バーボンは温めて飲める?自宅で出来る簡単ホットバーボンの作り方

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暑い夏にはキンキンに冷えたビールを飲むように、寒い冬には体を温めるお酒を飲みたいものですよね。

熱燗にした日本酒もいいですが、たまにはホットバーボンを飲んでみませんか?

バーボンは冷たいお酒というイメージがあるかもしれませんが、実はホットにしても美味しいんです。

そこで今回は、自宅でできるホットバーボンについて詳しく解説していきましょう!



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寒い冬におすすめ!ホットバーボン

寒い冬には温かいお酒を飲んでポカポカ温まりたいですね。

しかし温かいお酒といっても、熱燗くらいしか思い浮かびません。

そこでご紹介したいのがホットバーボンです。

一般的にバーボンはロックや水割り、ソーダ割りで飲むことが多いため、冷たいお酒のイメージがあると思います。

しかし、お湯割りにするだけで手軽にホットバーボンを楽しむこともできるんです。

ホットバーボンは体を芯から温めてくれるので、寒い時期にはもってこいです。

作り方も簡単なので、是非試してみてください!



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ホットバーボンの作り方

ホットバーボンを作るために必要なのは、バーボンとお湯だけです。

要するに、バーボンのお湯割りですね。

しかし、美味しく飲むためにはバーボンとお湯の比率や、お湯の温度には気を使う必要があります。

詳しい作り方は以下の通りです。

【ホットバーボンの作り方】

1.バーボンをグラスの4分の1くらいまで注ぐ
2.沸騰させたお湯1リットルに対し200CCの水を混ぜる
3.バーボンの入ったグラスいっぱいまでお湯を注ぐ
4.数回かき混ぜればできあがり

沸騰させたお湯に200CCの水を混ぜるのは、お湯の温度を80度くらいまで下げるためです。

バーボンに沸騰したてのお湯を混ぜるとアルコールが揮発して風味が台無しになってしまうため、お湯の温度を少し下げる必要があるのです。

水温計がある家庭では、この工程を省いても80度のお湯を使えば問題ありません。

また、バーボンと水の比率は1:3くらいが理想です。

これ以上バーボンを増やすと風味が強くなりすぎるだけでなく、お湯の温度が下がってホットバーボンの良さが失われてしまいます。

どうしてもバーボンを濃くしたいかたは、お湯の量に気をつけながら少しずつ調整してください。

ハチミツを加えても美味しい!

ホットバーボンにはハチミツをくわえても美味しいです。

バーボンの甘みとハチミツの甘みがマッチして大変風味が良くなります。

甘みを加えるだけなら砂糖や黒糖でも構いませんが、ハチミツのほうがバーボンの風味に合います。

またハチミツにはアルコールを分解する果糖が含まれています。

そのためハチミツを加えてバーボンを飲むと、普通に飲むより二日酔いしにくくなる効果が期待できます。

ホットバーボンで体を温めるには

アルコールを飲むと体が温まる感覚がありますが、実は普通にお酒を飲んだだけでは体はむしろ冷えてしまうのです。

人間の体はアルコールを分解するときに体内の熱を使用するため、どんどん体温が下がってしまうためです。

手指の消毒に使うアルコール消毒液をイメージするとわかりやすいかもしれません。

アルコール消毒液が蒸発するときには手が冷えた感覚がありますよね。

仕組みは同じようなものです。

熱燗やホットバーボンはそれ自体が熱を帯びているため、体内の熱が奪われすぎることを防いでくれます。

とはいってもアルコール自体が体を温めてくれるわけではないため、ホットバーボンには体を温める効果のある食材を混ぜて飲むのがおすすめです。

ハチミツや柚子、ショウガなどが体を温める食材です。

意外に思われるかもしれませんが、これらの食材はバーボンと混ぜても美味しいのんです。

そのまま飲むバーボンとは風味が違いますが、生姜湯や柚子茶を飲むような感覚で飲めるので冬にピッタリです!

ちょっとひと工夫!ホットミルクバーボンの作り方

ホットバーボンは、バーボンをお湯で割るだけで簡単に作れます。

しかしここでちょっとひと工夫してみましょう。

ご紹介するのは、ホットミルクでバーボンを割った「ホットミルクバーボン」です。

詳しい作り方は以下の通り。

【ホットミルクバーボンの作り方】

1.電子レンジでカップ1杯のミルクを1分加熱します
2.ミルクを少しだけかき混ぜてから、バーボンを少しずづつ加えます
3.ハチミツをスプーン1杯分入れます
4.よくかき混ぜてできあがり

普通のホットバーボンとは温度が少し違います。

お湯の場合は80度を目安にしましたが、ミルクは約60度くらいに温めましょう。

カップ1杯のミルクの場合、電子レンジで1分加熱するか、牛乳温めボタンを押せば60度になります。

お湯で作るホットバーボンより少しぬるめですが、ミルクはお湯よりも熱を溜め込むので気になりません。

ミルクに含まれる脂肪分が胃壁をコーティングしてくれるので、普通に飲むよりも酔いにくいという効果も期待できます。

ハチミツとバーボンが強い香りを持っているので、ミルクが苦手だという方にも飲みやすいのが特徴です。

ホットバーボンにするのはどんな銘柄でも良い?

基本的には、どんなバーボンでもホットバーボンとして飲むことができます。

ただ、ホットバーボンにはキリッとした辛口のバーボンより、口当たりの柔らかい甘口のバーボンがおすすめです。

有名なところで言うと、フォアローゼスやハーパーのゴールドメダルが甘口のバーボンとして人気です。

辛口のバーボンの場合は、ホットバーボンにしたあとにハチミツを加える量を調節して楽しむこともできます。

どの銘柄にするか迷った場合は、最もポピュラーなジム・ビームを使うのが良いでしょう。

甘口というほどでもありませんが、トウモロコシの甘みが豊かな口当たりの良いバーボンです。

ホットバーボンにもバッチリ合いますよ!

バーボンの他にホットにしていいウイスキーはある?

お酒を温め、ハチミツなどを加えて飲むスタイルを「ホットカクテル」と呼びます。

どんなお酒でも良いというわけではありませんが、バーボン以外にも温めて飲めるウイスキーがいくつも存在します。

ホットウイスキーによく使われるのが、アイルランドで製造されている「アイリッシュ・ウイスキー」です。

BARなどでもよく提供されているアイリッシュ・コーヒーは自宅でも簡単に作ることができるのでおすすめです。

アイリッシュ・コーヒーは、少し温めたグラスに砂糖を入れ、その上からホットコーヒーを注ぎ、最後にアイリッシュ・ウイスキーを適量混ぜるだけでできます。

もともと、極寒のアイルランドで飛行機を待つ乗客のためにつくられたというアイリッシュ・コーヒーは、冬の時期にピッタリのお酒です。

ウイスキーの中には、ある程度温めても風味が飛びにくいものと、冷やして飲むためのものがあります。

アルコールの揮発で風味が飛ばないウイスキーならホットカクテルにできますので、いろいろ試してみても面白いでしょう。

どんなウイスキーでもホットにできるわけではない

バーボンに限らず、ウイスキーにはホットカクテルに向いている銘柄が多く存在します。

しかし中には、ホットにすると風味が一気に飛んでしまうため、お湯で割ってはいけない銘柄もあります。

スコッチウイスキーなどがその代表格です。

冷やして飲むと美味しいウイスキーですが、温めると台無しになってしまいます。

バーボンは風味の強いお酒だからこそ、ホットで飲むことができるのです。

ただしいくらバーボンでも沸騰したての熱いお湯で割るとアルコールが飛んでしまうので、ホットバーボンを作るときのお湯の温度には気をつけましょう。

まとめ

自宅で簡単につくることができるホットバーボンは、まさに冬の時期にもってこいの飲み方です!

美味しいだけでなく、ミルクやハチミツを加えることで二日酔いや悪酔いを防ぐこともできるのでいいことづくめですね!

お湯の温度さえ覚えてしまえば、ホットバーボンはものの1分~2分で作れますので、ぜひ一度試してみてくださいね!

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