アウトバストリートメントを検討中のかたへ…ヘアオイルの基本

ヘアオイル

ロレッタ ベースケアオイル 120ml

ヘアケアの一環として、特に女性の間ではアウトバストリートメントが基本となってきました。

いままで何となく触れてはいなかったけれど、ヘアオイルを試してみたいという方もかなり増えているのではないでしょうか。

ここでは、ヘアオイルの役割から使い方、選び方の注意点まで、あらゆることを網羅しつつ簡単に解説していきます。



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ヘアオイルの役割

アウトバストリートメントと呼ばれるものの一種である、ヘアオイル。

いくつかの役割がありますので、まずはその説明からさせていただきます。

熱からの保護

第一に挙げられるのが、髪のキューティクルが開いている状態に対する、ダメージからの保護です。

特にお風呂上りの直後、後述しますが、ドライヤー時の髪への負担が最も大きいものになります。

洗髪時に使ったコンディショナーで、ある程度の髪の修復は出来ていますが、濡れている状態だと「ただ栄養が乗っているだけ」で、髪表面のまとまりはまだありません。

ここに強い熱を加えることで、せっかくケアした髪がバサバサとした触感になり、台無しになってしまうこともあるのです。

これをお読みいただいている皆さんも、「朝とくに髪がまとまらない」とお悩みではないでしょうか。

そんなとき、ドライヤーの強い熱からしっかりと髪表面を守り、うるおいを閉じ込めてくれるのがヘアオイル。

コンディショナーとしても十分活躍できるものが大半ですので、髪の手触りの違いをしっかりと感じる事ができます。

乾燥からの保護

第二の役割が、乾燥によるパサつきのケア。

あまり認知はされていませんが、紫外線・エアコン・その他乾燥する因子が加わると、キューティクルが開いてしまいパサつきの原因になります。

こういった場合に、栄養を加えながらしっかりと髪表面を保護してくれるのに、オイルは一役買います。

オフィスワークの前・エアコンがガンガン効いた夏場の朝などに利用すると、よりよいでしょう。

次の項目では、ヘアオイルの正しい使い方・選び方について解説します。



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正しい使い方と選び方

選び方

ヘアオイルは、価格帯・使っている材料も様々で、売り場で非常に悩まれることかと思います。

まず、使われている油脂分の性質で言えば、大きくわけて2つ。

  1. キャリアオイル(植物から抽出されたオイルが主成分)
  2. ミネラルオイル(鉱物油やワセリンなどが主成分)

前者のほうが高価な傾向にありますが、使用されている植物の原産国・品種によって値段は上下します。

キャリアオイル主成分のものに関しては、値段と使用感の関連性はあまりないようです。

後者は、どちらかと言えば大型ドラッグストアなどで取り扱っているプチプラ製品に多く、コストパフォーマンスのよいものが中心になります。

どちらにしても、もっとも注意すべきなのは「ノンシリコンかどうか」でしょう。

髪の美容に関する知識をお持ちのかたならば誰でもご存知かと思いますが、髪の表面をつややかにするために、ジメチコンを代表とするシリコン成分が含有されているヘアケア商品が出回っています。

確かにツヤ・手触りはよくなりますが、使い続けているうちに毛穴に成分が詰まり、髪が弱る原因だと指摘されています。

実は、ヘアオイル製品にも同様の「シリコン含有」のものがいくつかありますので、ここはしっかりと成分を確認すべきでしょう。

塗布するタイミング

購入したヘアオイルを使うタイミングですが、最初に説明した通り、

  1. ドライヤー前
  2. 朝のお出かけ前

この2回に分けて使うことをおすすめします。

ドライヤー前は、洗髪時につかったコンディショナーなどの成分がたっぷりと髪に残っている状態なので、1~2プッシュほどを簡単につけるだけでよいでしょう。

生活の木などで入手できるような、アロマ主成分・ノンシリコンのヘアオイルを選ばれた場合は、お風呂内に持ち込んで頭皮マッサージに使うこともできます。

お出かけ前は、髪にツヤが出すぎない程度に、毛先を中心に2~3プッシュほどつけます。

乾燥が気になる方は、持ち運びをしてオフィスなどで使ってもよいのではないでしょうか。

注意点として後述しますが、使いすぎるのもあまりよくないので、一日2~3回程度の使用をおすすめします。

オイルワックスについて

ヘアオイル製品のなかには、「ワックスとしての機能を備えるもの」もあります。

いわゆるオイルワックスと呼ばれるもので、主成分を前述したケア可能なものにすることにより、ワックスにありがちな髪への負担を減らしつつケアもしてくれるという優れモノです。

ショートヘア・ロングヘアでもきちんとアップにされるかたなどは、気になっておられるのではないでしょうか。

オイルワックスは急激に人気が高まっており、東急ハンズ・LOFTでも取り扱いが増え、美容院で勧められることも増えてきました。

しかしその実、向き・不向きもあります。

まず前提からお話すると、ワックスというものの性質上、髪・頭皮に残留しやすくなっています。

洗髪時に「湯シャン」をきっちりしなければならないのも、普段からワックスを愛用されているかたが中心なのではないかと思われます。

オイルワックスは、数あるワックスの種類の中でも特に残留しやすく、洗い流すのが難しいもの。

だからこそ優しい成分構成が好まれるのですが、元々頭皮が脂っぽい・全体的に皮脂がでやすい体質のかたは要注意です。

普通のワックスですら、頭皮に詰まってトラブルを起こすことがあるのですが、オイルワックスは「塗り始めはサラサラと・その後急速に固まる」性質をもっているため、しっかりとクセ付けをしようとすると、どんどん毛穴に溜まって取れなくなってしまいます。

そのため、厳選せず安価な製品を長く使い続けていると、頭皮にまつわるお悩みが突如として出てくる可能性も否めないわけです。

この点は口コミの閲覧や美容院との相談・成分確認などをしっかりと行って、厳選すべきでしょう。

脂性頭皮だけどどうしてもオイルワックスが使いたい・ケアをシンプルに済ませたいという人は、なるべく毛先にだけつけるように心がけて、頭皮に直接ワックスが乗るようなことは避けていきましょう。

夜のケアも、シャンプー前にきちんとシャワーでマッサージをして、ワックスが残留しないように細心の注意を払うことをおすすめします。

ヘアオイルのコツ・注意点

最後に、ヘアオイルを使う上でなるべく避けるべきことや、ポイントをお話しします。

最初に述べたように、オイルの使いすぎには特に注意をしましょう。

毛根からも、頭皮を守るために一定の脂質が常に分泌されているので、さらに重ねる必要はそれほどありません。

そのため、オイルを使うときはあくまでも毛先を中心…ということを念頭に置く必要があります。

つぎに、ヘアミストとの併用について。

ミスト最大の弱点が、髪に浸透するときに乾燥を誘発してしまいがちというところです。

こういったときに、ヘアオイルがあれば万全。

ミスト→ヘアオイルの順番で塗布していけば、ミストに含まれる栄養素をしっかりとカバーしつつキューティクルを閉じて、サラサラとした触感を自然に楽しめるようになります。

是非お試しください。

まとめ

ヘアオイルはシンプルな成分構成のモノが多く、アウトバストリートメントとして注目が非常に集まっている種類のひとつです。

髪や頭皮にも比較的優しく、正しく使えば必ず髪の美しさに一役買ってくれます。

ただし、オイルである以上いくつかの注意点がありますので、ここではそれを踏まえて述べさせていただきました。

参考にしていただければ幸いです。






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