工夫が大切!ソファに座る際に出来る腰痛対策の工夫4選
ソファに座るというのは、基本的にはあまり腰に良いものだとは言えません。
なので、長時間ソファに座っていると、腰痛になってしまうこともあります。
しかし、それはちょっとした工夫で回避できる可能性があることでもあるのです。
では、ソファにすわる際には、腰痛対策としてどんな工夫が出来るでしょうか?
ここではそれを紹介していきます。
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同じところに座らない
ソファに座る際の腰痛対策の工夫としてまず言えるのは、同じところに座らないようにするという工夫です。
ソファに座る際には、ついつい同じところに座ってしまう方も多いのではないでしょうか?
たとえばテレビとの位置関係の都合によって自然とソファの真中に座ってしまうという方もいれば、あるいは肘置きがあってよっかかりたいから、右端か左端にすわってしまうという方もいるでしょう。
別にたまにそういう位置で座るのに関しては、まったく問題ないと言えます。
しかし、いつも同じ位置に座ってしまうのであれば、それはいささか問題だと言えます。
同じ位置にばかり座ると凹んでしまう
もし、いつもソファの同じ位置に座っているというのであれば、その位置がお尻の形に沈んでしまう事が出てきます。
そんな風にソファが凹んでしまうと、その分だけお尻の位置は低くなると言えるでしょう。
お尻の位置が低くなると、その分だけ腰に掛かる負担が増えていきます。
ソファでも椅子でも、人がすわっている時には、特に腰のあたりに体重の負担がかかります。
しかし、椅子やソファにある程度の髙さがあると、お尻だけではなく、地面についた足の方にも体重の負荷を逃がしていけるようになるのです。
でも、この様にソファが凹んでしまって、お尻の位置がやや低くなっていったらどうなるでしょうか?
その分だけ逃げて行く体重は少なくなっていきます。
なので、腰に掛かる負担が増えると言え、腰痛になるリスクが高まると言えるのです。
移動していれば凹ませないで使える
ではもし、ソファに座る際に意図的に座る位置を変えていたらどうなるでしょうか?
そうすれば、いつも同じ位置に体重の負荷がかかることがなくなり、お尻のある位置が凹む事が無くなります。
毎日負荷が掛かるわけではなくなるので、しっかりと回復させる時間を与えることが出来るようになるのです。
そうなれば、そうそう凹まなくなるでしょう。
だから、体重の負荷が腰に掛かる事が増えていくということもなくなります。
そうなれば当然、腰痛になるリスクも減ると言えます。
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ソファの上にクッションを置いて座る
ソファに座る際に出来る腰痛にならない為の工夫として次に言えるのは、ソファの上にクッションをおいて座るという方法です。
ソファの上にクッションを置いて座ることに何の意味があるのかと、疑問に思う方もいるでしょう。
確かに、そもそもソファはある程度クッション性があり、やわらかいものなのですから、その上にクッションを置くとなると、疑問に思うのも当然です。
でもここで使うクッションは、何もお尻や腰にクッション性を与えたいからつかうわけではないのです。
ではなんのために使うのかと言うと、それはお尻に高さを出すためです。
高さが出ればより足に体重が行くようになる
先述の通り、お尻の位置が低くなると、体重の負荷はあまり足の方に逃げていかなくなり、むしろ腰にばかり負荷が掛かるようになります。
しかしそれは逆に言えば、お尻の位置を高くしてあげれば、腰の方に来る体重の負荷がかるくなり、もっと足の方に体重の負荷が行くようになるという事です。
なので、そうして腰に掛かる負担を軽くするために、ソファの上にクッションを置くのです。
クッションはある程度固いものを
そこで使うクッションは、別になんでも良いわけではありません。
そこで使うクッションは、ある程度固いものを選ぶのがポイントになります。
なぜなら、やわらかいクッションを使用していると、そのせいでクッションがしずみ、結局全然高さが出なくなるからです。
結局対して高さが出ないのであれば、クッションはない方が良いでしょう。
お尻のあたりが蒸れるようにもなりますし、ごわごわして座りにくくもなるでしょうから。
しっかりとクッションに狙い通りに意味を持たせるためにも、そこでクッションでは、やや固めのものを選ぶのがおすすめです。
時折姿勢を変える
ソファに座っていて腰が痛くなってしまうのは、気が付いたらずっと同じ姿勢でいるからと言う事もあります。
ずっと同じ姿勢でいたら、当然次第に筋肉は固まっていってしまいます。
筋肉が固まっていけば、当然ながら次には血流が悪くなっていき、いつしか次第に痛みが発生するようになるのです。
そうして腰痛が起こるのです。
それを防ぐためには、時折姿勢を変えるようにするのがおすすめです。
ずっと同じ姿勢でいるのがダメなのですから、時折姿勢を変えるようにすれば、それで問題はなくなります。
腰に悪い姿勢があっても良い
そうして時折とる姿勢の中には、腰に悪い姿勢があっても良いと言えるでしょう。
たとえば地面についてある両足の上に肘をついて、そして前のめりになり、手で顔を支えるように座ったり、あるいはソファの上で横向きになって、ゴロンと寝転がったりしても良いでしょう。
もちろんそれらの姿勢でずっといるのは、すごく腰に悪いので、腰痛になる可能性も高くなります。
でもたとえば5分とかそれくらいの時間であれば、そういう姿勢はむしろ腰のストレッチになることもあるのです。
もちろん腰以外の場所も、そうして時折姿勢を変えることで伸びていくでしょう。
なので、そうするのはすごくおすすめできます。
しっかりと水分をとるようにする
ソファの上に座る際には、意外と集中していることも多いのではないでしょうか?
たとえばドラマをみたり、あるいは映画を見たりして1時間2時間平気で集中して座っていることもあるでしょう。
それは、先述のような筋肉が固まってしまうという弊害を引き起こしますが、それ以外にももう一つ、起こりがちな問題があるのです。
それが、水分不足です。
集中して何かを見ながらソファに座っていると、ついつい水分をとるのを忘れてしまいがちになりますが、実は水分不足も腰痛に繋がる事なのです。
なので、腰痛を防ぐためには、ソファに座っている間にも小まめに水分補給をしていきましょう。
サイドテーブルを用意するのが吉
では、どうすれば水分がとりやすくなるでしょうか?
それは、サイドテーブルを用意することです。
ローテーブルだと、集中しているとなかなか手を出せない事もありますが、サイトテーブルであればすぐにとれるので、集中していても、しっかりと水分をとれることが多くなるのです。
小さいものでも良いので、サイドテーブルは用意しておくことをおすすめします。
それはたとえば肘置き代わりにも使えますから、肘置きがないタイプのソファをつかっている方には、なおさらサイドテーブルを用意することがおすすめです。
ある程度背の高いものを選んで用意してみてください。
まとめ
ソファに座る際に出来る腰痛対策への工夫としては、以上の4つが挙げられます。
これらのことを参考に自分なりの工夫をして、しっかりと腰痛への対策をしていってください。
やはりソファはその上で過ごす時間も長くなるでしょうから、それが原因で腰痛になるのは辛いものです。
出来ることは何でもして、それを防いでいってください。