腰痛と椅子との関係性はとても深く椅子を選ぶ場合はしっかり知識を高めておくようにする
腰痛の人が椅子を選ぶ場合には、さまざまなポイントを踏まえることが重要です。
正しい姿勢を維持できる椅子、座っていて体が疲れない椅子など、腰痛対策に効果がある椅子にはさまざまな工夫がされています。
多くの椅子をまずは知っていき、自分の腰痛の症状に合わせて選んでみましょう。
また、これから腰痛になってしまうことも意識して選んでみましょう。
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腰痛の原因となる椅子の存在
腰痛と椅子との関係とは
腰痛と椅子との関係には、実は深い関係があります。
一見、それほど深い関係はないように感じるかもしれませんが、椅子が合わないために腰痛になってしまったと言ったことや、腰痛が以前よりも悪化してしまったと言った事例はとても多くあります。
もしかすると、自分が知らない間に合わない椅子に座り続けてしまっていることで、腰痛がどんどんと進んでしまっているかもしれません。
また、椅子が原因で腰痛を招いてしまっている場合でなくても、正しい椅子を選んで正しい姿勢を保つことが重要なのです。
正しい椅子選びは、腰痛だけではなく綺麗な姿勢までも作ってくれるのです。
長時間座っていると腰痛になる理由とは
長時間椅子に座っていると、腰痛になってしまうリスクが高まります。
これは多くの人が経験をしたことがあるはずです。
座っている間は、それほど腰痛を感じなくても、急に立ち上がると腰が痛くなってしまい動けなくなると言った経験もあるはずです。
では、なぜ椅子に長時間座り続けてしまうことで腰痛になってしまうのでしょうか。
その多くの原因は、人間の体の構造にあるのです。
実は、人間が椅子に座り続けて何かの作業を行うようになったのは、ここ数十年間だと言われています。
つまり、今まではこのように椅子に座り続けるようなスタイルではなかったのです。
今では当たり前のようにパソコンが普及していますので、デスクワークで椅子に座り続けることは当たり前であり、さらにその時間は長くなってきているでしょう。
つまり、私たち人間の体の構造は長時間椅子に座り続けるような構造にはなっていないのです。
さらに日本人は椅子に座る習慣がほとんどなかった民族であり、畳などに腰を下ろして座っていたと言う歴史があります。
日本人にとって馴染みのない椅子は、当然体のさまざまな部分に負担を生じさせてしまっているでしょう。
その中でも最も負担が生じてしまうのが腰なのです。
椅子に座っているときには、腰は常にS字状態になってしまいます。
このS字の体性は一見楽に感じるかもしれませんが、とても大きな腰への負担に繋がっていくのです。
さらに、この状態が長時間続いてしまうことで腰痛を引き起こしてしまうのです。
この症状は誰にでも起こることであり、腰痛が慢性化してしまうことで治りにくい体質になってしまうのです。
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腰痛になりにくい椅子とは
S字になりにくい椅子
デスクワークで腰痛を防ぐには、椅子の存在がとても重要な意味を持っていることは間違いなく理解できたでしょう。
では、どのような椅子を選べば腰痛を回避させることができるようになるのでしょうか。
重要なポイントは、座っているときに腰がS字にならないことです。
椅子を選ぶときに、必ず避けるべきポイントは、座面が極端に柔らかい椅子です。
座面が柔らかいことは、一見体への負担が小さいように感じるかもしれませんが、体が安定しにくくなってしまい同時に腰はS字になりやすくなってしまうのです。
さらに注意するべきポイントは、座ったときに腰よりも膝が上に上がってしまうような椅子です。
膝が高い位置になってしまうことで、体は楽な姿勢を維持できていないことになります。
こうしたポイントを踏まえて、正しい椅子選びを行うようにしましょう。
体を支える部分が多い椅子
腰痛を防ぐには、体の多くの部分をしっかり安定させることが重要となります。
そのためには、体のさまざまな部分が椅子に触れていることも大切なのです。
例えば椅子に付いているアームレストは、腰痛になりにくいと言う意味ではとても重要な働きをしています。
両腕をアームレストに置くと、体がとても楽に感じることができるはずです。
これは、両腕を固定しているからであり、正しい姿勢を維持しやすくなるのです。
ただし、このような支える機能は体の左右対称に設置されていることが重要となります。
片腕だけを支えるためのアームレストの場合は、体のバランスが乱れてしまい反対に腰痛の原因を招いてしまいます。
左右対称に設置されてあり、さらに使用するときにも片腕だけではなく両腕として使用することを心がけましょう。
腰痛になりにくい人気の椅子3選
ベーシックデスクチェア
ベーシックデスクチェアは、アマゾンから発売されている椅子です。
アマゾンと椅子との関係は少ないように感じるかもしれませんが、さまざまなユーザーからの意見を反映した椅子なので、そのレベルの高さは他の有名な椅子メーカーにも劣っていません。
さらに、アマゾンの社員は基本的にはパソコンを中心としたデスクワークが基本となります。
こうしたことも考慮して作られた椅子なので、しっかり腰痛を防ぐことができる機能が搭載されています。
価格がとても安いのに、高いクオリティーを持っていることも注目するべきポイントでしょう。
リクライニングの調整など、細かな部分にまで調整機能が付いていることで自分の体に合った椅子を作り出すことができます。
とくに職場での活用としておすすめできる椅子です。
オットマン付リクライニングチェア
サンワサプライから発売されているオットマン付リクライニングチェアは、まさに座る人のことをしっかり考えられて作られていることが良く分かる椅子です。
腰痛を持っている人でも、この椅子に座ることで楽な姿勢を維持できることがすぐに分かるでしょう。
また、リクライニング機能にとても優れており、160度まで倒すことができます。
さらにオットマンが付いていますので、ほぼ眠ることができる姿勢を作り出すことができます。
体が疲れたと感じたときには、最高の姿勢で休むことができでしょう。
オフィスチェアシエスタ
タンスのゲンのオフィスチェアシエスタは、高級感を感じることができるレベルの高い椅子です。
高級感だけではなく、しっかり人間の体を研究して開発されていますので腰痛の人の痛みの軽減だけではなく、腰痛を引き起こしてしまう原因までも排除されています。
背もたれとして付いているクッションは、独立して取り外すことができますので、好みの体制を作り出すことができます。
ワンランク上での椅子を求めている人にはおすすめの椅子です。
腰痛の原因となる姿勢を作らないことが重要
正しい姿勢からマスターするようにする
腰痛の原因は確かに椅子にもあります。
しかし、完全に椅子が原因と決め付けることは危険です。
重要なことは椅子に座る自分の姿勢なのです。
つまり、正しい姿勢を知ることでどのような椅子でも腰痛を招くことなく座ることができると言えるでしょう。
まずは正しい椅子への座り方からマスターすることをおすすめします。
まとめ
椅子と腰痛の関係は、実はとても深く、どちらも同じように重要として考えていく必要があるのです。
とくに椅子に座る習慣がまだまだ浅い日本人にとっては、椅子選びはそのまま腰痛対策に繋がっていくと言っても過言ではありません。
正しい椅子選びを行うためにはまずは椅子の特徴などから学んでいきましょう。
きっと自分に合った椅子が見つかるはずです。