1回で染めたい！ すぐに色が入る白髪染めトリートメントの選び方
市販の白髪染めは化学成分の働きによって1回ですぐに色が入るものの、髪と頭皮が乾燥してダメージを与えてしまうことがあります。
ところが、髪と頭皮に優しいと言われる白髪染めトリートメントは、1回で色が入りにくい特徴を持つ点がデメリットのひとつです。
近年では製品の改良が進み、中にはすぐに色が入りやすい白髪染めトリートメントもあるようですが、自分に合う製品をどのようにして選べば良いのでしょうか。
白髪染めトリートメントで色が入りにくくなる理由
白髪染めトリートメントは髪に優しく潤いを与えながら白髪染めできることから、安心な白髪染めのお手入れを必要としている方に人気があります。
中にはメーカー独自の技術で白髪に色が入りやすい製品もあるようですが、それでも色が入らないことにお悩みの方がいます。
白髪染めトリートメントで色が入りにくくなる理由について見ていくことにしましょう。
お手入れ前に髪と頭皮の皮脂をよく落としていない
白髪染めトリートメントはシャンプーの後に髪に添付して使用するものです。
しかし、シャンプーの際に髪と頭皮についた皮脂をよく落としていない場合、白髪染めトリートメントの染料が髪に定着しにくいのです。
特に皮脂の分泌が活発な体質の方は頭皮に皮脂が残りやすいことがあるので、白髪染めトリートメントを使用する際には丁寧にシャンプーすることをおすすめします。
使用する白髪染めトリートメントの量が少ない
白髪染めトリートメントを使用する時は、十分な量を使用しないと思うように色がつかない場合があります。
シャンプーの後は髪の水分量が多いので、少量の白髪染めトリートメントを添付しても色がつきにくいのです。
白髪の量に合わせてトリートメントの量を調節するようにすれば色が入りやすくなるでしょう。
やや多めのトリートメントを白髪が目立つ部分を中心によく馴染ませることが大切です。
トリートメント添付後に十分に時間を置いていない
白髪染めトリートメントは自然由来の成分が多く占める製品なので、白髪に色がつきにくい傾向があります。
髪にトリートメントを添付した後、リンスのようにすぐに流してしまったのでは色がうまく定着しません。
丁寧にシャンプーをして汚れを落とした後、白髪染めトリートメント添付後に十分に時間を置くようにすると白髪に色がつきやすいでしょう。
色が入りやすい人と入りにくい人がいるのは何故か
メーカー独自の技術で改良を重ねた白髪染めトリートメントは色が入りやすい傾向があります。
ところが、同じ製品でも色が入りやすい方と入りにくい方がいるので、両者のまったく異なる使用感の商品レビューを見た時、製品を購入することに対して不安な気持ちになることがあります。
同じ製品であるのにも関わらず、色が入りやすい方と入りにくい方がいるのはどうしてなのでしょうか。
白髪の太さによって色の入り方が違う
髪が細く柔らかい場合は白髪染めトリートメントの色が入りやすいのですが、髪がもともと太く白髪も同じように太い場合、白髪染めトリートメントの色が入りにくい場合があります。
髪が太いことで色が入りにくいと感じる方であれば、白髪が気になる部分にやや多めに白髪染めトリートメントを添付すると良いでしょう。
色の入り方が気になる場合には、白髪の太さに合わせた使用量がポイントとなります。
白髪の量によって色の入り方が違う
白髪の量は個人差があるため、白髪の量に合わせて白髪染めトリートメントを使用することが大切です。
白髪の量が少ない方は手のひらに適量取って使用して、白髪の量が多い方は適量の約1.5倍の量を白髪がある部分を中心に馴染ませて時間を置きます。
あまりにも少ない量では十分に色がつかない可能性が高いので気をつけましょう。
髪の傷み具合によって色の入り方が違う
健康な髪はキューティクルがしっかり整っている状態なので、白髪染めトリートメントに含まれている染料が髪につきにくいのです。
それに対して傷んだ髪はキューティクルが部分的に剥がれていることがあるので、染料がつきやすい傾向があります。
しかし、染料がつきやすい反面、色落ちしやすいのでそれを防ぐ対策をとることが大切です。
すぐに色が入る白髪染めトリートメントの選び方
白髪染めトリートメントは髪に潤いを与えながら白髪を目立たなくさせる働きがありますが、色がつきにくいので毎日コツコツとお手入れを継続して少しでも色が定着しやすいように工夫することが大切です。
できるだけ色が入りやすい白髪染めトリートメントを使用することで理想の髪色を目指しやすくなりますが、どのような製品を選べば良いのでしょうか。
イオンの働きで髪に色が浸透しやすいものを選ぶ
白髪染めトリートメントは自然由来の染料が使用されているものが多いので、髪に色が定着しやすい特徴を持つ製品を選ぶことをおすすめします。
例えば、イオン化した染料は髪に浸透しやすい特徴を持ちますが、メーカー独自の技術を施した白髪染めトリートメントなら理想の髪色を目指しやすいでしょう。
濡れた髪でも色が入りやすいものを選ぶ
白髪染めトリートメントはシャンプーの後に使用するので、髪が濡れた状態で染料を馴染ませることになります。
含まれている染料の量が多く濡れた髪でも色が入りやすいものを選べば、毎日のお手入れを通して髪色を維持しやすいでしょう。
髪の内部に優しく色が入るものを選ぶ
キューティクルを無理に開いて髪の内部に染料を定着させる白髪染めは、髪が乾燥しやすい傾向がありますが1回のお手入れで色がつきやすい特徴を持ちます。
メーカー独自の技術で髪が傷まない程度にキューティクルを優しく開き、髪内部に染料を定着しやすくした白髪染めトリートメントなら理想的な髪色に仕上がります。
髪の内部に優しく色が入るものであれば、白髪染めトリートメントでありながらも満足がいく使い心地を目指せるでしょう。
白髪染めトリートメントの色を入りやすくする方法
白髪染めトリートメントの色を入りやすくする特徴を備えた製品が数多くありますが、お手入れ方法を工夫することでより理想的な仕上がりを目指せます。
色を入りやすくする方法をマスターして、毎日のお手入れに生かすことをおすすめします。
乾いた髪に添付して時間を置くようにする
白髪染めトリートメントは本来シャンプーの後の濡れた髪に使用しますが、シャンプー前の乾いた髪に使用することで染料がより白髪に馴染みやすくなります。
乾いた髪に添付して時間を置いたら、その後はシャンプーをしてお湯に色がつかなくなるまでよくすすぎましょう。
髪に添付して時間を置く際にシャワーキャップを被る
毎日のバスタイムの中で気軽に白髪染めトリートメントを使用して、効率良く白髪に色をつけたい場合。
シャンプーの後に白髪染めトリートメントを馴染ませて、時間を置く時にシャワーキャップを被ることで髪に色が浸透しやすくなります。
バスタイムのはじめにシャンプーをして白髪染めトリートメントを済ませてシャワーキャップを被り、バスタイムの最後に洗い流すようにすれば時間を効率良く使えます。
まとめ
白髪染めトリートメントは、髪に潤いを与えながら白髪染めのお手入れができる便利さを備えていますが、色が入りにくい点が気になるという方もいるようです。
色の定着のしやすさを重視する場合には、メーカー独自の技術が施されることで染料が髪に浸透しやすい製品がおすすめです。
ダメージが少ない白髪染めのお手入れで艶やかで理想的な色の髪を維持することができるでしょう。