ホホバオイルを初めて買う前に知っておいてほしい4つのこと
みなさんはホホバオイルというものを知っていますか。
最近美容界で注目されているオイル商品になります。
では、多彩な種類がそろっている美容業界で、なぜ今ホホバオイルに注目が集まっているのでしょうか。
またこれは、気軽に使えるようなものなのでしょうか。
ホホバオイルの成分やメリット・デメリットなどについて紹介していきます。
ホホバオイルの成分
ホホバオイルは、美容業界で注目されるだけあり、さまざまな成分を含んでいます。
ですが、こういったもので紹介される成分が本当に体に良いのか、どのような点で良いのかということを疑問に思っている人はいませんか。
そこで、ホホバオイルに含まれている成分について紹介していきます。
ワックスエステル
まず1つ目はワックスエステルと呼ばれる成分です。
この成分はホホバオイルには多く含まれているもので、ホホバオイルの効果を語る上では欠かせないものです。
簡単に紹介すると、ワックスエステルは、肌になじみやすく、潤いやハリを与えてくれる効果があります。
このなじみやすさは、皮脂の構成が関係しています。
人の皮脂は、トリグリセライド60%、ワックスエステル25%、スクアレン12%、残りが他の成分でできています。
つまり、ワックスエステルは皮脂の四分の一を占める成分です。
そのため、同じ成分を多く含むホホバオイルは、肌に近い成分があるため、肌になじんでくれるのです。
ビタミンE
2つ目はビタミンEです。
ビタミンEは抗酸化作用の働きがあり、細胞が酸化するのを防いでくれます。
そのため、アンチエイジングに非常に役に立ちます。
人の肌は加齢とともにシワやシミができてしまいますが、これらは活性酸素によって細胞が酸化してしまうことが原因です。
ビタミンEの抗酸化作用がこの活性酸素による酸化を防いでくれます。
そのため、シワやシミが気になるという方には、ビタミンEは重要な成分になります。
ビタミンA
3つ目はビタミンAです。
ビタミンAが不足すると、皮膚などが乾燥するようになります。
そのためビタミンAは、肌に潤いを保つためには重要な成分なのです。
ビタミンAを食事から摂取しようと思うと、牛・豚・鳥の肝臓や乳製品を摂取しなければなりません。
これらはそれなりにカロリーも摂取することになってしまいます。
そのため、ダイエット中の方ではビタミンAを摂取できない、不足してしまうといったことが起きてしまいます。
オイルを使うことで摂取できるホホバオイルは、こういった方にもおすすめです。
ホホバオイルのメリット
ホホバオイルに含まれる成分について紹介しましたが、これらが含まれるホホバオイルを使うことで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
具体的に紹介していきます。
ニキビ予防
ホホバオイルには殺菌作用があると言われています。
そのため、皮膚につけることで、ニキビの原因であるアクネ菌に働きかけ、繁殖できないようにしてくれます。
また、ホホバオイルの保湿効果も有効に働きます。
アクネ菌は空気を嫌い、皮脂をエサにして増殖します。
乾燥肌になってしまうと皮脂が過剰分泌され始め、それらによって毛穴が詰まってしまいます。
すると、アクネ菌が増殖してしまう環境が整ってしまいます。
そこで皮膚を保湿することで、アクネ菌にとって増殖しにくい環境を作り出すのです。
日焼け対策
ホホバオイルは日焼け対策にも有用だと言われています。
日焼けによって肌が焼けてしまった際に、ホホバオイルを塗ることで、その部分の炎症や痛みを鎮めてくれます。
また、焼けて水分が足りなくなってしまった肌へ水分を与えてくれ、乾いてしまった状態を改善してくれます。
また、日焼けによってできるシミについても、成分として含んでいるビタミンEが働きをみせてくれます。
この効果は夏はもちろんのこと、1年中受けることができます。
特に雪上にいる場合には、雪による反射によって浴びることになる紫外線の量は真夏並みになってしまうので、塗るのがいいでしょう。
全身に使うことができる
ホホバオイルは肌に近い成分をしているため、皮膚になじみやすいと紹介しました。
そのため、ホホバオイルは全身に使うことができるのです。
そのため、頭皮ケアやネイルケアに使うことができます。
頭皮ケアについては、ホホバオイルを塗ることで頭皮に潤いを与えてくれます。
この潤いによって余分な皮脂の分泌を防ぐことができるようになります。
その結果、抜け毛対策にもなります。
ネイルケアについては、ターンオーバーを良くしてくれます。
また、爪の生成を手助けしてくれるので、爪が割れてしまったり、剥がれたりするのを抑えてくれる働きがあります。
ホホバオイルのデメリット
このように肌にとって良い影響を与えてくれるホホバオイルですが、デメリットは何もないのでしょうか。
このデメリットについて知っていないと、いざ使ってみると肌に悪影響を与えてしまう、ということもあるかもしれません。
そこで、ホホバオイルのデメリットを紹介します。
植物アレルギー
ホホバオイルは植物から採るオイルです。
そのため、植物の成分が含まれています。
この部分によって、植物アレルギーを持っている場合には発症してしまう可能性があります。
特にスギアレルギー、スギ花粉を発症する方には、アレルギー症状が出てしまう可能性が高いです。
そのため、初めての使用時にはパッチテストが必要になってきます。
ニキビ
先にホホバオイルはニキビ対策に有用であると紹介しましたが、肌に合わない場合にはそうであるとは限りません。
ホホバオイルが肌に合わない方の場合には、ニキビが悪化してしまう可能性があります。
そのため、いきなりニキビのある場所に塗るのではなく、別の部分に塗って自分の肌に合っているかを確認してからニキビ対策として使う必要があります。
ホホバオイルが向いている場面
ホホバオイルは全身に使えるため、さまざまな場面で使うことができます。
今お使いの方も知らない使い方があるかもしれません。
クレンジング
ホホバオイルは皮膚へなじみやすく、よく浸透してくれるので、毛穴の奥に詰まった化粧品も浮き上がらせてくれるので、クレンジングに役立ちます。
保湿性が高いので、皮膚が薄いためにシワになりやすい目元には特に効果的です。
注意点としては、使用後には灌いだ後もオイル特有のヌメリが残りやすいので、しっかりと洗い流す必要があります。
保湿
肌なじみが良いので、自然に近い状態で肌を潤すことができます。
また、皮膚上のバクテリアなどの細菌に対しての抵抗力が強いです。
マッサージ
そのまま使うのではなく、エッセンシャルオイルなどで希釈して使います。
オイルによるマッサージで皮膚へ潤いを与えてくれるのはもちろん、その刺激によって肌の血行なども良くなります。
血行の改善により、体の緊張やリラックス効果があります。
頭皮ケア
メリットでも紹介しましたが、その肌なじみの良さ、潤いから頭皮ケアをする際にも効果的です。
毛穴が詰まっているような場所を軽くこするのが大切です。
アトピー対策
人により合う合わないがありますが、アトピーの対策としても使える場合があります。
ホホバオイルは添加物を使用しておらず、アトピーの方にとって原因となるアレルギー物質を含んでいません。
そのため、肌に刺激を与えずに、必要な潤いを与えることが可能です。
殺菌力も強いので、肌に塗ることでバリアとしての働きもしてくれます。
まとめ
ホホバオイルは、注目されるだけあって、肌にとって非常に良い働きをしてくれます。
特に肌にとっては近い性質を持っていることもあり、効果的です。
全身に使うこともできるので、使用用途も幅広くなっています。
ですが、使用時には気を付けておかない点もあります。
メリット・デメリットをそれぞれ把握し、より効果的にホホバオイルを使用してください。
参考URL・参考文献・根拠など
https://matome.naver.jp/odai/2138093185316528401
https://it-kaden.com/foundation/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/%E3%83%9B%E3%83%9B%E3%83%90%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%92%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%99%E3%82%8B%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%92%E7%B4%B9%E4%BB%8B%EF%BC%81-%E6%B3%A8%E6%84%8F%E3%81%99