膝痛の方は必見!あぐらをかいた時に膝痛になる原因や対策を紹介
膝痛には様々なケースがあって、その中には、あぐらをかいた時に膝が痛くなるケースがあります。
このようなケースでは、膝の関節に原因があって膝痛になっている場合もあれば、膝の近くにある筋肉が原因で膝痛になっている場合もあるのです。
そこで、あぐらをかいたら膝が痛くなってしまう方のために、その原因や対策を紹介するので、参考にしてみて下さい。
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あぐらをかいた時に膝が痛くなる原因
あぐらをかいた時に膝が痛くなってしまう原因を正確に把握しなければ、治し方を誤ってしまって、膝痛を悪化する場合があります。
そこで、あぐらをかいた時に膝痛になる3つのケースについて紹介するので、確認してみて下さい。
半月版損傷
あぐらをかいたら、膝が少しひねっているような状態になってしまうので『半月板(はんげつばん)』に負担をかけてしまいます。
そのあため、あぐらをかいた時に、膝に痛みを感じた場合には『半月板損傷』を起こしている可能性があるのです。
この半月板は膝の関節内にある組織で、大腿骨(だいたいこつ)と脛骨(けいこつ)の間にあります。
半月板は三日月のような形になっていて、膝関節を安定させたり、クッションの役割を果たしたりしています。
そのため膝を正常に動かすためには必要不可欠なものですから、半月板損傷を起こしている場合には、できるだけ早く治療したほうが良いのです。
筋肉のしこり
足の太ももの内側には『内転筋(ないてんきん)』があります。
この筋肉が硬くなってしえば伸縮性が悪くなってしまって、血流が悪化してしまうのです。
そうなれば、痛みを感じるようになってしまって、あぐらをかいた時に膝に痛みを感じる場合には、内転筋のしこりが原因になっている場合があります。
内転筋にしこりができてしまう原因は、歩き方や靴を替えて、足のバランスが変わった時に起きてしまう場合があります。
しかし、足のバランスが変わっても、短期間で内転筋にしこりができる訳ではなくて、何年もかけて少しずつ内転筋が硬くなる場合が多いのです。
そのため内転筋が硬くなった場合には、その原因に気づきにくいので、足のバランスを崩さないように気を付ける必要があります。
股関節のゆがみ
私たち現代人は姿勢の悪い方が多くて、猫背の方もいれば、股関節がゆがんでいる場合もあります。
実は股関節がゆがんでいる場合も膝痛になるケースがあるのです。
その股関節のゆがみの種類とは、X脚・O脚・XO脚などがあります。
そのため、あぐらをかいている時に、膝に痛みを感じる場合には股関節がゆがんでいないか確認したほうが良いです。
確認する方法は、全身鏡の前で、両足をくっ付けて下さい。
その時に、膝頭が内向きでOの字のようになっていればO脚で、膝頭が前か外向きでXの字ようになっていればX脚です。
そして膝頭が内向きでXとOの字を組み合わせたような足になっていれば、XO脚です。
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半月板損傷の原因と治療方法
あぐらをかいて膝が痛くなる時に、半月板損傷になっているのか分からない方のために、半月板が損傷した原因や治療方法を紹介するので確認してみて下さい。
損傷する原因
半月板が損傷する原因として考えられるのが、2つあって、それは『加齢』と『怪我』です。
加齢で半月板が損傷してしまうのは、半月板に何度も外側から力が加わった事によって損傷する場合です。
このようなケースでは膝を強打した訳ではないので、半月板に損傷した事が気づかない可能性があります。
怪我によって半月板が損傷した場合には、靭帯(じんたい)も損傷している場合もあるので、気を付けなければいけません。
そして半月板が損傷しやすい方は、サッカーやラグビーなどで、選手同士で接触しやすいスポーツを行なっている方です。
そのため選手同士で接触しやすいスポーツをしている方で、膝に痛みを感じた場合は、すぐに病院へ通院して医師に診てもらったほうが良いでしょう。
治療方法
半月板が損傷した場合には、半月板を冷やして対処する場合もあれば、温めて対処する場合もあります。
例えば怪我をして炎症が起きている時には、冷やして対処したほうが良いです。
ただし過度に冷やすのはよくないので、適度に冷やすようにしましょう。
そして膝が炎症していない場合には、温めて血行を良くしたほうが良いです。
このように同じ半月板損傷でも、対処の仕方が違うので、できるだけ早く医師に診てもらったほうが良いでしょう。
筋肉のしこりを解消する方法
内転筋のしこりを解消して、膝痛の症状を軽くする方法は『マッサージ』や『ストレッチ』などがあります。
そこで、内転筋のしこりに悩んでいる方のために、マッサージやストレッチの方法について紹介するので見ていきましょう。
マッサージ
内転筋のしこりをマッサージで解消するには、太ももの内側の部分を指圧で押していきます。
その方法は、しっかりと両手で掴むようにして揉んでいくのです。
最初は硬くなっている内転筋でも、何回かマッサージしていけば、少しずつ柔らかくなっていくはずです。
もしも柔らかくならないようであれば、マッサージの方法が間違っている可能性があります。
そのような場合には、マッサージをしてくれているお店で、内転筋を揉んでもらったほうが良いでしょう。
ストレッチ
ストレッチで内転筋のしこりを解消するためには、膝にできるだけ負担をかけないように足を動かしたほうが良いです。
そのためストレッチをする際には、まず仰向けになります。
そして両足を曲げない状態で、ゆっくりと両足をあげていきます。
最初のうちは、内転筋が硬くなっているので、痛みを感じる場合があるでしょう。
しかし何回もストレッチを重ねていけば、内転筋が少しずつ柔らかくなっていくので、あまり痛みを感じないようになります。
ゆがんだ股関節を改善する方法
膝痛の原因となる股関節のゆがみを解消するためにはX脚・O脚・XO脚の種類に応じて、対策を講じる事が重要なので、おすすめの対策法を紹介しましょう。
X脚
X脚は、股関節から膝にかけて内側に傾いて、膝から足先に向かって外側に傾いています。
そのため股関節の歪みを矯正するために、まず足の裏を合わせて膝を開いて、手足を足の下へいれます。
そして足を前に動かして、上半身を前に倒して下さい。
上半身が倒れた状態を30秒はキープして、股関節の歪みを解消するようにします。
そして、あぐらをかきすぎたらX脚になる事があるので、X脚が解消されるまではあぐらをかかないようにする事も重要です。
O脚
O脚を改善する方法で注目されているストレッチがあって、それが『ぺたんこ座りストレッチ』です。
この座り方は、TV番組で紹介された方法で、立った状態から膝を地面につけます。
それから、膝より後ろ側に位置しているつま先を外側に向けて開いて下さい。
そして両手をそれぞれの膝下の骨をつかむようにします。
両手でふくらはぎの上から下側へ抑えて、お尻だけを下げて、10秒間キープします。
このストレッチをすれば、以前に比べたらO脚が改善されるようになります。
XO脚
XO脚を改善するストレッチで、まず片脚の膝を地面につけて、もう片脚の踵(かかと)を地面につけます。
次に骨盤が左右同じ高さになっている事を意識しながら、脚の幅を骨盤の広さぐらいまで、広げて片膝立ちになって下さい。
最後に床に両手をついて、骨盤の位置を変えないようにして、膝を伸ばした状態で10秒キープします。
このストレッチをすれば、以前よりXO脚が改善されるようになるでしょう。
まとめ
あぐらをかいたら、脚が楽なように感じてしまいますが、股関節がゆがむ原因になります。
実際にあぐらをかいたら、X脚になりやすいのです。
そのため、あぐらをかく機会が多い方は膝痛にならないように注意する必要があります。
そのため膝痛の対策を講じて、膝痛が治ったとしても、あぐらをかく回数を抑えたほうが良いでしょう。