美顔器初心者向け・美白効果で人気のレーザー美顔器の解説
数ある美顔器のなかでも、特に効果的・かつお値段も高めなのが「レーザー美顔器」と呼ばれる種類です。
加齢による肌トラブルで、クリニックに相談する前に検討されているかたも多いのではないでしょうか。
以下では、レーザー美顔器に関する効果やクリニックとの比較、効果的な使用方法や注意点など、ごく基本的なことを解説していきます。
レーザー美顔器の効果と種類
レーザー美顔器と一口にいっても、種類は非常に豊富です。
しかし、効果はある程度絞られます。
まずはこの解説からさせていただきます。
シミ・黒ずみに
美容外科でとくに、お肌の変色に効果があるとされているのが、レーザー治療です。
例として挙げるのであれば、
- 加齢によるシミ
- 怪我痕などの黒ずみ
- ニキビ跡
などなど。
主に期待できるのは、美白効果とお考えいただければ大丈夫です。
家庭用美顔器に取り入れられたのは随分前のことで、その効果も初めは非常に弱いものでしたが、今は「継続利用により十分な効果が見込める」とされて大変好評を得ています。
ただし、使い慣れないうちは、なかなかなじめるものではありません。
筆者も使用経験がありますが、実際の使い心地がどんなものであるかを解説していきたいと思います。
レーザーとは
レーザーとは、端的にいえば、肌の奥にある黒ずみのもとを照射して「焼いてしまう」ものです。
そのため、医療用ほどではありませんが、照射時にピリピリとした感触があります。
マッサージ効果は基本的にはありません。
専用ジェルでアフターケアをしっかりとしてあげることにより、肌が受けたダメージを回復する事は勿論可能ですが、使用感から敬遠してしまうかたも少なくないようです。
しかし、実際の商品を見ていただければわかりますが、値段が高い分効果も非常に期待できるものです。
お試しできる場所はかなり限られているのですが、粘り強く美白していきたいというかたは、是非ご検討ください。
クリニックのほうがいいのでは
本格的なシミ・黒ずみであれば、クリニックの方がよいのでは?
という疑問もわいてくるかと存じます。
しかし、家庭用レーザー美顔器にも、かなりのアドバンテージがあります。
第一に挙げられるのは、やはりコストパフォーマンスでしょうか。
この種の美顔器で最も有名な機種で、一台68000円程度。
継続利用は3ヶ月以上を勧められております。
この間かかるランニングコストは、専用ジェルの価格のみ。
一方で、クリニックでのレーザー治療は、3~4回で10万円を下らない場合が非常に多くなっています。
着実に美白したい場合は、よいクリニックを探して治療するのもよいですが、黒ずみの程度が軽度・そもそもクリニックに通っている時間がないという方は、美顔器のほうがいいかと思われます。
また、クリニック用のレーザー照射機と、家庭用の美顔器でも、違いはあります。
前者は医療器具なのでそれなりに効果が高いのですが、その代わりお肌に与えるダメージも少なくありません。
アフターケアもしっかり行ってはくれますが、体質によっては「せっかく足労とお金をかけたのに、あわなかった」という場合も考えられます。
しかし、家庭用の美顔器は、ある程度効果を落とした分身体に優しい作りとなっています。
地道な利用継続こそ必要ですが、即座に悪影響が出る心配はまずありません。
その点、非常に安心して使えるのが、最大の利点です。
おすすめの効果的な使い方
ここからは、レーザー美顔器の効果を最大限引き出す方法をお伝えします。
まず、大前提として、しみ・黒ずみがある場合は、後程解説するダウンタイム以外は必ず毎日照射するようにしましょう。
ただし、長時間当て続ける・日に何回も当て続ける…ということをしても効果は変わらないのでご注意を。
加えて、レーザー照射後には必ず基礎化粧品などでケアをしてあげるとよいでしょう。
シミやそばかすに効くビタミンC誘導体などが含まれる、専用化粧品を使うとなおよし。
レーザーである以上、多少なりとも肌への負担はあるので、これでかなりの回復が見込めます。
併せて言えば、肌のターンオーバーを促すのが最も効果がある方法です。
食生活も野菜中心・ビタミン類の多いものを心がけましょう。
適度な運動で汗をながすとさらによいです。
自律神経を整えるために、午後のカフェイン飲料を控える・睡眠は7~8時間以上たっぷりととる・きちんと日光にあたる。
こういった地道な努力をすることで、レーザー美顔器の効果は最大限まで引き出されます。
これに気を付ける!
医療用のものをご家庭で使えるように最適化した製品とはいえ、注意点はいくつかあります。
気を付けないと逆効果・かえって人体に悪影響がでることも懸念されますので、最後に解説していきたいと思います。
説明書をよく読む
レーザー美顔器が手元に届いたら、必ず説明書をよく読みましょう。
気を付けなければいけないのは、あくまでも「医療器具を家庭用にしている」という点です。
レーザーというのは、強さによっては、毛穴などの重要な皮膚組織を焼いてしまうもの。
専用のジェルを使わなかったり、指定された回数を守らないと、シミや黒ずみを消すどころか、かえって肌トラブルが起きる元となります。
この点についてはどのメーカーも保証していないので、各自気を付ける必要があります。
ご家族で利用される場合も、使い方はしっかりと共有するようにしましょう。
また、前述で少し触れましたが、体質によっては合わない場合もあります。
この点も留意しつつ、すこしでも合わないと感じた場合は、使用を中止することをおすすめします。
美顔器メーカーの多くが、こういった悩みにも対応できるようサポート窓口を用意しているので、相談してみるのもよいでしょう。
必ずダウンタイムが必要
何度か解説しているように、性質上お肌に負担をかけてしまうのは仕方ありません。
そのため、レーザーを何度も照射する・長時間当て続ける…というのはよくないことです。
製品にもよりますが2~3日から1週間程度、使わない期間を設けて、お肌の手入れに専念することも必要になっていきます。
基本的にはあくまでも「毎日の使用」が薦められているので、この点についてはネットや使用者の口コミなどを参照して実践していくとよいかと思われます。
併せて言いますと、サングラスの使用をおすすめします。
弱いとはいえレーザー機器である以上、目にあたるのは非常にまずいことです。
角膜の損傷や視力の低下を招く恐れも考えられます。
とはいえ、目元に照射したい・むしろそのあたりが悩みである…という方も少なからずいらっしゃるかと思います。
こういった場合は、メーカーのサポート窓口に相談することをおすすめします。
目元用の保護方法のアドバイスをもらえたり、あるいは追加でアイマスクの類をサービスしてもらえたりすることもあるようです。
過剰な期待は禁物ですが、なんにせよ一度話してみるに越したことはないでしょう。
目元についてはこれといって悩みがない…というかたも、安いもので大丈夫なので、念のためサングラスのご用意を。
まとめ
美顔器とひとくちにいってもお値段はさまざまですが、やはりサポートのことを考えると、一定のランク以上のものを購入するのがよいでしょう。
特にレーザー美顔器においては、効果が高い分取り扱いに注意すべきものではありますので、何かあれば相談できるというのは安心です。
今回は、はじめて美顔器を購入する方・美白効果を得たいかた向けに解説いたしました。
是非ご参考に。