自然に見えるパウダーファンデーションの使い方
女性に化粧はマナーのようなもの。
いえ、ゲームでいう武装でしょうか。
多少疲れていても隠せる。
シミやくすみも隠せる。
年齢も(ある程度は)隠せる。
かつてはコテコテと厚塗りが多かった気がしますが、今はナチュラルで触れたくなるようなメイクが主流です。
ナチュラルな武装、塗っているのにナチュラル、皆さん、他のひとがどようにしているのか知りたくありませんか?
下地は?パウダーファンデーション?リキットファンデーション?
仕上げのパウダーは?
崩れてきた場合は?
長年OLとしてメイクをし続けて感じたこと、コツなどを書いてみようと思います。
目次
時間もお金も重要です
メイクの基本は下地です。
いえ、それより以前のステップが非常に重要です。
年齢を重ねてくるととくに思うのですが、下地を塗る前のワンステップが、後の一日の化粧の持ちを大きく左右するのです。
かといって、時間がかかるのはNGです。
お金が掛かるのもです。
氷水ってマストアイテムです
わたしのおすすめのやり方は、まず朝の洗顔をしてから、仕上げに氷水で顔を洗うことです。
時間があるなら、冷やした化粧水でのパックでもいいでしょう。
ですが洗面器に氷と水道水を適量入れておくだけでいいので、お手軽だし経済的です。
そののち、化粧水でも乳液でもなく、オールインワンのゲルを塗ります。
主婦って忙しいんです
私は母親でもありますので、朝は戦争状態です。
子供にご飯を作ったり、お弁当を作ったり、持ち物のチェックをしたり、フルタイムで仕事もしていますので、出勤前に手早く家事を済ませなければいけません。
いちいちたくさんの化粧品を取り出して、塗って、乾かして、また棚に戻す手間が惜しいのです。
そう、忙しいのでできるだけ工程を省きたいんです
ゲルを塗ってから、化粧下地を塗るまでには少なくとも10分は時間が開きます。
そうして十分にゲルが浸透してから、下地を塗ります。
下地には日焼け止め効果のあるBBクリームを使います。
それ一本でメイクが完成するような濃い色のものではなく、薄手のカバー力の強いものを選んでいます。
パウダーファンデーションだけだと、シミそばかすをカバーしようとするととても厚塗りになってしまいます。
コンシーラーをいちいち出してくるのも面倒です。
塗った跡を目立たないようにするのにも気を使います。
なので私は、BBクリームでシミそばかすを隠し、目の下のクマまで処理してしまいます。
かえってその忙しさが、メイクにはいいんです
そしてまた、家事に戻ります。
子供を送り出し、洗濯機を回し、化粧に戻る頃にはBBクリームは十分に馴染んで乾いています。
シミやクマがカバーされていることを確認して、ビューラーでまつげを上げます。
上記の工程のひとつひとつの間を十分に開けることは、メイクを崩れにくくするためにはとても重要なことです。
忙しくて時間が空くのですが、暇だったらまだ濡れた状態のまま塗り重ねてしまいかねません。
わたしってせっかちですから。
そしてようやくベースメイクの完成です
ビューラーで満足いくまでまつげをクルンとさせてから、パウダーファンデーションの出番です。
皆さんはどのような塗り方をするでしょうか。
付属のパフを使いますか?そんなことをしてしまうと、せっかくBBクリームを塗ったのに、ヨレてしまいますよ。
わたしは、ブラシを使います。
大きめの、フサフサしたパウダーブラシです。
ブラシを使えば、厚塗りに見えず、しかも想像よりしっかりとファンデーションを塗ることが出来るのです。
ポイントメイクはびっくりするほど時間をかけません
ベースメイクが完成したら、眉を描き、アイシャドウ、アイライン、チークをします。
ベースメイクの手間を思えば、ものすごく短い時間で済ませてしまいます。
じっくり描くよりナチュラルを目指します。
くっきりしたメイクは崩れやすいと思います。
そして最後に仕上げのパウダーを塗って、口紅を塗って完成です。
午後からの手直し
お化粧が崩れてきたときには、あぶらとり紙よりはティシュかトイレットペーパーで軽く押さえるのがいいです。
年齢が上がってくると、あまり油脂分を取りすぎてもダメです。
ヨレているファンデーションやポイントメイクを取ってくれるので、やはりティッシュをおすすめします。
もちろん、ゴシゴシしてはいけませんよ。
まず軽く全体を、次に小鼻の脇と額、こめかみを念入りに押さえます。
ほうれい線と目尻がヨレているはずなので、浮いている部分をしっかりと押さえてなじませます。
そののち、ブラシでパウダーファンデーションを塗り、仕上げのパウダーも(違うブラシで)重ねます。
まとめ
年齢を重ねてくると、高い化粧品を使えばいい、というわけでもないということに気づきます。
若い頃はいろいろなものを試してみました。
パウダーファンデーションはもちろん、リキッドファンデーション、スティックタイプ、機械で吹き付けるようなものも。
ですが結論として、定番のソコソコの値段の商品を使えば、どれも大差ないということです。
結局は、使い勝手と、メイクする人のテクニックです。
パウダーファンデーションを塗る前の一手間、あとはあまりたくさん下に重ねすぎないこと。
慌てて塗り重ねないこと。
突き詰めれば、その程度のこのに過ぎません。
いくつになっても女性はきれいでいたいと思うものです。
ですが、たくさんのものを塗り重ねれば塗り重ねるほど化粧は崩れやすくなるものです。
つまり、シンプルな方法が一番いい、ということです。