学生なのに白髪が気になる！おすすめの白髪染めの選び方
白髪といえば、年配の方に起こる老化現象というイメージが思い浮かびますが、若白髪に悩んでいる方は少なくありません。
中学生や高校生の場合、学校の規則でカラーリングが認められていないなどの理由で、気になる白髪をそのままにしているという方もいるのではないでしょうか？
お子さんの白髪に悩んでる親御さんも多いと思います。
本記事では、若白髪の原因と、おすすめの白髪染めの選び方をご紹介します。
若白髪の原因を知っておこう
年を重ねると自然と増えていく白髪ですが、年を取ってもほとんど白髪がない方を見かけたことがありませんか？
白髪の発生には個人差があります。
若いから白髪が生えてくるのがおかしいというわけではありません。
しかし、数本であれば気になりませんが、中学生や高校生にもかかわらずたくさん白髪が生えている場合は原因を考えておくことが大切です。
白髪の原因は、メラノサイト（色素細胞）が機能低下に陥ることで、メラニン色素が作られなくなってしまう点にあります。
褐色の色素であるメラニンは髪にまんべんなく点在しているため、日本人の髪は黒く見えるのです。
では、そのメラノサイトの機能が低下してしまう理由とは一体何なのでしょうか？
もっとも多いとされているのが老化によるものです。
年を重ねることで細胞が活性しなくなり、早い人では20代から、平均的には30代から白髪が生えるとされています。
老化が当てはまらない中学生や高校生が白髪になってしまう原因に挙げられるのが、「遺伝」と「ストレス」です。
遺伝が原因かもしれない時は
大きな原因の一つである遺伝は、白髪に強く影響すると言われています。
若白髪が生える方は、両親のどちらかが、あるいは両方が、白髪が生える遺伝子を持っている可能性があります。
遺伝による白髪は防ぐことが困難ですが、そこで振り返っておきたいのが食生活などの生活習慣です。
一緒に生活をする家族は似た食生活をおくっています。
ミネラル不足に陥っていないか、高脂肪高カロリー・インスタント食品を食べすぎていないか等をチェックしてみましょう。
ストレスが原因かもしれない時は
ストレスは髪を黒くするメラノサイトを破壊することがあります。
また、ストレスによって交感神経が優位になり、毛細血管が収縮することで血流が悪くなってしまうことも。
髪に栄養が届かなくなって十分な栄養を失った髪は抜けてしまったり、白髪になってしまったりします。
中学生や高校生は、受験勉強や対人関係など強いストレス下にいることが多いものの、家族や周りからはそのストレスが見過ごされがちです。
ストレスによる白髪の増加はもちろん大人でも当てはまりますが、多感な10代は、よりストレスの影響を受けやすいと言われています。
ストレスが原因で白髪が増加している場合は、その原因となるストレスを取り除く必要があります。
若白髪への対処法
遺伝が原因の白髪は対処がむずかしく、そしてストレスが原因の場合も改善には時間がかかります。
周りの目が気になる10代は白髪の存在がストレスとなって悪循環に陥ってしまうことがあるので、早めの対処が大切になってきます。
すぐに白髪を隠せる白髪染めにはいくつか種類があります。
それぞれのメリットとデメリットを把握して、若く健康的な髪をキープしましょう。
ヘアカラー
髪染めといえば一番に思い浮かぶほど、もっとも主流なアイテムなのがヘアカラーです。
ヘアカラーは染料を髪の内部まで浸透させるため、発色が良く、長持ちなのが特徴です。
市販のヘアカラーも種類が豊富で選択肢がたくさんあり、安いので気軽に手に取ることができます。
簡単に染められる分、髪や頭皮への負担が大きいのがヘアカラーのデメリットです。
新たに白髪が増えたり、伸びてきたりしたからといって頻繁に染めていると髪が傷んでしまうことも。
大量に生えてしまった白髪には有効ですが、パラパラとまばらに見える白髪には負担が大きいのが欠点ですね。
また、中学生や高校生から髪を染めていると、ダメージの蓄積も気になります。
ヘアマニキュア
メラニン色素を分解せず、髪の表面に色素を浸透させるヘアマニキュアは根強い人気があります。
髪の表面をコーティングする、まさに爪に塗るマニキュアをイメージしてみるとわかりやすいと思います。
髪を洗うごとに少しずつ色が落ちていき、しっかりと色が持つのは2周間ほど。
完全に色落ちせず、ある程度のカラーはずっとキープされます。
ヘアマニキュアのメリットはマニキュアという言葉からもわかるとおり、表面に塗布するものなので気軽に試せる点です。
髪自体にダメージを与えないので、美しい髪が保てます。
注意したいのはカラーがタオルや枕についてしまうことです。
特に染めてすぐは色移りしやすいので気をつけたいですね。
ヘアマニキュアは頭皮などの皮膚についてしまうとなかなか取れないため、根本から染めることができません。
若白髪でも、染める部分が大きい方にはやや不向きです。
シャンプー・トリートメントタイプ
こちらは普段使っているシャンプーやトリートメントの代わりに使用することで白髪を染められるアイテムです。
髪を洗うたびに少しずつ染まっていくこともあり、「急に染めた」感がありません。
自然な仕上がりが特徴のため、こちらのタイプは中学生や高校生の方にもおすすめです。
新たに伸びる白髪をしっかりと染めることができるので、染め直しなどの手間が省けるのもポイント。
デメリットは頻繁に使用するものなので、コストがやや高くつくことです。
商品によっては毎日使わなくてもカラーをキープできるものもありますが、それでも週に数回は使う必要があります。
また、回数を重ねるごとに染まるトリートメントタイプは、仕様上、急いで染めることができません。
髪の染め方は白髪の生え方によって決めよう
前髪の辺りや側頭部、後頭部など白髪が生えてくる部分は人によって異なります。
一部分だけが気になる場合は、ピンポイントで染められるヘアマニキュアがおすすめです。
カラーが取れてしまっても塗り直しが簡単で、かつ10代の髪にダメージを残さないため髪が痛む心配もいりません。
パラパラとまばらに白髪が見える方におすすめなのがシャンプー・トリートメントタイプの白髪染めです。
髪や頭皮にダメージを与えず、生え際からしっかりと染めることが可能です。
肌についても色が付着しないので、万が一の失敗もなく、安心してカラーリングすることができます。
そして、ほとんどの白髪染めトリートメントには頭皮に有効な成分が配合されています。
頭皮の環境を改善することで、根本的に白髪を減らす効果も期待できます。
10代からのヘアカラーはNG
安価で簡単に染められるヘアカラーは、できれば10代の髪には避けたいアイテムです。
理由は頭皮や髪へのダメージが大きすぎることです。
市販のカラーは簡単に使用できるように薬剤が強めに配合されているため、その分、髪への負担も大きくなってしまいます。
カラーも楽しみたい大人の方であれば、ヘアカラーも選択肢の一つとして魅力的です。
しかし、長期にわたって染めつづけることを考えると、10代からのヘアカラーはできれば避けたいですね。
まとめ
これといった解決法が少ない若白髪ですが、自分なりにしっかりと原因を知っておくことが大切です。
白髪があること自体がストレスになっている場合は、自分に合った白髪染めを使うのも手です。
年を重ねてからも健康的な髪をキープするために、若白髪にはなるべく髪にダメージを残さないヘアマニキュアかトリートメントタイプがおすすめです。