パウダーファンデーションで乾燥が気になった時に試すべき5つのこと
パウダーファンデーションは、メイクが手軽にできるのが最大の魅力です。
しかし、手軽にメイクできる分、乾燥しやすいというのが欠点。
保湿タイプのパウダーファンデーションも増えてきていますが、日中乾燥してしまう可能性は0ではありません。
万が一乾燥してしまった時の為に、肌を守るために緊急の応急処置や対策を知っておきましょう。
目次
パウダーファンデーションで乾燥するのはなぜ?
パウダーファンデーションで乾燥してしまう理由は2つ。
1つは、外気の乾燥の影響をダイレクトに受けてしまうから。
パウダーファンデーションは、肌の上にふわっと乗る軽やかさが魅力です。
リキッドファンデーションのように毛穴に入り込まないので、塗り込んだ感が出ません。
また、毛穴にファンデーションが詰まりにくいのでニキビなどを悪化させるリスクも少ないです。
ただし、毛穴に影響が少ないということは、理木戸ファンデーションと比べると肌への密着度が少ないということです。
スポンジでスーッとすべらせたり、ブラシでササッと乗せるパウダーファンデーションは、どうしても取れやすくなってしまいます。
時間の経過と共にパウダーファンデーションの層が取れてしまうことで、外気の乾燥による影響をダイレクトに受けてしまうのです。
その結果、肌を保護するものがないので、表面が乾燥してしまいます。
もう1つは、パウダーファンデーション選びが肌に合っていないこと。
テカりを押さえたいからと言って皮脂吸着成分の強いものを選んでしまうと、本来肌にため込んでおくべき水分や油分までが吸着されてしまうことがあります。
肌の内側にある水分量は、年齢とともに不足してしまうので、皮脂や水分をあまりに奪ってしまう処方のものは気をつけなくてはいけません。
肌内部の水分・油分不足のせいで表面にテカりが出ている可能性もあるからです。
この2つの理由から、パウダーファンデーションを使った後に乾燥が気になる事が多いということを知っておきましょう。
乾燥対策1.朝の保湿ケア
メイクを崩さないための一番の方法は、保湿ケアだと言われています。
乾燥とメイク崩れは別物ではないのかと思われるかも知れませんが、大人がメイク崩れする一番の原因は乾燥です。
乾燥することで肌の表面が乱れて、綺麗に塗ったはずのメイクが崩れてしまうのです。
ですから、朝の保湿ケアは乾燥予防になり、乾燥予防はメイク崩れの予防になるということ。
オールインタイプのスキンケア化粧品も増えてきていますが、乾燥を防ぐ為には化粧水で水分を補い、クリームや乳液で蓋をするというステップは欠かせません。
使用する化粧水やクリーム・乳液にも、ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドといった肌の保湿をサポートしてくれるような成分が配合されていると安心です。
乾燥対策2.メイク直しで乾燥予防
どんなに朝の保湿ケアを徹底しても、肌そのものが乾燥しやすい状態になっている人は、昼頃になると乾燥してきます。
メイクしてから数時間後に肌がつっぱる感じがする、カサカサしたさわり心地になってきたという人は、メイク直しで乾燥対策してあげましょう。
必要なものはスプレータイプの保湿効果の高い化粧水と、コットンにたっぷりのせた乳液です。
最初にスプレータイプの化粧水で肌に潤いを与え、顔全体になじませてあげましょう。
ハンドプレスした後にティッシュを乗せて余分な油分を取り除きます。
その後、コットンに乗せた乳液で乾燥や崩れが気になる部分をスーッと撫でます。
コットンにファンデーションの色がうっすらついているのを確認し、再度ハンドプレスでなじませます。
そのあとは、手持ちのパウダーファンデーションを薄く重ねるだけでOKです。
ただし、肌が濡れたままだとファンデーションが厚塗りになってしまいます。
肌が乾いてサラリとした状態になってからパウダーファンデーションを重ねるようにして下さい。
乾燥対策3.肌内部の潤い補給!
肌の内側が乾燥していると、メイク直しや朝の保湿ケアも一時しのぎにしかなりません。
そのため、一時しのぎの保湿ケアと並行して、食べ物を改善して肌内部の潤い補給も目指しましょう!
おすすめなのは、肌の回復力を高めるビタミン類を摂取する方法です。
ビタミンが豊富な果物であれば、加熱しないで食べられるので体内を健康に保つのに欠かせない酵素も効率的に摂取可能です。
朝食に果物をプラスしたり、間食代わりに果物を食べてみてはいかがでしょうか。
肌内部が元気になれば、見た目もグンと若返るはずです。
乾燥対策4.パウダーファンデーション+乳液
パウダーファンデーションを塗った後に、肌がピリピリしたり乾燥したように感じることがあるかもしれません。
肌が乾燥している時というのは、様々なものに敏感になりやすく、乾燥肌と敏感肌はセットのことも多いくらいです。
パウダーファンデーションを塗った後に乾燥が気になるようなら、手のひらにワンプッシュの乳液を取り出して両手を良くこすりましょう。
そのあと、そっとハンドプレスして包み込めば乾燥ケアの応急処置が可能です。
ただし、塗りこまないこと。
塗り込むとせっかくのメイクが崩れてしまうので、手のひらでそっと包み込むだけにしておくのがポイントです。
乾燥対策5.パウダーファンデーション選びに注意!
パウダーファンデーションを選ぶ方の中には、しっとりしたテクスチャーが苦手という人が多いかもしれません。
パウダーファンデーションを選ぶときに「サッパリ」とか「べたつかない」という言葉だけで選ばないようにしましょう。
仕上がりがサラサラタイプでも、保湿効果のあるパウダーファンデーションは増えてきています。
美容液成分が配合されたものや、薄付きでも保湿効果のあるようなタイプを探すのがおすすめです。
まとめ
パウダーファンデーションは、肌の密着度の高いリキッドファンデーションと比べるとどうしても乾燥リスクは高めです。
乾燥することを前提としてメイク前にしっかり保湿したり、メイク直し時に水分を補ってあげる必要があります。
また、選ぶファンデーションの種類によっても乾燥の仕方は変わってくるので、自分にあったものを見つけていきましょう。