一時的な白髪染め!4つのタイプの特徴とおすすめ
白髪染めをして2週間くらいで根元が白く目立ってくるなどのお悩みを抱えている方もいます。
月に2回も染めると髪や頭皮が傷んでしまいますから、一時的に白髪をカバーしてくれる白髪隠しを活用しましょう。
即効性のある一時的な白髪染めのようなもので、お出かけ前にさっと使うだけで白髪が目立たなくなる優れものです。
それぞれのタイプ別の特徴などを紹介しましょう。
白髪隠しとは
白髪隠しとは一時染毛料と呼ばれるもので、髪の毛の表面に色を一時的に付けることで白髪を目立たなくしてくれます。
シャンプーすれば色を落とすことができますから、ちょっとした外出で白髪染めはしたくないけど白髪を隠したいという時に便利です。
種類によっては、使っていくうちに徐々に白髪が染まっていくタイプもあります。
顔の周りや生え際など、狭い部分で目立ちやすい白髪をその場でカバーできて、目立たなくしてくれます。
白髪隠しのタイプ別の特徴
白髪隠しにもいくつかのタイプがあり、それぞれ特徴が違っています。
自分の白髪のタイプに合っていて、使いやすそうなものを選んでみましょう。
スティックタイプ
一時白髪染めの先にクシやハケが付いていて、白髪が気になる部分をクシでとかしたりハケで塗ったりするだけで、白髪を一時的に染めてくれます。
手を汚さずにすみますし、比較的広範囲の髪をムラなく染めることができます。
クシタイプの方が広い範囲を隠すのに向いていて、ハケタイプは狭い範囲をしっかり色を付けるのに向いています。
使っている時に地肌に付く恐れがありますから、安全性を考えてパッチテストをしてから使うのがおすすめです。
スプレータイプ
ヘアカラースプレーと同じ原理で、スプレーするだけで広範囲の髪を一時的に着色してくれます。
髪に全体的に白髪が目立っている場合などに向いていて、ムラなくきれいに染まってくれます。
髪の生え際や衣類にスプレーが付く可能性がありますから、スプレーが飛び散っても大丈夫な場所で使うのがおすすめです。
また、顔や洋服にスプレーが付かないように注意しましょう。
マスカラタイプ
まつ毛に使うマスカラよりやや大きいくらいで、染料をたっぷりとコームに含ませて、ピンポイントで白髪を染めてくれます。
髪の分け目やもみあげ部分など、狭くて細かい部分の白髪をカバーするのに向いています。
さっと使えて顔や地肌に付きにくいのがメリットです。
ファンデーションタイプ
顔に使うファンデーションのように、白髪が気になる部分にパフやスポンジでポンポンと染料を乗せてあげると、白髪をカバーしてくれます。
白髪だけでなく分け目が薄くなってきて目立つなど、薄毛や抜け毛のカバーにも向いています。
ミストでファンデを安定化させるタイプなら、水や汗などにも強く染料が取れにくいです。
便利なファンデとスポンジが一体化したタイプなどもあります。
白髪隠しのメリットとデメリット
一時的に白髪を目立たなくしてくれる白髪隠しには、白髪染めにはないメリットがあります。
手軽に短時間で使うことができて、即効性に優れているという点です。
出かける前にヘアセットしている時に白髪が目立っていたら、その場で白髪隠しを使えば白髪を目立たなくできます。
小さいサイズならポーチに入れて持ち歩きできて、外出先でもさっと取り出して使うことができます。
染めるのではなく目立たなくさせるために色を付けるだけなので、髪や頭皮が傷みにくいです。
永久に染めるのではなく基本的にはシャンプーすれば色が落ちますから、白髪染めのつなぎとして活躍してくれます。
気軽に使える分、デメリットもあります。
水や汗に弱いですから、雨に降られて塗れたり大量に汗をかいたりすると、染料が流れて頭皮や衣類に付着することもあります。
ウォータープルールタイプなら、水で色が落ちるのを防ぐことができます。
本来は手軽に誰でも使えるのがメリットですが、種類によっては使いにくくて、事前の準備が必要なものがあります。
使い方のコツと注意点
スプレータイプは別として、他のタイプは広範囲にまとめて使おうとするとムラやダマになる場合があります。
少量ずつ髪の毛を持ち上げて、丁寧に塗ってあげるのがコツです。
根元までしっかり塗ってしまうと地肌にまで染料が付いてしまいますから、根元は少し残して自然になじませると目立たなくなります。
均一に伸ばすために白髪隠しを使った後、ブラシやコームでとかしてあげるとなじみやすくなります。
また、乾くのに時間がかかるタイプは、ドライヤーを併用してあげると効果的です。
その日の終わりにはしっかりシャンプーして、染料を落としてあげるようにしましょう。
髪や頭皮に染料が残ったままだとダメージの原因になります。
全体をカバーするよりも、部分的に目立ちやすい白髪を隠すのにおすすめです。
初心者でも使いやすい白髪隠し
アデランス ヘアプラスビューファンデパウダー
スポンジ内臓タイプで、ふたを空けてポンポンと白髪が気になる部分に乗せるだけで一時的に白髪を隠してくれます。
微細なパウダーが白髪をきれいに着色してくれますし、薄毛などが気になる部分の増量にもなります。
パウダータイプなので髪と頭皮に優しく、美容成分が髪につやを与えてくれます。
ヒアルロン酸やコラーゲンなどの美容成分に加えて、植物由来成分まで入っています。
ミストでパウダーを固定させると、汗などにも強くなり色落ちしにくくなります。
サロンドプロ カラーオンスプレー
広範囲の髪をナチュラルにカバーしてくれて、白髪が目立たなくなります。
髪や白髪染めとなじみやすい色がそろっていますから、スプレーした部分が浮いてしまうことがありません。
椿オイル配合ですから髪に栄養を与えてくれて、ツヤツヤの美しい髪に仕上がります。
髪表面に色を着色しているだけなので、シャンプーできれいに落とし切ることができます。
部分的な白髪をカバーする商品が多い中、広範囲をカバーできて若々しい印象に仕上がります。
ビゲン ヘアマスカラ
コームにスポンジが内蔵されていて、液垂れせずにムラなく塗ることができます。
使えば使うほど徐々に白髪が染まっていき、目立たなくする白髪染め効果にも期待できます。
乾いた後、髪が束になったり硬くなったりするのを防いでくれて、ふんわりと自然に仕上がります。
潤い成分としてローズ水が入っていますから、髪の乾燥を防いで保湿までしてくれます。
お出かけ前のピンポントの白髪ケアにおすすめです。
ドクターシーラボ 簡単ひと塗り白髪カバー
クシ付きマーカータイプで、手軽に使えます。
地肌には色が付かないように工夫されていて、クシがムラにならずにきれいに色を付けてくれます。
イオンの力で、使うたびに徐々に白髪を染める効果を持っています。
天然由来の色素で色を付けていきますから、髪や頭皮へのダメージがありません。
真珠エキスやボタンエキスなど、髪のダメージケア成分が入っていて、美髪効果にも優れています。
生え際や分け目などの部分使いに向いていて、コンパクトタイプなのでポーチに入れて持ち運びも簡単です。
まとめ
イベントごとやおしゃれしてお出かけするなど、その日だけしっかり白髪をカバーしたい時に白髪隠しはむいています。
中には使うたびに白髪が染まっていく白髪染めタイプや、ウォータープルーフタイプもありますから、目的に応じて使い分けしましょう。
1本持っておくといざという時に頼りになりますし、白髪染めのインターバルのカバーとして最適です。