白髪染めの色持ちをよくしたい! 染め方とヘアケアに工夫を
市販の白髪染めで自分で染めていても、すぐに色が落ちてしまうとお悩みの方も多いはずです。
白髪染めの種類によっても染まりやすさや色持ちのよさが違っていますし、染め方やケア方法に工夫するだけでも持ちが違ってきます。
なるべく長く白髪染めの効果を持続させるための技や、染まりやすくて色落ちしにくい白髪染めを紹介しましょう。
目次
白髪染めのタイプによる色落ちの違い
白髪染めと言っても、今は色んな種類のものがあります。
頭皮や髪に負担がない白髪染めシャンプーやトリートメントは、ヘアケア感覚で使える分色の入り方も色持ちも悪くなります。
ヘアマニキュアも髪の表面に色をコーティングして付けているだけなので、日々のシャンプーでどんどん色が抜けていってしまいます。
つまり、髪の表面に色を付けるタイプの白髪染めは、色の持続力も弱いという特徴があります。
色持ちのよさを重視したいなら、キューティクルを開いて髪の内部に染料を浸透させるタイプの白髪染めが一番です。
髪の内部から髪が染まっていますから、数ヶ月程度は美しい髪色が持ってくれます。
染め方を工夫して色持ちをよくする
白髪染めで髪を染める時に、ちょっとした工夫をするだけでも、色持ちが断然よくなります。
白髪染めをする前に汚れをしっかり落とす
皮脂やほこり、ヘアケア剤など、髪の表面には様々な汚れが付着しています。
特に油性の汚れは白髪染めをする時に白髪染めの成分を弾いてしまいますから、色の入り方が悪くなってしまいます。
きちんと染める前にシャンプーをして汚れを落としてあげれば、染まり方もよくなり色が髪に定着しやすくなります。
シャンプーをして清潔で汚れのない状態にしてあげて、髪はしっかりと乾かしてから染めるようにしましょう。
白髪染めは適量を使う
白髪染めを使う量が少なすぎると、やはり発色も色持ちも悪くなります。
量が少ないということは含まれている染料も少なくなってしまいますから、髪を染める力が弱くなります。
特に塗りにくい生え際や後頭部は白髪染めを使う量が少なくなりがちですから、意識してたっぷり塗ってあげるのがおすすめです。
髪の量や長さによって適量は違ってきますから、説明書などを参考にして少なくなりすぎないようにたっぷりめに付けるようにしましょう。
染める時の温度は20度から30度
染料を髪の内部にしっかりと浸透させて染めてあげてこそ、色持ちがよくなります。
それには室温が関係していて、20度から30度くらいの室温の中で白髪染めをしてあげると、髪に色が定着しやすくなります。
寒い冬場などはエアコンの効いた暖かい部屋で染めたり、あらかじめバスルームを暖めてから染めるようにしましょう。
放置する時にはヘアキャップなどを活用
染めている時は頭皮が温かくなっているほど、染料が浸透しやすくなります。
髪を内側からしっかり染めるパワーが高まりますから、塗り終わったらヘアキャップやアルミキャップをかぶって放置してあげるのがおすすめです。
どちらも持っていないならサランラップを頭に巻いて、密閉してあげるだけでも大丈夫です。
放置時間が長ければいいといものでもありません。
長く置いてしまうと頭皮と髪が傷みやすくなり、ダメージ受けた部分から色落ちしやすくなります。
説明書に書かれた放置時間は必ず守るようにしましょう。
白髪染め直後のトリートメントのすすめ
一番色落ちしやすいのが、白髪染めをした直後です。
髪に染料が定着し切っていない状態ですし、キューティクルが開いていますから、色が抜けやすくなっています。
それを防ぐためには、白髪染め直後にトリートメントをしてあげることです。
シャンプーでしっかり染料などを落とした後、栄養をたっぷり髪に与えてあげてキューティクルの働きを高めてあげましょう。
トリートメント後は素早く髪をドライヤーで乾かしてあげて、キューティクルを閉じるようにしましょう。
ヘアケアに工夫して色持ちをよくする
シャンプーやトリートメントなど、毎日のヘアケアにちょっと気を付けてあげるだけでも、色持ちがよくなってくれます。
洗浄力の強すぎるシャンプーを避ける
市販のシャンプーの中には、しっかり汚れを落とす機能が高い洗浄力の強いタイプが多いです。
汚れだけでなくせっかく染めた髪の内部の染料まで微量に落としてしまいますから、退色が早くなり色持ちが悪くなります。
また、皮脂などの頭皮に必要な潤いまで奪われてしまって、髪がダメージを受けて退色が進みやすくなります。
適度な洗浄力を持つアミノ酸系シャンプーや、色落ちを防ぐカラーリング用のシャンプーを使うことできれいな色をキープしやすくなります。
定期的なトリートメントでダメージを防ぐ
髪がダメージを受けてしまうと、ダメージホールというものができてしまって、そこから色んなものが流出してしまいます。
髪内部のたんぱく質や潤い物質が流れ出してしまいますし、白髪染めの染料も抜けやすくなります。
それを防ぐためには定期的にインバストリートメントで、髪にたっぷりと栄養を与えてあげることです。
健康で健やかな髪ならキューティクルが損傷を受けることもなく、染料が流れ出るのを防げます。
髪表面をコーティングするヘアケア剤を使う
アウトバストリートメントにも色んなものがあります。
特に白髪を染めた後の数日間は、髪表面をしっかりコーティングしてくれるタイプのものを使いましょう。
ヘアオイルやクリームなどが髪表面をコーティングしてくれて、キューティクルをしっかり閉じた状態に保ってくれます。
髪に定着した染料が落ちにくくなりますから、美しい発色をキープしやすくなります。
サロンドプロ ワンプッシュクリームヘアカラー
1剤と2剤を自分でわざわざ混ぜ合わせる必要のない白髪染めです。
ポンプタイプになっていて、プッシュすると混ざった状態でクリームが出ていますから、後は髪に塗ってあげるだけです。
独自の浸透クリームは髪に素早く成分が浸透できる技術が使われていて、スピーディーに染め上げてくれます。
塗りやすいなめらかなテクスチャーですが液垂れしにくく、嫌な刺激臭もありません。
髪を保護するトリートメント成分配合ですから、染めた後のぱさつきや乾燥もしっかり防いでくれます。
ブローネ シャイニングヘアカラークリーム
染め上がりの白髪と黒髪に差がまったくできず、色ムラになりにくい技術が使われています。
ダメージを防いでツヤのある髪に仕上げるために、キューティクルが傷つかないように守る成分が配合されています。
天然由来のトリートメント成分がしっかり配合されていますから、髪がダメージを受けにくいです。
仕上がりのツヤ感が他の白髪染めとは全く違っていて、年齢と共に失われやすい輝きを取り戻せます。
明るめに髪を染めることができて、色のキープ力も高いです。
ビゲン 香りのヘアカラー
2016年に商品がリニューアルして、染まりやすさと色持ちのよさにこだわったヘアカラーに大変身しています。
色あせ低減処方という独自の技術が使われていて、染料が髪から流れ出すのをしっかり防いでくれます。
クリームの密着率が高くなっていますから、染まりにくい生え際や顔の周りなどもムラなくきれいに染めてくれます。
保湿や美髪成分もしっかり入っていますから、染めた後に髪がぱさついたり乾燥することなく潤いを保てます。
ヘアカラーに多いツンとする臭いがしないように工夫されていて、癒されるアロマの香りに包まれて染められます。
まとめ
白髪染めは頻繁にやると髪と頭皮が傷んでしまいますから、なるべく長く色持ちしてくれると助かります。
コツをつかんでしまえば1回での効果を持続しやすくなりますから、染める手間を省くためにも実践してみましょう。
また、色持ちのいい白髪染めを使うのもおすすめです。
紹介した3つの白髪染めはどれも人気でドラッグストアなどで安く買えますから、一度お試しください。