忙しい女性の味方、BBクリームでキレイに仕上げるコツって?
メイク初心者やメイクになかなか時間のかけられない方が重宝しているBBクリーム。
しかし、サッと仕上がるのはいいけれど、ちょっと不満に感じている部分、ありませんか?
そもそもBBクリームってどんなものなのかご存知ですか?
BBクリームがどういったものなのか、また、どうすればBBクリームを上手に使いこなせるのかを調べてみました。
BBクリームって?
忙しい女性に簡単にメイクが完了すると大変話題になったBBクリームですが、一体BBクリームとはどういった物なのでしょうか?
もともとは肌の欠点を隠すカバーコンシーラー
BBクリームの「BB」とは、「Blemish(隠す)Balm(保護)」の略です。
つまり、直訳でBBクリームとは「気になる部分を守るクリーム」ということです。
もともとは火傷や美容施術後の肌の炎症を抑えながら傷跡を隠したり、肌を守ったりする目的で開発されたファンデーションなので、カバー力が高くサッと一塗りするだけで肌の欠点を隠してくれるのでリキッド状のコンシーラーともいえます。
BBクリームは欠点隠し
BBクリームは、「ファンデーション+美容効果」のあるコンシーラーなので、肌の悩みはしっかりとカバーしてくれます。
塗って隠すものなので、見た目にも少しベッタリとした印象を受け、厚塗り感があります。
BBクリーム一つでお化粧が終わりという謳い文句もありますが、実際にはBBクリームを塗った後に、厚塗り感を隠すためにパウダー等をはたいた方が自然な肌の仕上がりになります。
BBクリームのメリット
では、BBクリームのメリットはいかがなものでしょうか?
一般的には以下のようになっています。
●化粧下地が不要
●ファンデーションの代わりになる
●マット感のあるフォーマルな仕上がり
●コンシーラーが不要
つまり、BBクリームはオールインワン。
BBクリーム一本あれば、すべて済むのでとってもお手軽であるということです。
BBクリームのデメリット
一方でBBクリームのデメリットもあります。
一般的には以下のようなものです。
●べたつき感がある
●ものによっては伸びが悪い
●厚塗りしているように見える
●カラーが少ない
BBクリームはメーカーによってテクスチャーが違います。
伸びが悪い物は肌に乗せた時にムラになりやすく、厚塗り感も増してしまいます。
BBクリームの上手な塗り方
前述しましたように、BBクリームにもデメリットがあります。
BBクリームを使ったことのある人ならこのようなデメリットを感じると、なんとなく顔がモッタリしている、ナチュラルじゃない、というようなことを一度は思ったことはありませんか?
それは、BBクリームの塗り方にも問題があるのです。
BBクリームはメーカーによって油脂分が違いますしカラーも違います。
上手な塗り方をマスターして、BBクリームの本来持つ力を存分に発揮してもらいましょう。
スキンケアの後に使う
BBクリームはオールインワンなので、洗顔後に何もつけずいきなりBBクリームを塗っても問題ありません。
しかし、よりキレイに仕上げたい場合は、やはりそれなりにスキンケアを行いお肌の状態を整えてから塗っていった方がキレイに仕上がります。
化粧水を使うだけでも仕上がりに差が出てきますので、ほんの少しの時間があるのならこのひと手間をかけることをおすすめします。
BBクリームは適量を使う
当然のことですが、どんなファンデーションでもあなたに合った適量を使うことが仕上がりを大きく左右します。
BBクリームも同じです。
量が少なすぎると顔全体に行き届かず、全体的にムラが出てきてしまいます。
逆に多すぎると厚塗り感が増すのとともに、油分が多すぎるので化粧崩れのもとにもなってしまいます。
一般的にBBクリームの適量はパール一粒大です。
これもメーカーやお顔の大きさ、肌の質によって変わってきますので、是非ご自分にピッタリ合った適量を見つけてみて下さい。
お顔に塗る前に一度手の甲などに出して量を確認し、少量から試していくといいですね。
BBクリームの上手な塗り方
洗顔後スキンケアでお肌を整えたら早速BBクリームを塗っていきます。
この時のポイントは少量ずつ、お顔の5か所にのせていくことです。
おでこ・両頬・顎・鼻の5か所です。
両頬は頬骨の一番盛り上がったところにのせます。
鼻は特に少量からのせていってください。
この5か所にチョンチョンとクリームをのせたら、指の腹を使って顔の中心から外側へ向かってクルクルと円を描くようなイメージでのばしていきます。
この時のポイントは、よく動く場所(瞼、目尻や口元、小鼻)はなるべく薄くのばしていくということです。
そしてお顔と首の境目がクッキリとしてしまわないように首筋にも向かってのばしていきます。
よりキレイに仕上げるために
BBクリームをお顔全体にのばし終わったら余計な油分を、スポンジを使って軽く押さえていきます。
このひと手間で、クリームをよりお肌に密着させ、化粧崩れの原因となる油浮きを防いでくれます。
さらにスポンジの角などを使って小鼻などの細かい部分を丁寧に仕上げていきましょう。
最後の仕上げ
ここまでくればもう化粧崩れも怖くありませんし、厚塗り感も軽減されているはずです。
しかし、さらにもうひと手間かけられるのであれば、仕上げにフェイスパウダーを使います。
これによってお肌に透明感がプラスされ、厚塗り感のないナチュラルな仕上がりになります。
BBクリームの選び方
BBクリームの本来の力を発揮するのには塗り方が重要なポイントだということはおわかりかただけましたか?
では、もう一つの重要ポイント、BBクリームの選び方です。
自分の肌質を知る
まずはご自分の肌質を知ることが大切です。
お肌は日々刻々と変化しています。
若い頃は油分の多いお肌でニキビに苦労していたけど、いつの間にか気が付いたら乾燥肌に悩まされていたとか、その逆も然り、です。
ですから、今のあなたの肌質をよく見極めてください。
BBクリームはメーカーによって、油分や水分のバランスが異なりますので、乾燥肌の人は油分の多めの物を、油脂分の多いお肌の人が油分や水分の多いクリームを使ってしまうとヨレの原因になってしまいます。
また、敏感肌の方はテクスチャーの硬いものだとそれだけでお肌に負担をかけてしまいますので、注意が必要です。
ヒアルロン酸配合の物など、お肌を守る成分が含まれているものを選びましょう。
意外と難しい色選び
BBクリームはファンデーションほどカラーバリエーションが多くありません。
大体2~3色展開ですので、ご自分に合ったカラーを見つけることが大切です。
メーカーによって少しずつ色味が異なりますので、サンプルを利用して上手に選びましょう。
BBクリームのメーカーは韓国産の物も多いので、アジア人には馴染みやすい物が多いと思いますが、どうもしっくりこないという時は、思い切って西洋のメーカーの物にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
重ね塗りもありです
気に入ったテクスチャーのBBクリームを見つけたのに、どうしても肌の色と合わないということもあります。
そういった場合は、BBクリームの上からフェイスパウダーなどで調節してみるのもおすすめです。
もしくはBBクリームを塗る前にコンシーラーなどで肌色を調節したり、色違いのBBクリームを2色混ぜたりという使い方もあります。
まずはご自分の肌質に合った物を探し、その上で調節していくという作業をしていくとより美しいベースメイクが出来上がります。
まとめ
いかがでしたか?
BBクリームを使ったベースメイクの上手な仕上げ方や、どのように使えば満足のいく仕上がりになるのか、何を基準に選べばいいのか参考になりましたでしょうか?
簡単に使えるBBクリームだからこそ、美しく仕上げたいものですよね。
女性にとってメイクは毎日の事なので、上手に付き合っていけるといいですね。