あなたの枕は大丈夫?枕を清潔に保つための3つのポイント
あなたは夜眠る際に枕を使用していますか?
ほとんどの方が使用しているであろう枕は、購入する際は使い心地やデザインなどいろいろな部分にこだわって選んだ方も多いと思います。
しかしあなたの使用している枕、最後に洗ったのはいつですか?
一度も洗ったことがないという方ももしかしたらたくさんいるのではないでしょうか。
今回は枕を清潔に保つための三つのポイント、①枕を汚さないために控えるべき行動、②枕の洗い方、③枕カバーの洗い方、について紹介していきたいと思います。
日常生活に欠かせない睡眠をさらに良質なものにするためにも清潔さは大切です。
枕を清潔にしようするために控えるべき行動や枕の洗い方について紹介していきます。
自分の枕にあった方法をしっかりチェックし、また自分の行動もチェックするようにしましょう。
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1. 枕を汚しやすくしてしまう行動
毎日清潔に使用したい枕なのに何気ない行動ですぐに汚れてしまいます。
汚い枕を使用していると頭皮の臭いの原因になったり顔ダニになったりと良いことは一つもありません。
特にお子さんのいる方なら、「パパ(ママ)の枕臭い」などと言われてしまっては心の傷は計り知れませんし立ち直るのにも時間がかかってしまいますね。
自分が枕を汚してしまう行動をしていないかチェックしてみましょう。
1-1. 夜お風呂に入らずに眠ってしまう
朝風呂派に多いのがこの、夜にお風呂に入らず仕事から帰ってきたらそのまま寝てしまうという行動パターンです。
朝お風呂に入ればリセットされるでしょ、という意見もありますがリセットされるのは朝の自分の身体のみ。
枕には着実に汚れが夜にお風呂に入ってから寝る人の何倍もの勢いで溜まっていきます。
そんな汚い枕で眠ってしまえば、身体に良いわけがありませんし特に顔ダニの原因になってしまいます。
夜お風呂に入らずに眠ってしまうと枕に蓄積していく汚れがとんでもないことになってしまいますので注意が必要です。
1-2. 枕カバーを洗えば大丈夫と思っている
枕カバーを週に一回洗ってるから清潔ですよ、大丈夫と言い張る方もいますがそんなわけはありません。
人間の汗はいくら枕カバーをしていても、カバーから枕本体へ届いてしまいます。
枕本体を臭ってみると加齢臭がしていたり汗の臭いがほんのりしたりと汚れているのがわかりますし、あまりにも汚れがたまっていると黄ばんでいる場合もあります。
枕カバーだけ洗っていれば大丈夫と思い込んでいる方の枕には注意が必要です。
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2. 枕の洗い方
一口に枕と言っても枕に使われている素材はそれぞれ違いますので、洗濯機で乾燥まで済むこともあれば手洗いで優しく洗わなければならないこともありますしもちろん洗ってはいけない枕もあります。
基本的に枕に使われているプラスチック系の素材のものは洗濯できるものが多く大丈夫な場合がほとんどなのですが、近年流行している低反発枕や植物性の素材を使用した枕は洗濯することができないため注意が必要です。
クッションを枕代わりに使用している方も注意が必要です。
クッションの中に入っている棉は乾かし方を誤るとふわふわだったクッションが鳥の巣のようにごわごわしてしまう場合があります。
洗濯できる枕でも洗濯機は使用不可の手洗いのみのものであったり、干し方を間違えたりすると悲惨なことになってしまいます。
今から紹介する洗い方と干し方をよく読んでから自分の枕のチェックをしましょう。
わざわざ自分の枕をネットで検索して素材を確認しなくても、枕には洗濯絵表示がついているためチェックも簡単で安心です。
枕の洗濯絵表示をしっかりチェックし、自分の枕にあった洗い方を確認した上で枕を綺麗に洗い清潔な生活を送れるようにしましょう。
2-1. 洗濯機で洗って外に干す場合
枕の洗濯絵表示が洗濯機使用可の場合、洗濯機で洗ってしまいましょう。
お洋服を洗濯するときのように洗濯ネットに入れて傷がつかないように、洗濯した後干すのですが、干す場合にはコツが必要です。
普通のお洋服のようにハンガーや洗濯バサミでつまんで干すと、中身が偏りにくい素材であっても斜めに下の方に偏ってしまい寝る時にとても寝心地の悪いことになってしまいます。
私が実際にやってみて本当におすすめしたいのが、ハンガー二本と百円均一などで売っているワイヤー網を使って平行に枕を置区ことのできる環境を作り、そこで枕を乾かすという干し方です。
そうすることで中身が偏ってしまう心配はありませんし、ワイヤー網なので下側が蒸れてしまうこともなく清潔に乾かすことができるためこの干し方が本当におすすめです。
枕はお洋服よりも乾きにくいのでできるだけ長い時間お日様に当てて乾かすようにしましょう。
太陽の光に当てることで汗などの臭い菌をさらに除去しやすくなります。
2-2. 洗濯から乾燥まで洗濯機でやる場合
枕が乾燥機の使用が可能で、できれば外に枕を干したくないという方におすすめなのが外に干さず乾燥機で乾かしてしまう方法です。
洗濯絵表示の部分に乾燥機が使用可能か書いてあるのでチェックし、大丈夫であれば乾燥まで機械にお願いして楽をしてしまいましょう。
きちんとコツを抑えればクッションを枕代わりにしている方もこの方法で洗濯することができます。
まず、洗濯する際に枕とぴったりサイズのもの、もしくは少し小さめのサイズの洗濯ネットに入れてから洗濯しましょう。
そうすることで中身が極端に偏ってしまうことを防ぎやすくなるからです。
この後にやることが最も重要なポイントです。
洗濯が終わり脱水・乾燥をする時に、脱水と乾燥の間にまず一回、そして乾燥の途中に一回の計二回枕をトントンと叩いて中身の偏りを直します。
そうすることで中身が偏ってごわごわしてしまうのを防ぐことができ、外で干すよりも短時間で枕をふわふわに洗濯することができます。
2-3. 手洗いをする場合
洗濯機も乾燥機を使用できない枕の場合は手洗いで洗いましょう。
まずお風呂の湯船に枕が浸るくらいの水やお湯を張り、洗濯用洗剤を水に混ぜます。
手で押すのが力が足りないという方は足で踏みながら枕を洗っていきましょう。
こんな方法で洗えるのかと思う方もいるでしょうが実際にやってみると水が黒くなってくるため、枕がいかに汚れていたのかを実感させられます。
足踏みが終わったら張っていた水を流し、シャワーや水を貯めてすすぐのを繰り返して洗剤をよく洗い流しましょう。
洗剤が残ったまま枕を使用すると肌荒れの原因になってしまうので洗う作業よりもすすぎの作業の方が重要です。
水に滑りがなくなってから倍の時間時間をかけるくらいがベストなすすぎ時間ですので根気強くすすぎましょう。
すすぎが終わったら枕の形を整え、干すときは2-1で紹介した干し方で乾かしていきます。
2-4. 洗えない素材の場合
洗えない素材の場合はどうしようもないので、除菌スプレーをかけましょう。
除菌スプレーをかけるだけでも良いのですが、筆者のおすすめは除菌スプレーをかけた後に外に干して太陽光除菌をすることです。
どうしても洗えない枕でもやはり汚れや臭いはついてしまうので、除菌スプレーと太陽光除菌で対応していきましょう。
さらに、香り付きの除菌スプレーですと乾いた時にほのかに良い香りもするので加齢臭や汗の臭いが気になるという方にはおすすめです。
2-5. 自分で綺麗にする自信がない場合
自分で枕を綺麗にする自信がない場合や洗い方がどうしても分からない場合は思い切ってクリーニングに出しましょう。
クリーリングに出せば間違いなく安全に枕を綺麗にすることができます。
自分で洗濯する手間や時間も省けるため、忙しい方にもおすすめできます。
3. 枕カバーの洗い方
枕本体を頻繁に洗うのは手間もかかり大変でしょうが枕カバーは洗濯も簡単ですので最低でも週に一回は洗濯するようにしましょう。
枕カバーは枕本体よりもダイレクトに汗を吸収していてダニなども生息しやすいため、自分の枕と身体を清潔に保つためにも洗濯は必須です。
また黄ばみなどもつきやすいため漂白剤を使用できる素材であれば漂白剤を使用するのをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
自分の行動を振り返ってみると、疲れているからといってお風呂に入らず寝てしまうこともしばしばあり、枕を洗ったことがないという方も多いのではないでしょうか。
枕は頭だけでなく首や顔からも大量に汗を吸収してしまっているため臭いや汚れもつきやすいですし、その分ダニも発生しやすいです。
自分の枕を清潔に保ち睡眠時間をさらに良質なものにするために、ぜひ枕を洗ってみてはいかがでしょうか。