産後は骨盤ベルトで骨盤ケアを!パンツタイプなら手軽でおすすめです
妊娠・出産となると、様々なものを揃える必要がありますよね。
多くは新しく生まれてくる赤ちゃんのため。
あれこれ想像しながら赤ちゃんを待つのはとても楽しいですよね。
赤ちゃんのものを購入する際に、一緒に考えて頂きたいのが骨盤ベルトです。
出産後は骨盤の歪みが最も大きくなっている時。
少しでも早くケアすることが、体型回復への近道なのです。
面倒くさい、と感じる方にはパンツタイプがおすすめ。
骨盤についてとパンツタイプの骨盤ベルトを見てみたいと思います。
どうして必要?産後の骨盤ケア
妊娠中や産後は女性の身体や心が大きく変化します。
メンタル面も不安定になりがちですが、特に顕著なのは体型の変化。
妊娠中は大きなお腹で体重も増大します。
出産を終えても、もとの体重に戻すのは大変ですよね。
しかも、体重を戻しても戻りにくいのが体型。
産前のようなプロポーションに戻らないとお嘆きの方も多いのではないでしょうか。
他にも肩こりや腰痛、膝痛などそれまでにはなかったからだの不調を訴える方も増えてきます。
こんな様々な悩みに、深く関係しているかもしれないのが骨盤なのです。
妊娠中や出産後の骨盤はどうなっているの?
様々な不調の原因となり、体型の変化を引き起こす骨盤の歪み。
出産後、骨盤ケアが必要と言われるのもそのためです。
出産後の骨盤はどうなっているのでしょうか。
骨盤ってどうなっているの?
「骨盤の歪み」を知るには、骨盤がどのような仕組みになっているのかを知るとわかりやすいかと思います。
骨盤は象の耳のように左右にある「寛骨(かんこつ)」とその間にある「仙骨(せんこつ)」、仙骨の下にある小さな「尾骨(びこつ)」から成り立っています。
左右の寛骨は前方でつながっており、後方では仙骨を挟んでつながっています。
前方の連結部を「恥骨結合(ちこつけつごう)」、後方の連結部を「仙腸関節(せんちょうかんせつ)」と呼びます。
骨盤は人体の中心部に位置し、上は背骨と、下は股関節とつながっています。
まさに人体の「要」として機能しているのです。
腸や内臓、子宮といった重要な器官を保護する役割もあり、とても重要な部分なのです。
出産のために骨盤が開く!
人体にとって重要な部位である骨盤は、その重要性からとても頑丈にできています。
強靭な人体や筋肉でしっかりと保護され、ほとんど動くことはないと言われています。
しかし、赤ちゃんを世に送り出す出産時だけは別。
妊娠中から出産時にかけて「リラキシン」というホルモンを分泌し、恥骨結合を緩めます。
こうすることで赤ちゃんが産道を通って外に出やすくしているのです。
骨盤の開きは赤ちゃんが出てくるときが最も大きくなります。
出産後、開いた骨盤はきちんと自然に元に戻りますが、すぐにというわけではありません。
出産で緩んだ骨盤が完全に元に戻るには最低でも2か月ほどかかると言われています。
ですから、少なくとも産後1か月は無理をせずゆっくりと体を休めることがおすすめなのです。
この時期に無理をすると、骨盤にも悪影響を及ぼす可能性があります。
どうして骨盤が歪んでしまうの?
前述の通り、骨盤はしっかりとした筋肉や靭帯に保護されています。
ですから普通に生活しているだけでずれたり外れたりすることはほとんどありません。
良く言われる「骨盤の歪み」は骨盤が左右どちらかに傾いたリ、ねじれたりしている状態。
こうした歪みの原因のほとんどは「姿勢の悪さ」から生じています。
骨盤は身体の中心にあるため、姿勢が悪いとバランスをとるために傾いてしまいます。
その姿勢を長時間続けると、骨盤の傾きも定着してしまうというわけなのです。
猫背、反り腰といった姿勢の方は特に注意が必要です。
また、座る時の足組みや横座り、両足曲げたままおしりをぺったりとつけて座る「ぺったり座り」も危険。
このような姿勢を習慣的に行うことで骨盤だけではなく全身のバランスが崩れてしまいます。
そのため肩こりや腰痛、膝痛など多くの不調を訴えるようになってしまうのです。
筋力の低下も要注意
姿勢の悪さが骨盤にとってはかなりの悪影響を及ぼしますが、他の原因として考えられるのが「骨盤周りの筋力の低下」です。
骨盤周りの筋力が低下してしまうと、骨盤を支える力が弱くなってしまいます。
骨盤の位置が安定しにくくなり、結果として歪みを生じさせてしまうのです。
特に注意すべきは腸腰筋(ちょうようきん)と内転筋(ないてんきん)。
腸腰筋は「大腰筋」と「小腰筋」と「腸骨筋」の総称です。
これらは主に足をあげる時に使用される筋肉です。
正しい姿勢をキープするのに重要で、ここが弱まるとお尻が垂れたり猫背になったりします。
内転筋は太腿の内側にあり、足を閉じる時に使用する筋肉。
股関節に影響しており、ここが弱くなると骨盤の歪みが生じやすくなります。
妊娠中の姿勢が歪みの原因?
姿勢の悪さと筋力の低下が骨盤を歪ませてしまいます。
実は妊娠中の姿勢は骨盤にとって良くありません。
お腹が大きくなると、どうしても骨盤が前傾した「反り腰」になりがちです。
妊娠中は横座りが増えますし、運動する事もできませんから筋力も低下します。
様々な悪条件が重なり、骨盤は歪んでしまうのです。
さらに「リラキシンというホルモンの影響もあって、骨盤は通常よりも歪みやすくなっています。
妊娠中や出産後に身体の不調が増えてしまうのは、妊娠中からの骨盤の歪みが関係しているのです。
産後の骨盤の歪みに!骨盤ベルト
出産時の入院グッズに「骨盤ベルト」の指定をする病院もあるほど、産後の骨盤矯正は大切なものです。
骨盤周りに正しく装着することで歪んだ骨盤を正し、正しい位置に戻してくれます。
とても頼りになる骨盤ベルトなのですが、装着が難しいという方もいます。
この骨盤ベルトは正しい位置に装着しなければ意味がありません。
装着時もずれないようにしっかりと締めなければなりませんし、産後の辛い身体には面倒と感じる方もいるようです。
そこでおすすめしたいのがパンツタイプの骨盤ベルト。
履くだけで骨盤矯正の効果があるので、あれこれ考える必要がありません。
手軽で衛生的なパンツタイプの骨盤ベルトを見てみたいと思います。
ワコールマタニティ シェイプマミーガードル
骨盤の上にリボンのようなベルトがついているガードルです。
履くだけで骨盤ケアを行ってくれます。
3段階の調節が可能なパワーリボンで骨盤をしっかりとサポート。
ウエストとおなかのたるみを整え、産後のボトムシルエットを美しくなめらかに整えてくれます。
しなやかなボーンが内蔵されているので、ウエスト約9センチ上まで包み込んで引き締め、ウエストをしっかりとシェイプ。
裾はヘム使いの一枚仕立てで縫い目が無く、アウターにひびきにくい仕様になっています。
手洗い可能で、衛生的。
産後体型をすっきりさせたい方におすすめです。
犬印 産後ママの骨盤パンツ
こちらも履くだけで簡単な骨盤矯正パンツです。
骨盤周りをしっかりと引き締める骨盤ベルト内臓。
産後のお腹の体型変化を薄手のパワーネット生地で優しくしっかりとサポート。
さらにウエスト部分にはゴムを使用していないので締め付け感なく履くことができます。
お腹をすっぽりと覆い、肌触りも良く快適。
産後の骨盤の歪みをしっかりとケアしてくれますよ。
まとめ
何かと不調に陥りがちな妊娠中と、出産後。
体型の変化にも戸惑いますし、元に戻るのかという不安もありますよね。
そんな不安を払拭するためにも使用したいのが骨盤ベルトです。
装着が難しいと思う方なら、パンツタイプがおすすめ。
様々なメーカーからたくさんのパンツタイプが出ているので、お気に入りを是非チェックしてみて下さいね。