ニキビの種類や改善・予防法、正しい洗顔の仕方、おすすめのニキビ洗顔料をご紹介

2017年11月11日ニキビ

ニキビが顔にできると、見た目も悪く、時には痛みを伴うこともあるため憂鬱になりますよね。

私もストレスや体調が悪い時に、おでこや口の下などに赤みの帯びたニキビができることがあり、必死になって隠すことが度々あります。

しかしながら、ニキビは正しい洗顔やスキンケアを行えば予防・改善することができます。

そこで今回はニキビの種類や改善・予防法、正しい洗顔の仕方、おすすめのニキビ洗顔料をご紹介いたします。



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ニキビについて

ニキビは、誰もが一度は経験したことのある肌トラブルの一つです。

そして、このニキビは、思春期にできる「思春期ニキビ」と20代以上になってできる「大人ニキビ」とに分けることができます。

まず「思春期ニキビ」は、額や鼻などのTゾーンの毛穴部分に皮脂がたまり、アクネ菌が大繁殖して炎症を起こすことによって、Tゾーンを中心に顔全体にポツポツとできるのが特徴です。

そして、この「思春期ニキビ」は、思春期（第二次性徴）にともなってホルモンバランスが変化するにより、男性ホルモンの分泌が急激に増え、皮脂腺を刺激し、皮脂分泌が活性化することが原因で起こると言われています。

次に「大人ニキビ」は、顎や口の周りなど顔の下部分、フェイスラインにできるのが特徴で、膿を持った大きめのニキビや治りにくいニキビができるのが特徴です。

この「大人ニキビ」は、乾燥をはじめ、ストレスや生活習慣、ホルモンバランスの乱れなど、様々な要因が重なって起こると言われています。



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ニキビの種類

ニキビには様々な種類があります。

それは、「白ニキビ」、「黒ニキビ」、「赤ニキビ」、「体ニキビ」などです。

「白ニキビ」は比較的初期段階のニキビで、肌表面がプツプツと膨れて見える状態のニキビです。

毛穴に詰まった皮脂や角質の混ざったものが白く透けて見えている状態で、まだ炎症は起きておらず、痛みを感じません。

次に「黒ニキビ」は、ポツポツとホクロのように目立ち、シミになりやすいのが特徴です。

これは、ニキビの初期段階である「白ニキビ」の状態から、皮脂分泌がどんどん進んで、面皰の内側に角化物質、脂肪酸、アクネ菌などが増え、毛穴に収まりきらなくなった後、表面に出てきてその皮脂が酸化したものです。

（皮脂は酸化すると黒ずみます）そして、ニキビが炎症を起こし、膿や痛み、熱をともなうのが「赤ニキビ」です。

アクネ菌が毛穴の中で皮脂を栄養として増殖し、赤くプックリとはれて、見た目にもニキビができていることがわかる状態となります。

赤みを帯びているため、メイクでも隠すことが難しく、ひどくなると血が出たり、跡が残ってしまったりと治すことが大変になってしまいます。

最後に、「体ニキビ」は、背中や頭皮、胸元にできるニキビのことです。

顔と同じように、過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まることによってできますが、衣類の擦れやムレなども原因になるようです。

ニキビは初期段階でしっかりとケアをしていれば、跡が残ったり、再発・重症化したりすることを防ぐことができます。

そのため、日ごろから適切なケアを行うことが大切です。

ニキビ予防について

ニキビを予防するためには、日ごろのスキンケアをしっかりと行うことに加えて、規則正しい生活習慣を心がけることが大切です。

特に食生活は、油分や糖分、刺激物、アルコールの摂りすぎは禁物です。

そして、逆に皮脂の代謝に働きかける、ビタミン群や緑黄色野菜などを多く摂り入れるようにすると良いと言われています。

また、ニキビは毎日の食生活に気を使いながら、睡眠をちゃんと摂る、ストレスをなるべく溜めない生活をすることも大切です。

さらに、洗顔をしっかりと行い、油分を抑えたスキンケアコスメを使いながら保湿もちゃんと行うとニキビは予防することができます。

ニキビ肌のためのクレンジング・洗顔の仕方

ニキビを予防するうえで毎日のクレンジングや洗顔は、とても重要な役割を果たしています。

まず初めにクレンジングは、手洗いでしっかりと手の雑菌を落とした後、クレンジング剤で化粧下地やファンデーションなどを、こすらずに優しく浮き上がらせます。

そして、汚れをしっかりと浮き上がらせたのち、保湿剤などで軽くぬらしたコットンやティッシュなどで優しく拭き取ります。

次に洗顔で汚れを落としていきますが、その前にぬるま湯で軽く洗い流します。

続いて、洗顔料を適度に泡立てて、おでこ、まぶた周辺、頬などを手で円を描くように優しく洗っていきます。

仕上げに、36℃くらいの水で洗顔料を落としていくのですが、この時の注意点として、熱いお湯を使ってしまうと皮脂を落とし過ぎてしまうため、乾燥の原因となってしまいます。

そのため、洗顔料が残らないようにぬるま湯でしっかりと洗い流すことが大切です。

最後に、洗顔後は肌に優しい素材のタオルで擦らずに水気をふき取ったのち、保湿をしっかりと行うようにします。

クレンジング、洗顔、保湿をちゃんと行うことによって、肌のターンオーバーを促す効果もあるためニキビの改善・予防につながります。

おすすめのニキビ肌用洗顔料

肌美精洗顔料石鹸

ラベンダーの香りのする固形石鹸タイプの洗顔料です。

この洗顔料は、古い角質を落としピーリング作用もある、グリコール酸という成分が含まれているため、不要な角質を優しく洗い流すことができます。

さらに、グリチルリチン酸ジカリウムによって炎症を抑え、天然精油ユーカリオイルで保湿を促し、乾燥を防ぐ効果が期待できます。

泡立ちは少ないのですが、「白ニキビ」の表面の角質が落ちるのを実感できるので、ニキビの初期段階である「白ニキビ」でお悩みの方におすすめの洗顔料です。

富士フィルム　ルナメアAC

富士フィルムから2013年に発売されたニキビ洗顔料です。

食物繊維（ファイバースクラブ）がニキビの原因となる古い角質や毛穴の詰まりを絡めとり、植物由来の4つの潤い成分（セイヨウナシ果汁発酵液・ヒオウギ抽出液・ビルベリー葉エキス・アーティチョークエキス）が乾燥しがちな肌を潤します。

毛穴の脂分に有効成分が吸い寄せられる特性を活かして、ニキビの原因に「うるおい」と「ニキビ有効成分」をスッとなじませて、浸透させます。

洗顔による乾燥でお悩みの方、顎やフェイスラインのニキビ、そして繰り返しできるニキビでお悩みの方におすすめのニキビ洗顔料です。

NOV　AC　アクティブ　ウォッシングフォーム

皮膚科医推奨のニキビケア商品として有名なNOV　ACアクティブシリーズで、臨床皮膚医学に基づいて考えられたスキンケア洗顔料です。

キメの細かい弾力のある泡が、お肌の潤いを守りながら、マイルドピーリング効果で、肌表面の古い角質を洗い流し、ニキビの原因となる毛穴の詰まりや過剰な皮脂を取り除きます。

また、ニキビ悪化要因の一つである「アクネ菌」の雑菌効果を発揮する、有効成分サリチル酸配合でニキビを予防します。

美白成分（ビタミンC誘導体）が配合されているため、メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぐ効果も期待できます。

無香料・無着色・低刺激性・オイルフリー処方の洗顔料であるため、乾燥や刺激を受けやすい敏感肌の方でも安心して使える洗顔料です。

まとめ

ニキビは多くの人々に起こりうる、メジャーな肌のトラブルです。

しかし、ニキビが顔にできてしまった時に、適切な処置をしなければ、跡が残ってしまったり、化膿して膿がでてしまったりとさらなるお肌のお悩みを引き起こしてしまいます。

そのため、早い段階でしっかりとケアをすることが大切です。

もしも、ある日、顔にできたニキビにふと気がついたなら、慌てずに生活習慣を見直したうえで、ニキビ用の洗顔料を使い正しいケアをしていれば、ニキビ肌を改善し美しいお肌をちゃんと取り戻すことができますよ。