白髪染めで生え際を綺麗に染めるにはどうすればいい?
白髪染めでは、生え際をうまく染められないこともありますよね。
でも、本当であれば生え際こそ綺麗に染めていきたいところ。
では、どうすれば生え際を綺麗に染めることが出来るようになるでしょうか?
そのためにはいくつかのポイントと対処法があります。
ここではそんな、白髪染めで生え際を綺麗に染めるための方法を紹介します。
生え際から塗り始めると良い
先ず一つ目のポイントは、生え際から塗り始めるということ。
白髪染めを塗る際には、何となく髪の毛の中央部あたりから塗り始めるという方も多いのではないでしょうか?
いきなり生え際に塗ると、頭皮に与える影響なども気になりますし、それも仕方ないといえば仕方ありません。
ただ、それではやはり生え際は染まりづらいのです。
もちろんそれには理由もあります。
生え際の毛は比較的に健康
白髪染めも、基本的にはキューティクルを開いてそこに染料を流しこんで髪の毛を染めていくというスタイルで染めていくものになります。
だから、キューティクルは開いていたほうが染まりやすいですし、キューティクルを開きやすい毛の方が染まりやすいのです。
でも、生え際の毛というのは、キューティクルはあまり開いていませんし、そもそも開きづらくあります。
というのもやはり、生え際の毛は比較的に新しい毛になるので、やはり毛が比較的に強いのです。
ということは当然その分だけ染まりづらくなる。
だから、もし生え際の毛までしっかりと白髪染めをしていきたいのであれば、染めづらいところを染める工夫が必要になります。
では染めづらいところを染めるにはどうすればいいでしょうか?
時間を置けばいい
その答えは簡単です。
他の部位よりも長めに時間をとればいいのです。
白髪染めのようなヘアカラーは、基本的には時間を置けばおくほど強く染まります。
ブリーチなどの色を抜く方もそうですが、時間をおいた方が結果は強く出るようになるんです。
その分髪の毛への負担も増えてはいきますが、少なくとも今この段階でよりきれいに染めたいのであれば、なるべく時間をとる必要があります。
だから、最初の生え際を塗るようにするのです。
最初に生え際から塗るようにすれば、少なくとも他の部位よりも生え際を長く塗っていることになります。
その結果、生え際もきちんと染まるようになるんです。
頭皮までしっかりと乾かしてから塗る
白髪染めを使う前には、一応軽く髪の毛を洗うという方も多いのではないでしょうか?
でも、そうして洗うからこそ、生え際が染まりづらくなるということもあるんです。
というのも、髪の毛の毛先と比べて、やはり生え際というのは乾きづらい箇所になります。
だから、毛先が乾いたからいざ白髪染めを塗布しようと思って塗布し始めても、実は根本は乾いていなかったということが起こりえるんです。
そうして根元が乾いていないとなると、白髪染めを塗布しても根元にはうまくそれが付きません。
その結果生え際はきちんと染まらなくなってしまうんです。
そうならないようにするためには、きちんと根元まで乾かしてから白髪染めを塗布しないとなりません。
洗わないよりは洗った方が良い
それならば最初から髪の毛を洗わらなければいいのではないかと思う方もいるかもしれませんが、それはあまりおすすめできません。
というのも、やはり髪の毛に汚れがついていたら、その分だけ白髪染めもきちんとつきづらくなるんです。
さらに言えば、その汚れがより髪の毛にダメージを与えてしまう原因になることもあります。
今は白髪染めでうまくカバーできたとしても、次に白髪染めを塗る時には、今よりももっと白髪が出来てしまっているという可能性もあるんです。
そうしてどんどん白髪を進行させてしまうというのは避けたいですよね。
だから、白髪染めをする際にはまずは洗うことをおすすめします。
ただ洗う際にはきちんと乾かさないとだめなので、時間をかけてしっかりと乾かすことを意識してください。
白髪染めシャンプーを使う
もし市販の白髪染めで生え際まできちんと染まらないのであれば、白髪染めシャンプーを使うことをおすすめします。
白髪染めシャンプーであれば、生え際であってもきちんと染めることが出来るようになります。
というのも、やはり白髪染めで生え際がきちんと染まらないのは、ブラシが届きづらかったり、あるいは頭皮に白髪染めがつくことを恐れて、しっかりと根本まで塗ることができないからですよね。
ではもし白髪染めシャンプーであればそれはどうでしょうか?
シャンプーは、しっかりと根本まで届かないということはありません。
もちろん意図的に避けることはできますが、シャンプーをする際には頭皮も洗わないとなりませんから、避けようとして避けない限りは根元にも自然と白髪染めは届くのです。
そしてブラシではなく手で洗うのが基本ですから、当然ブラシ的に根元まで届かないということもない。
つまり、生え際まで白髪染めの成分が届かない理由がなくなるのです。
だから、白髪染めシャンプーを使うと生え際まできちんと染まるようになるのです。
すぐに染まるわけではない
ただ白髪染めシャンプーにも弱点はあります。
それが、すぐに染まるわけではないという点。
白髪染めシャンプーでしっかりと染まるまでには、それなりの回数のシャンプーを繰り返す必要があります。
だいたい10回くらいは使用しないと、染まったと実感できるレベルにはならないことが多いです。
だから、もしすぐにでも生え際をしっかりとカバーしたいというのであれば、この方法は向きません。
この方法は、慢性的にうまく生え際が染まらないという問題を、長期的に解決していきたいという方に向いている方法になります。
白髪染めを手で使うというのもあり
シャンプーのように使うことが出来れば、白髪染めをしっかりと根本まで届けていくことは問題なく可能になります。
だから、ブラシで使う白髪染めではなく、手で使って濡れるタイプの白髪染めを使うという方法もありです。
あるいはもしブラシで使うタイプであっても、その中身を手袋をした手に出して、それを使って手で塗り込んでいくというのもおすすめできます。
いずれにしても、手で塗ればただシャンプーをしているのと同じようなことになりますから、かんたんに生え際も塗ることが出来るんです。
揉みこみすぎないように注意
手で白髪染めを塗るとなると、ついついそれを揉みこんでつけたくなりますよね。
でも特に生え際の場合には、あまり揉みこむのはおすすめしません。
というのも、揉みこんで使用していくと、それによって手にまた白髪染めが吸い取られてしまうことがあるんです。
つまり、せっかく髪についた分を、改めて手で回収してしまうということ。
何となくたくさん触ったほうがよりしっかりと塗布されるような気になる気持ちもわかります。
でも、たくさん触っても逆効果にしかならないのです。
だから、手で根元につける際には、さらっとなでる程度で問題ありません。
その代わり、しっかりと量をとって生え際をなでるようにしてください。
まとめ
根元が綺麗に染まらないと、あまり白髪染めの意味がないこともあります。
根元の白髪はそれくらいに目立ちますから。
生え際をしっかりと染めることも、このようにちょっと気をつければ比較的に簡単にできます。
だから是非、これらのことを参考にして生え際までしっかりと染めていってください。
どうせ髪の毛の負担になるのであれば、しっかりと染めないと損です。
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