「白髪染めシャンプー」と「白髪染めトリートメント」の違いは?
最近コマーシャルなどで、「白髪染めシャンプー」や「白髪染めトリートメント」をよく見かけるようになりました。
そのため愛用者も増えてきました。
一方でこの2つの違いがよく分からない、という人もいるようです。
ここでは、「白髪染めシャンプー」と「白髪染めトリートメント」の違いについて、詳しくお話ししていきます。
使いやすさ、手軽さについて
白髪染めシャンプーとトリートメントの使い方
「白髪染めシャンプー」は、普段行っているシャンプーのような感覚で、髪を洗ってすすぐタイプの白髪染めです。
一方で「白髪染めトリートメント」は、染料を髪に塗って、しばらく放置してから洗い流します。
「白髪染めトリートメント」には、いろいろなタイプがあります。
中にはシャンプー前しか使えないという商品や、シャンプー前でも後でも両方使える、という商品もあります。
白髪染めシャンプーの方が、放置時間が短くて済む
「白髪染めトリートメント」は、シャンプー後でも使えるタイプだと、「白髪染めシャンプー」のような手軽さがあります。
でも放置時間に違いがあります。
「白髪染めシャンプー」は、放置する必要なく、髪を洗ってすすぐことができます。
でも「白髪染めトリートメント」は、放置時間が必要になります。
放置時間はだいたい10分という商品が多いです。
でもシャンプー前と後では、放置時間が変わってきます。
シャンプー後の方が手間はかかりにくいですが、放置時間は長めでないと染まらない、という人もいます。
また髪質によっても変わってくるなど、個人差もあります。
そのため「白髪染めトリートメント」より「白髪染めシャンプー」の方が、手軽だと感じる人が多いようです。
カラーの定着日数について
白髪染めシャンプーはその場で染まらない
「白髪染めシャンプー」は、前述したとおり、シャンプーするだけという手軽さがあります。
でも使ってから数日間は、変化が分かりにくく、その場ですぐ染まるというわけではありません。
毎日シャンプーしながら、日数をかけて少しずつ染めていくタイプです。
自然な感じで染めていきたいような人に、おすすめの商品です。
一方で「白髪染めトリートメント」は、少しずつ染めていくタイプもありますが、その場で染めることができる商品もあります。
シャンプー後で染まらなかったら、シャンプー前に使ってみたり、放置時間を長めにしてみると、髪全体が染まるという人もいます。
白髪染めトリートメントの方が、定着時間が短い
また「白髪染めトリートメント」の場合、少しずつ染めるタイプであっても、「白髪染めシャンプー」よりカラーが早めにつきやすいです。
両方とも髪全体を染めやすい白髪染めですが、「白髪染めトリートメント」の方が、カラーの定着まで時間がかかりにくいと言えます。
色持ちについて
色持ちについては、ヘアカラーより劣る面も
「白髪染めトリートメント」が色持ちする日数は、その商品によって変わってきます。
前述したとおり、一回で染められる商品もありますが、色持ちについては、「ヘアカラー」より劣ります。
髪を洗っていくうちに、少しずつカラーが落ちてしまうこともあります。
白髪染めシャンプーとトリートメントの併用も可能
そこで「白髪染めシャンプー」と、「白髪染めトリートメント」を併用するという方法もあります。
「白髪染めトリートメント」でカラーを定着させるようにして、合間に何回か「白髪染めシャンプー」を使っていく方法です。
するとカラーもキープしやすくなります。
「白髪染めシャンプー」と「白髪染めトリートメント」の互いのメリットを活かして、活用していくと、より便利です。
トリートメント効果について
白髪染めシャンプーは、髪や地肌に刺激が少ない
「ヘアカラー」の白髪染めは、色持ちが長続きしやすいですが、髪が傷みやすい面もあります。
また髪に刺激が強い白髪染めを使うと、ピリピリしてしまうこともあります。
でも「白髪染めシャンプー」は、髪や地肌に刺激が少ない白髪染めです。
そのためカラー定着には少し時間がかかりますが、髪を傷めず白髪染めを続けていきたい、というような人におすすめします。
知らず知らずのうちに、髪が傷んでいることも
また「白髪染めトリートメント」は、その名の通り、トリートメント効果も期待できる白髪染めです。
白髪染めをすると、髪がパサパサしてしまうことがあります。
また年齢とともに、髪が細くなったり、コシがなくなってきた、と感じる人も多くなります。
ドライヤーをかけたり、日光に当たって、普通に日常生活をしていても、髪は知らず知らずのうちに、傷んでいることがあります。
白髪染めをすると、髪が傷むから使わない、というわけにはいきませんよね。
帽子などで隠す方法もありますが、やはり髪を染めたいという人も多いはずです。
白髪染めトリートメントには保湿や保護する成分も
「白髪染めトリートメント」と言っても、使われている成分は、その商品によって変わってきます。
でも髪を保湿する成分や、保護する成分が配合されている商品もあります。
また髪にツヤを出したり、コシを与えてくれるような、トリートメント効果の高い商品もあります。
ダメージケアを行いながら、同時に白髪も一緒に染めてくれるという、嬉しい商品です。
一方で「白髪染めシャンプー」も、トリートメント効果の高い成分を配合している商品もあります。
配合されている成分などに注目しながら、自分に合った白髪染めを選ぶようにしましょう。
価格について
一般的なシャンプーやトリートメントより少し高め
一般的なシャンプーやトリートメントは、ドラッグストアなどに行くと、たくさんの商品が並んでいます。
価格もリーズナブルな商品から、高めの商品まで様々です。
でも「白髪染めシャンプー」や「白髪染めトリートメント」は、普段使うような商品より、値段は少し高めです。
無添加の商品などは、早めに使った方が良いです。
でもその場で染めることができる「白髪染めトリートメント」の商品では、残った分をまた使えることもあります。
また「ヘアカラー」などで白髪染めを行うと、髪が傷みやすいので、その後ケアを行っていく必要があります。
一方で「白髪染めシャンプー」や「白髪染めトリートメント」は、刺激が少なかったり、ダメージケアもできる商品もあります。
そのためかえって手間が省けたり、手放せないという人もいます。
成分、内容量が違うので、価格に幅がある
「白髪染めシャンプー」も「白髪染めトリートメント」も、成分の他に販売されている内容量にも違いがあります。
そのため価格も幅があります。
「白髪染めトリートメント」の場合、商品によっては、1回に使う量が多めの場合もあります。
また「白髪染めシャンプー」は基本的に毎日使っていきますが、使う量が少ないと、効果を実感しにくいという場合もあります。
価格が高めであってもトリートメント効果が高い、という商品もあるので、よく検討しながら選んでみると良いでしょう。
まとめ
「白髪染めシャンプー」は、普段行うシャンプーのように使って、少しずつ染めていくので、手軽さが魅力です。
刺激が少ないので、毎日使っていくことができます。
一方で「白髪染めトリートメント」は、シャンプー前や後でも使える商品など、様々です。
1回で染まる商品もありますし、トリートメント効果も実感できます。
またこの2つを併用していくことも可能です。
それぞれの特徴を把握して、自分に合った物を選ぶようにしましょう。