本当に綺麗に染まる？天然素材の白髪染めのメリットとデメリット
天然素材の白髪染めは植物から抽出した染料で髪を染めることから、薬品を含む白髪染めと違って髪や頭皮に優しいところが魅力です。
しかし、身体を気づかう方からすると天然素材の白髪染めはメリットしかないように思えますが、メリットがある反面意外なデメリットもあるのです。
ここでは、天然素材の白髪染めのメリットとデメリットをご紹介したいと思います。
目次
天然素材の白髪染めの人気が高まっている理由
少し前の時代では、白髪染め製品を使うことで白髪が綺麗に染まるだけで満足する方が多くいました。
しかし、白髪染め製品に含まれている薬品によって、髪や頭皮がダメージを受けて傷んでしまうことを気にする方が増えてきたことで、天然素材の白髪染め製品が注目されるようになったのです。
天然素材の白髪染めは、美容室で手に入れることやネットで購入することが可能ですが、これまで薬品配合の白髪染めを繰り返すことで髪や頭皮が傷んでいることから、できるだけ優しい白髪染めをしたいという方におすすめです。
天然素材の白髪染めのメリットについて
髪や頭皮に優しい白髪染めができる
天然素材の白髪染めの最大のメリットは、繰り返しお手入れしても髪や頭皮に優しくダメージを与えない点です。
薬品によって髪に色を定着させる白髪染めは、お手入れを長く続けていると髪が乾燥して切れ毛の原因になることがあります。
また、頭皮に刺激が強いため、皮膚が敏感な方は痒みやかぶれなどの原因になることがあります。
その点、天然素材の白髪染めは、髪や頭皮にダメージを与える心配がないので長くお手入れを続けることができます。
白髪染めなのに髪にハリや艶を与える
天然素材の白髪染めは植物から抽出された成分が配合されているので安心してお手入れできる上に、製品によっては髪にハリや艶が出ます。
薬品が含まれる白髪染めはキューティクルを開いて内部に染料を定着させることから、髪が乾燥しやすく手触りが悪くなることが多いのです。
しかし、天然素材の白髪染めはキューティクルを開くのではなく、髪の表面に色を定着させるので白髪染めをしても美しい髪をキープすることができます。
頭皮に優しく髪の成長の妨げにならない
薬品で髪に色を定着させる白髪染めは、髪の根元を染める時に頭皮に刺激を与えることがあります。
繰り返し白髪染めをすることで頭皮にダメージが蓄積されると抜け毛の原因になるので注意が必要です。
天然素材の白髪染めは、頭皮に刺激を与えずに白髪を優しく染めるので髪の成長の妨げになりません。
健康的な髪を維持したい方におすすめのお手入れ方法です。
水で薄めて使う白髪染めなので経済的
クリームタイプやムースタイプの白髪染めは、数回のお手入れですぐになくなってしまうので、お手入れを繰り返して髪色をキープしようとするとかなりの費用がかかってしまいます。
その点、天然素材の白髪染めは、粉末を水で薄めて使用するものもあるので長持ちして経済的です。
美しい髪を保つには、定期的な白髪染めのお手入れだけではなくシャンプーやトリートメントなどにも気を使う必要があるので、白髪染めの費用を抑えることができればほかのお手入れに十分な費用をかけることができます。
天然素材の白髪染めのデメリットについて
白髪染めの放置時間がかなり長い
天然素材の白髪染めは髪に優しく働きかける特徴を持っていますが、長い放置時間が必要となるので、忙しく白髪染めの時間を十分にとれない方にはおすすめできません。
植物の性質によっては1～2時間以上放置時間が必要となるものがあるので、定期的に白髪染めをするだけでも大変です。
暗い色に染まらず髪の色が変に目立つ
天然素材の白髪染めは含まれている染料の性質によっては、赤や明るい茶色に白髪が染まってしまいお手入れ後に髪の色が変に目立ってしまうことがあります。
白髪のところだけ目立つ色に染まってしまうと、白髪が生えていることをかえって目立たせてしまうことになります。
天然素材ならではの独特な臭いがする
天然素材の白髪染めは薬品のような嫌な臭いはしませんが、植物ならではの独特な臭いがします。
臭いに敏感な方の場合、白髪染めをした後の髪の臭いに不快な気分になってしまうことがあるので注意が必要です。
シャンプーすることで色落ちしやすい
放置時間が長く手間のかかる天然素材の白髪染めでせっかくお手入れしたとしても、毎日の中でシャンプーを繰り返すたびに色が落ちてきます。
天然素材の白髪染めは髪の表面に色を定着させているだけなので、色持ちさせたい場合には天然のヘアオイルなどで髪をコーティングするなどして色落ちしない対策をとることが大切です。
天然素材の白髪染めはこんな特徴を持つものがおすすめ
希望する髪色に綺麗に染まる
天然素材の白髪染めでも配合されている植物の性質によって、ダークブラウンや黒など暗い色に髪を染めることが可能なものもあります。
希望する髪色に染めたい場合には、色の種類が豊富な天然素材の白髪染めを選ぶと良いでしょう。
天然素材配合のトリートメントタイプの白髪染めの中には、落ち着いた色が揃っているものがあるので自然な仕上がりを目指せます。
髪に馴染ませた後の放置時間が短い
天然素材の白髪染めでもトリートメントタイプで放置時間が短く済むものがあります。
バスタイムに手軽に白髪染めができるので時間がない方におすすめです。
白髪は時間の経過で髪の根元からすぐに白く目立ってきてしまうことから、バスタイムなどの生活習慣に白髪染めのお手入れを取り入れることで綺麗な髪色をキープすることができます。
色がつきやすく綺麗な仕上がりが期待できる
天然素材の白髪染めは髪や頭皮に優しくても、1回のお手入れで色がしっかりつきにくい点がデメリットです。
しかし、天然素材成分配合の白髪染め製品の中には、独自の技術で髪を傷めることなく髪の内部に色を定着させた後で髪の表面をコーティングする働きが期待できるものがあります。
トリートメントタイプでも色がつきやすいので、白髪染めに時間をかけたくない方におすすめです。
白髪染めのプロセスが手軽で簡単
白髪染めは伸びてきた白髪をリタッチすることで綺麗な状態をキープできるので、定期的なお手入れが必要です。
天然素材の白髪染めの中には、染料を髪に馴染ませて長時間放置するなど面倒な手間がかかるものもありますが、トリートメントタイプのものは白髪染めのプロセスが簡単なところが魅力です。
手袋やケープや新聞紙などを準備する必要がなく、バスルームで使用できるのでお手入れが続けやすいです。
天然素材で白髪染めをする時の注意点
天然素材の白髪染めは髪や頭皮に優しい特徴を持ちますが、アレルギーをお持ちの方の場合白髪染めの中に含まれている植物成分が体質に合わない場合があります。
薬品を含む白髪染めと比較すると安心して使用できる特徴を備えていますが、体質に合わないものは使用そのものに注意が必要なので、かかりつけの医師に相談して使用可能な製品かどうか確認することが大切です。
また、アレルギーを持っていなくても体調によって使用感が違ってくることがあるので、白髪染めの前に必ずパッチテストをすることが大切です。
まとめ
天然素材の白髪染めはメリットばかりではありませんが、デメリットを上手に補う製品を選ぶことで髪や頭皮に優しい白髪染めをすることができます。
天然素材成分配合のトリートメントタイプの白髪染めは、髪や頭皮に優しく放置時間が短いことから安心で手軽な白髪染めをしたい方におすすめです。
毎日の中で継続的にお手入れできるので、理想の髪色を維持することができます。