肌荒れ時に最適なBBクリームのメリットと使い方のコツ
肌荒れしていて肌が不調になっている時には、ノーメイクで肌をゆっくり休ませてあげるのが早く回復するコツです。
しかし、働いていたり外出したりするのにすっぴんというわけにもいきません。
そんな時には肌への負担が軽いBBクリームがおすすめです。
ファンデーションよりも肌に優しく、肌荒れを悪化させないBBクリームのメリットを紹介しましょう。
肌への負担が軽いBBクリームのメリット
BBクリームは、元々は傷を修復するためのクリームとして作られています。
海外の美容皮膚科で開発されたもので、治療後の敏感な肌を保護して肌の再生を促すのが目的です。
そんな流れを受け継いだBBクリームは、肌の保護力に優れていて素肌をはぐくむケアができます。
美容成分がたっぷり入っていてオールインワンタイプですし、UVカット効果もありますから紫外線から肌を守ってくれます。
薄付きでファンデーションのように肌に負担をかけにくいですから、肌荒れしている状態でも安心して使えます。
肌に優しいBBクリーム選びのポイント
時短アイテムとして大人気のBBクリームは、種類も豊富です。
中には肌に刺激のあるものもありますから、きちんと肌に優しいものを選ぶ必要があります。
バリア機能を回復させるセラミド入り
肌荒れしているのは、肌を守るバリア機能が低下しています。
外部の刺激に肌が反応して赤くなったりかぶれたり、肌トラブルを起こしてしまいます。
このバリア機能を高めてあげるためには、サポート役になる美容成分が含まれているタイプを使うのがおすすめです。
バリア機能で重要な役割をしているのがセラミドです。
BBクリームにセラミドがしっかり入っていれば、肌荒れを悪化させずにメイクを楽しむことができます。
元々肌に含まれている成分ですから、肌なじみがよく肌をしっかり保護してくれて、水分の蒸発を防いでくれます。
BBクリームのカバー力で赤みやニキビなどを隠しながら、素肌をしっかり守ってくれます。
使いやすいなめらかなテクスチャー
BBクリームのテクスチャーにも色んなタイプがあります。
カバー力が高くしっかりメイクしたいなら、重めのテクスチャーでも大丈夫です。
しかし、肌荒れしている時にこってりしたテクスチャーだと、どうしても伸ばす時に肌に負担がかかってしまって、肌荒れを悪化させてしまいます。
みずみずしくなめらかなテクスチャーなら、力を入れずにすぐに肌になじんでくれてメイクもしやすいです。
重めのテクスチャーよりもカバー力はやや落ちてしまいますが、肌に負担をかけずにメイクするという点では秀でています。
無添加で低刺激なタイプ
BBクリームも種類によっては色んな添加物が入っています。
使いやすく仕上がりがきれいになるというメリットはありますが、添加物は肌に刺激を与えてしまいます。
肌荒れをさらに悪化させてしまいますから、無添加で刺激になる成分が省かれたタイプを使うようにしましょう。
中でも、バリア機能を破壊してしまう合成界面活性剤や、刺激の強いアルコールなどが含まれていないものがおすすめです。
成分表をチェックしてみて、低刺激で安心して使えるかどうかを確認して選びましょう。
肌荒れを避ける使い方のコツ
メイクのせいで肌荒れが悪化してしまっては大変です。
BBクリームの使い方にも注意して、肌の負担にならないようにしましょう。
スキンケアで保湿を徹底する
肌の乾燥は肌荒れを悪化させてしまう一番の原因です。
BBクリームにも美容成分は入っていますが、スキンケアの段階で乾燥させない工夫が必要です。
いつも以上にスキンケアで保湿を徹底して、肌の水分を逃がさないようにしましょう。
しっとり柔らかな肌だとバリア機能もしっかり働いてくれて、色んな刺激から肌を守ってくれます。
BBクリームの乗りもよくなりますから、保湿を重視したスキンケアを心がけましょう。
肌荒れしている部分は薄く塗る
ニキビや肌荒れしている部分にはついBBクリームを重ね塗りして、隠したくなるものです。
余計に肌に負担がかかってしまいますから、逆に薄く塗るよう心がけましょう。
厚塗りは化粧崩れの元にもなりますし、肌荒れの回復を妨げてしまいます。
肌に負担をかけずにメイクするのが大切ですから、肌荒れ部分には薄く塗るというのがポイントです。
なるべく早くメイクを落とす
BBクリームに限らず、メイクアイテムが肌に長時間乗っているだけで、肌にとっては負担がかかってしまいます。
仕事や外出などから帰宅したら、真っ先にクレンジングしてメイクを落とすようにしましょう。
肌に余計なものが乗っていない状態をなるべく作ってあげて、素肌を回復させるのが大切です。
疲れて帰宅したらまずは一休みしたくなりますが、それよりも先にメイクオフする習慣をつけましょう。
こすらずなじませて塗る
BBクリームは手やスポンジでこすって伸ばしたり、力が入ってしまったりすることがあります。
塗る時の摩擦は肌への負担も大きいですから、なじませて浸透させるように塗りましょう。
少量ずつ丁寧になじませながら肌に広げていき、最後にスポンジなどで均一になるよう仕上げていきます。
目元や口元などのデリケートな部分は、指で叩き込むような感じでなじませるのがコツです。
肌荒れを悪化させないBBクリーム
低刺激で成分的にも安心できて、肌に負担がかかりにくいBBクリームを紹介します。
薄付きで美容成分もしっかり含まれていますから、スキンケア効果にも期待できます。
ママバター BBクリーム
ノンケミカルで低刺激なBBクリームで、保湿力に優れています。
天然由来のシアバターがしっかり肌を守ってくれて、外部ダメージから保護してくれます。
8種類の植物由来成分が肌状態を整えてくれて、肌の悩みをカバーしてくれます。
紫外線吸収剤や合成香料などの刺激物は不使用ですから、肌荒れを悪化させる心配はありません。
SPF50、PA+++とUVカット効果が高いのに、薄付きで肌にとても優しいです。
キュレル BBクリーム
敏感肌向けのシリーズですから、肌にとても優しく保湿も万全です。
バリア機能を高めるセラミド配合で、肌に潤いをとどめて紫外線などから肌を守ってくれます。
色んな肌の悩みを自然にカバーしてくれて、ナチュラルメイクを実現してくれます。
紫外線吸収剤や香料などの刺激物は不使用ですし、アレルギーテスト、パッチテスト、ノンコメドジェニックテスト済みで安心です。
SPF28、PA++と肌に負担がかからない程度のUVカット効果があります。
SHIGETA UVスキンパーフェクション
メイクアップアーティストと一緒に開発されたBBクリームで、自然なカバー力で肌をきれいに見せてくれます。
ザクロオイルやラズベリーオイルなど、植物由来オイルがたっぷりと使われていて、肌を柔らかくなめらかにキープしてくれます。
保湿力の高いオイルですから肌の保護作用にも優れていて、肌荒れを悪化させる心配もありません。
天然のオイル成分のスキンケア効果で、肌荒れを鎮めて回復しやすくしてくれます。
SPF30 PA+++と日常使いに最適なUVカット効果を持っています。
まとめ
肌荒れしている時でも、負担が軽くて使いやすいのがBBクリームです。
使い方には気をつけて、肌荒れを無理に隠そうとしないで、薄付きに仕上げるのがコツです。
刺激が少なく保湿力に優れたBBクリームを選んで、正しい使い方をして肌への負担を減らしましょう。
BBクリームだけで肌荒れを隠そうとせず、パウダーを併用するなど工夫次第で肌荒れも目立たなくなります。