状はさらに進み、歩行にも影響が出てくるかもしれません。
まだ軽いうちにしっかりとケアしましょう。
いつまでも元気に歩きたいなら、気づいた時からスタートするのがおすすめですよ。