白髪染めでは頭皮が傷む、評判の白髪染めシャンプーはどう?
白いものがチラホラと出てくると、やはり何となく年をとった気分になると、白髪染めについ走ってしまうものです。
まだ若い人でも、いわゆる若白髪の人は何とかしたいと考えて当然ですね。
そして、もう白髪が生えて当たり前の年代になっても、時にはちょっと色を載せてみたくなるものです。
しかし普通の白髪染めだとどうも地肌が心配、という人におすすめなのが白髪染めシャンプーです。
目次
白髪染めは高齢者だけの必需品では
ある程度の歳になって、ほとんど髪の毛が白くなってしまえば、逆に綺麗に白い髪の毛を楽しむことが出来ます。
しかしまだ若いのにとか、ちらほら白いものが見えるのが気になる場合、どうしても白髪染めのお世話になることになります。
全面的に白ければきれいに見えても、いわゆるごま塩はどうも、というのは皆さん感じることですね。
できればカバーしたいと思うのが、特に美容に気をつける女性なら当たり前のことです。
少しならヘアマスカラでケアも出来ますが、頭の全体にチラホラ白髪が出てきたら、白髪染めの出番です。
特に自分では見えない頭の後ろを見た美容師さんに、結構白髪が出てきましたね、とか言われてショックを受けてしまう人も、多いのではないでしょうか。
でも白髪染めって結構
しかし白髪染めの問題は、何と言っても刺激の強さです。
ブリーチして染めるのですから、刺激が強くなって当然ですが、頭皮にトラブルのある人やアレルギーのある人、皮膚が弱い人には使用はおすすめできません。
染める時にどうしても、薬剤が頭皮についてしまいますから、そういった人たちの場合使わないほうが身体のためにはよろしいですね。
またあの独特の匂いが駄目という人もいます。
放置時間にあの匂いで、気持ちが悪くなってしまうという人も、実は少なくないのです。
匂い緩和のために、香料が入っている白髪染めもありますが、筆者はそれで逆に気分が悪くなりました。
人工香料と白髪染めの匂いのダブル攻撃は、嗅覚の鋭い筆者には刺激が強すぎましたね。
早く染まって面倒のない白髪染めですが、こういったトラブルも無いとは言えないのです。
頭皮にも髪の毛にも刺激が少ない白髪染め
では頭皮にも髪の毛にも刺激が少ないという白髪染め、何かあるでしょうか。
代表的なのは植物性のヘナですね。
自然素材なので、刺激も少なく染めることが出来ます。
ただこのヘナ、製品によっては自然素材だけでないものもありますので、その辺り購入時にチェックしてください。
またこちらは自然派ではありませんが、ヘアマニュキュアと言う白髪染めもあります。
これはその名の通り、髪の表面をコーティングしていく感じで色を載せるので、刺激が少なく使えるのです。
ただ残念ながらこの2つ、色を染み込ませるのではなく載せていくタイプなので、色落ちも激しいのです。
特にヘアマニュキュアの場合、寝て起きたらピローケースが染まった、などという笑い話があります。
それ以外は問題なくきれいに染められるのですが、ちょっと残念ですね。
近年おすすめなのがシャンプーとトリートメント
さて近年、あっという間に広まってきたのが、白髪染めトリートメントとシャンプーです。
自然素材で作られたものが多く、刺激が少ないので髪や地肌に優しいというメリットがあります。
加えて、日々のシャンプーやトリートメントで染められると言った手軽さも、人気の原因ですね。
嫌な匂いもしないので、使い終わった後も気持ちよく過ごせます。
特にシャンプーの場合、トリートメントのように時間待ちしないで済むという、大きなメリットがあります。
洗って流すだけというのは、これは面倒くさがりさんにも嬉しい製品です。
白髪染めシャンプーのメリットとは
代表的なメリットは、次のようなものです。
刺激が少なく地肌にも優しい
普通の白髪染めに比べて段違いに、刺激が少ないのが敏感肌の人には嬉しいメリットです。
匂いも、あの刺激臭がしないのがありがたいところです。
ただ購入時に、特に敏感肌の人は成分をよく見るようにしてください。
自然派となっていても、結構余分な香料など入っていることもあります。
全部が全部、自然の素材だけで作られているのではないことも、心に留めておいてください。
自然にだんだんと染まっていく
普通の白髪染めだと、サクッときれいに染まってくれますが、あの人白髪染めしたねとすぐわかるのも、ちょっと悔しいところです。
しかしシャンプーで染めた場合、本当に少しずつ色が加わりますので、ある日気がついたら白かった部分が何となくぼやけてきた、という感じになります。
白髪が自然に、普通の髪色に戻ったような錯覚も覚えますね。
人工的でなく、自然に見えるというのはかなりのメリットです。
シャンプーするだけなので面倒がない
何時も使用しているシャンプーを変えるだけなので、何の面倒もありません。
白髪染めをする時のように、ケープだとか床が染まらないように新聞紙を敷く、などの準備もいりません。
普通にシャンプーするだけです。
手間のかからないという点では、待つ必要のあるトリートメントをしのぎますね。
でもデメリットもあります
勿論デメリットも幾つかあります。
急いで染めたい時には向かない
明日のクラス会に間に合うように、と言うのは流石に白髪染めシャンプーでは無理です。
少しずつ染まっていくので自然に色が変わるメリットが、時間がかかるというデメリットを生んでいるわけです。
お値段が普通のシャンプーとは
普通のシャンプーに比べてお値段がかなり高くなります。
これは白髪染めトリートメントでも同じことが言えますが、どちらも結構お財布に痛い値段です。
ただし、美容院に通って染めることを考えると、逆にコスパが良いとも言えますね。
白髪染めシャンプーで染める時のコツは
さてその白髪染めシャンプーですが、使用する時に少々の注意も必要です。
まずは予洗をしっかりと
勿論普通にシャンプーする時もそうですが、最初のすすぎはしっかりとしたいものです。
頭皮にも髪の毛にも汚れがついていますから、これをまず落としておきます。
そのほうが色がのりやすいのは、明らかなことですね。
特にムースなど使用している人の場合、よく落としてからの使用がおすすめです。
ぬるま湯でのすすぎを、良くしてください。
もし髪の毛があまりに汚れていたら、普通のシャンプーを軽くしてからの使用も、考えてみてください。
シャンプーの量は多めに
お値段が高めの白髪染めシャンプーですが、もったいないからと量をケチるのは止めましょう。
結局染まりが悪くなってしまいます。
多めの量をよく泡立てて使用してください。
少し長めに洗ったほうが、色素がよく定着してくれます。
もっとよく染めたいという場合、白髪染めトリートメントとの併用がおすすめです。
すすぎもドライもしっかりと
よくシャンプーしたら、よくすすいでください。
普通のシャンプーもこのすすぎは大事ですが、白髪染めシャンプーの場合よくすすがないとタオルなどに色が付着することがあります。
またタオルドライ後は、ドライヤーで乾かしてください。
自然乾燥よりも色素の定着が良くなりますよ。
まとめ
白髪染めシャンプーは、いつものシャンプーで白髪が染められるという強みがあります。
簡単で手間もかからないので、試して見る価値ありですね。
とは言えお値段の問題もありますので、お財布との相談も必要です。
またせっかく刺激の少ない白髪染めなのですから、成分にも気をつけて選ぶようにしたいですね。
気持ちよくシャンプーして、しかも髪の毛が染まっていくのは、本当に嬉しく楽しいものですよ。