ソファに座るVSソファの下で寄りかかって座る!腰痛に効果的なのはどっち?

ソファ

ソファを利用しての座り方と言うと、普通にソファの上でソファにお尻をつけて座るという座り方を想像するでしょう。

ただ、ソファにそれとは違う座り方もあるものです。

それが、ソファの下でソファに寄り掛かって座るという方法です。

では、ソファの下でソファに寄り掛かって座るのと、ソファに座るの、腰痛に良いのはどっちなのでしょうか?



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ソファに座るのは座り方次第で負荷がかかる

ソファに座るのは、実は基本的にはあまり腰には良いものではありません。

というのも、ソファに座る時はどういう時かというと、それはやはりリラックスしたい時などになるでしょう。

リラックスしたい時に座るということは、当然座る時の姿勢も崩れがちになります。

たとえば後ろに後傾した状態で座ったり、あるいは膝の上にひじなどをついて、かなり前のめりになって座ることもあるでしょう。

でも、そういう座り方はよくないのです。

そういう座り方で座っていると腰にすごく負担がかかります。

ということは当然腰痛も悪化していってしまいます。

だから、基本的には腰痛持ちの人はソファの上に座ることはおすすめできなかったりします。

正しい座り方をすれば負担は減る

ただ、もちろん正しい座り方をすれば、多少はそうした負担は減っていきます。

なので、腰痛持ちの人がソファに座るのであればただしい座り方で座らないとなりません。

では、そんなソファの正しい座り方とはどのような座り方になるのでしょうか?

ソファの正しい座り方は、まずソファに深く腰掛けて、背もたれである程度腰を支えてもらうようにします。

それはなにも、背もたれに腰から背中にかけてしっかりとつくようにしないとならないということではありません。

そうではなく、背もたれと座面のつけ根のあたりで腰を支えてもらえば良いでしょう。

そうしてそこで支えてもらったら次には、膝をだいたい90度くらいにします。

さらに両方のかかとをしっかりと地面につけていきます。

そうすることで、足の方に体重を逃がしていけるようになりますし、骨盤がある程度まっすぐ立つようになるので、体重の負荷を骨盤で支えられるようになります。

そうれなれば当然腰にかかる負担もへるので、腰痛になりづらくなるのです。

なので、是非そういう座り方をしていってください。



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地面に座るのはどうか

ただしい座り方で座らない限り、ソファに座ることは腰痛持ちの人にはあまりおすすめ出来ませんでしたが、では、ソファを背もたれにして、床に座るのはどうなのでしょうか?

ソファを背もたれにして床に座る際に問題となるのは、足の行方です。

そうして座る際には、足はどうしたらよいでしょうか?

足の行方としては幾つかの選択肢があります。

前に投げ出して座るのはNG

まずは普通に前に投げ出すこと。

これはやはり骨盤も倒れがちになりますし、そして何より、体勢がかなり前のめりになりがちになります。

一応申し訳程度にソファと言う名の背もたれに背中がふれているだけになり、あとは普通に猫背のようになるでしょう。

それではやはり腰に負担がかかります。

だからそれは良くない座り方だと言えます。

あぐらはさらにNG

あるいはあぐらを組んで座るという選択肢もあります。

でも、あぐらを組んで座るというのもおすすめできません。

あぐらを組んで座ると、足を前に投げ出して座る時よりもさらに前のめりのような体勢になります。

ということは、当然ながら腰にかかる負担はその姿勢よりもさらにひどくなるでしょう。

だから、それも避けた方が良いでしょう。

地面に座るならば正座がおすすめ

そうして基本的にはあまり腰痛持ちの人にしっくりくる座り方がない床に座り、ソファで背もたれのようにするという座り方ですが、床に座るならばこれが適切だという座り方もあります。

それが、正座で座ることです。

正座で座ると、骨盤は立ちぎみになります。

なので、そこでしっかりと体重を支えることが出来るようになるでしょう。

ただ、正座にも正しいやり方があるので、それができていないとあまり効果的にはなりません。

正しい正座のやり方

正しい正座のやり方は、簡単に言うと、両足のかかとをくっつけて、その両足のかかとの上にお尻を乗せるようにするというやり方になります。

普段足の甲と足の裏を組ませてしまったりしていた人も多いのではないでしょうか?

でもそれでは骨盤を正しい位置に持っていくことが出来ません。

それでは意味がありません。

なので、これまでそういう正座の仕方をしていたという方は、これからはこういう正座の仕方をする事をおすすめします。

ただし正座には弱点もある

ただ正座には弱点もあると言えます。

それが、そもそもあまり背もたれを必要としないという事です。

かかとが背もたれのような役割をしてしまいますし、後傾することもないので、ソファを背もたれ代わりにする必要がなくなるのです。

なので、せっかく買ったソファが手持ち無沙汰になってしまうことでしょう。

そうならないようにするためには、正座ではなくほかの座り方で座るのが適切になりますが、他の座り方では腰痛が悪化してしまう可能性があります。

どちらも腰には良くないが、ソファに座る方が適切

こうしたことから、結論としては、ソファに座るのと、ソファを背もたれ代わりにして床に座るのでは、どちらも腰にとってはあまりよくはないけれど、ソファに座る方が適切だと言えるでしょう。

正しい姿勢でソファに座れば、ソファに座る時の腰への負担も軽減できますし、それでいてしっかりとソファも活用できます。

また、ソファに座ることで、床に座ることにはない一つのメリットも享受できるのです。

床に体重を逃がせるのはソファだけ

それは、床に体重を逃がせるということです。

正しいソファの座り方をすれば、膝からかかとを通じて体重を床にも逃がせると説明してきました。

それは、ソファと言うやや高い位置に座っているからこそです。

ソファを背もたれ代わりにして床に座るという座り方では、まずそうすることは出来ないのです。

当然ながら、ただただ腰や骨盤だけでその体重の負荷を受けるよりも、かかとを通じて体重を分散できた方が、腰への負担は軽くなるでしょう。

だから、そういう意味でもソファに正しく座るのは効果的だと言えるのです。

ただいずれにしても良くないのは同じ

ただ、床に座るにしてもソファに座るにしても、いずれにしても腰には多少の悪影響があることは同じです。

なので、基本的にはソファに座るにしても、ソファを背もたれ代わりにして座るにしても、あまり長い時間座っていないようにすることが一番おすすめです。

適度に立ちあがりストレッチをするなどしてしっかりと身体をほぐしていきましょう。

ずっと座っていたい気持ちはわかりますが、それで腰痛が悪化してしまったら、そうしてちょっとの時間座っていることすらツラくなるでしょう。

でも、立っていても足が疲れますから、どうにも出来なくなります。

そうなったらすごく面倒でしょう。

そうならないためにも、座りっぱなしにすることは避けるべきなのです。

まとめ

ソファを背もたれにして座るよりも、ソファの上に正しく座る方が多少ましだというのがここでの結論になります。

少しでも腰に良い座り方をして、腰痛を悪化させないようにしていきましょう。

こういうちょっとした座り方で腰痛が悪化するのは良くある話ですが、腰痛も悪化するとドンドン生活に支障をきたすようになりますから、早めに手を打ちましょう。






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