保湿クリームと保湿ジェル！保湿にはどっちが効果的？
保湿ケアのためのアイテムは、世の中に実にたくさんあるといえます。
たとえば保湿クリーム。
保湿クリームは、保湿を考える際にまず最初にあがるアイテムになるでしょう。
そして保湿ケアアイテムとしては、保湿ジェルもあります。
でもそんな保湿ジェルと保湿クリームは、どちらの方が効果的になるのでしょうか？
ここではそれについて見ていきたいと思います。
保湿ジェルは油分があまりない
保湿クリームも保湿ジェルも、どちらも保湿に対して効果的であることは間違いないでしょう。
でも保湿ジェルには、油分があまりないという特徴があります。
油分があまりないということは、そのぶん肌にあたえる刺激が強くないということになります。
なので保湿ジェルは、肌があまり強くない方の保湿の際に特におすすめになります。
油分が少ないので持続力はない
それだけ聞くと油分というのは肌にとって毒になるものだから、ない方が良いと思う方もいるでしょう。
しかしそれは間違いだと言えます。
たしかに油分は、肌にとっては刺激になります。
でも、油分が多いということには、いいことだってあるのです。
それは、持続力が高いということです。
つまり保湿ジェルは油分が少ないのであまり持続力はありませんが、保湿クリームは持続力が高いということになります。
持続力が高い方が保湿力も高い
ここでいう持続力とはつまり保湿力になります。
なので、保湿クリームの方が保湿ジェルよりも持続力は高いと言えるでしょう。
よりしっかりと保湿をしていきたいのであれば、保湿ジェルよりも保湿クリームのほうがおすすめになります。
ただ、上記のとおり油分がしっかりとしている分刺激もやや強いと言えるので、その刺激によって乾燥が進行してしまう可能性もあるでしょう。
そうならないためには、自分の肌が刺激に強いかどうかというのがポイントになってくるでしょう。
乾燥はしているけど、それ以外には特にトラブルがないというのであれば、保湿クリームの刺激も特に問題にはならないでしょう。
しかし、逆にすぐに肌が荒れてしまうというのであれば、保湿クリームの刺激でまたさらにあれてしまう可能性も高いと言えますから、保湿ジェルの方を選ぶのがおすすめになります。
保湿ジェルは美容成分が豊富であることが多い
保湿クリームと保湿ジェルを比べると、保湿ジェルには美容成分が豊富であることが多いと言えます。
保湿クリームの場合は、高い油分で水分に蓋をして保湿をしていくことが多いです。
しかし保湿ジェルの場合は、それによって水分に蓋をしていくというよりは、ジェル状の浸透しやすい形態にのせて、美容成分を浸透させて保湿していくという形になることが多いです。
ということは当然、保湿クリームと比べると保湿ジェルの方が美容成分が豊富に含まれていることになるでしょう。
保湿以外にも効果的であることが多い
そうして豊富に美容成分が含まれているということはつまり、保湿以外にも効果的である可能性が高いということになります。
たとえば、肌のハリを復活させたりする効果も高いでしょうし、シワに対しても効果的になったりもするでしょう。
ものによってはニキビにすら対策できるものもあるでしょう。
そんな風に保湿ジェルは、肌のいろいろなトラブルに対して同時に対処していけるのです。
肌のトラブルは、何も乾燥だけが起こっているというわけではないことが多いでしょう。
いろいろなトラブルが同時に起こるから、肌トラブルは厄介なのです。
でもそんな厄介な複数の肌トラブルにたいして、一つ一つアプローチしていくとなると、それはやはり大変になります。
でも、保湿ジェルがあれば、それ一つで簡単に全てに対してアプローチしていくことができるようになります。
それはすごく便利だと言えるでしょう。
そもそも乾燥を改善したいというのも、肌を綺麗にしたいからになるはずです。
それならば、乾燥以外の肌トラブルにたいしても同時にアプローチしていける方が適切になるでしょう。
保湿クリームの方がしっとりする
保湿クリームと保湿ジェルでは、仕上がりの肌の質感にも大きな違いが出てくると言えます。
保湿クリームの場合は、それを使用した後にもどことなくさっぱりした状態がキープされるでしょう。
しかし保湿クリームの場合には、それを使用した後には肌はかなりしっとりすると言えるでしょう。
保湿クリームの方が油分が多いわけですから、そうしてしっとりしてくるのも当然だと言えます。
そして基本的には、質感がしっとり仕上がる方が、しっかりと保湿されているように感じられるでしょう。
つけすぎることがなくなる
そうしてしっかりと保湿されていることを感じられると、その保湿クリームをつけすぎてしまうということはなくなるでしょう。
保湿ジェルのように仕上がりがさっぱりしていると、あまり保湿されていない気がして、ついついそれをつけすぎてしまうこともあるでしょう。
でもそれをつけすぎてしまうと、それが毛穴に詰まったりすることもあります。
そうしてそれが毛穴を詰まらせてしまうと、それによってニキビができてしまうでしょう。
ニキビができてしまうだけではなく、それによってあまり肌に栄養が行かなくなるので、そのせいで肌が乾燥していくこともあるでしょう。
そうなったら、もはや保湿ジェルは逆効果になると言えます。
保湿クリームであればそうなるリスクは少ないのですから、それはやはり保湿クリームの強みになるでしょう。
保湿クリームの方が選択肢が多い
保湿クリームと保湿ジェルでは、保湿クリームの方が選択肢が多いと言えるでしょう。
もちろん保湿ジェルも、全然選択肢がないわけではありません。
しかしそれは、保湿クリームのそれと比べるとかなり少ないと言えるのです。
そうして保湿クリームと比べて選択肢が少ないとなると、肌に合わないものしかないという可能性もでてきます。
選択肢がたくさんあれば、どれも微妙に成分が違うわけですから、その中には必ず肌に合うものもあるでしょう。
しかし、選択肢が少ししかないと、どれも肌に合わないという可能性も出てきてしまうのです。
たしかに保湿ジェルは、保湿クリームと比べるとあまり刺激も強くないですから、その分たとえ肌にあわなくても、肌がすごくあれてしまうという可能性は低いと言えるでしょう。
でもじわじわとあれていってしまう可能性は高いですから、できれば肌にきちんとあっているものを使用するべきになります。
それならばやはり、保湿クリームを使用した方が確実になるでしょう。
手に入りやすいのも保湿クリーム
そうしてたくさんの選択肢があるということは、保湿クリームの方が簡単に手に入れることができるということになります。
選択肢が多いということは、たとえばその辺のドラッグストアにも出回りやすいということになりますから。
基本的には保湿ケアアイテムは毎日使用しないとなりませんから、そうして簡単に手に入れることができるというのは、すごく助かるでしょう。
なくなったらすぐに買いに行けるわけですから。
まとめ
保湿ケアアイテムとして、保湿クリームと保湿ジェルのどちらが効果的かということをここまで見てきましたが、基本的に保湿という観点で見るのであれば、保湿クリームの方がおすすめになります。
ただ中には保湿ジェルがあっているという方もいるので、自分の肌の状態をしっかりと見極めつつ保湿ケアをしていくのが一番効果的でしょう。