毛穴のカバーには、しっかり化粧下地を! 丁寧な下地作りで完璧なベースメイクを

化粧下地

キス プライムモイストUVエッセンスベース 01 ライト

みなさんは、メイクの時に化粧下地は使っていますか?

最近は、化粧下地のいらないBBクリームなどといったベースメイクが流行っており、素肌にそのまま使える便利な商品が数多く売られています。

しかし、毛穴の開きと皮脂の多さが気になる私は、そういった類のベースメイクだけを使うと、たいてい毛穴落ちや化粧崩れといった失敗ばかりでした。

化粧下地の重要性と、普段のスキンケアで気をつけるべきポイントをお伝えします。




そもそも化粧下地はどうして必要?

化粧下地を付けることが、ベースメイクとしてなぜ必要なのかをあらためておさらいします。

できればメイク時間短縮と、アイテムにかけるお金の節約のために使いたくない、という人もいるでしょうが、化粧下地の役割や効果を知れば、よりベースメイクを美しく見せることができることに気付かれると思います。

化粧下地の役割

  1. 紫外線の影響から肌を守る
  2. 肌の凹凸を整えて、表面になめらかに整える
  3. ファンデーションと肌の密着度が上がり、仕上がりが良くなる
  4. 乾燥から肌を守り、肌の水分量を保つ
  5. 毛穴の皮脂をおさえて、化粧崩れを防ぐ

そもそもファンデーションは、肌をきれいに見せることを目的にした化粧品であり、顔料などが含まれています。

しかし、ファンデーションは「毒のパック」という人もいるほど、実は肌に負担のかかるアイテムなのです。

時短のために 下地とファンデーションを混ぜている人もいるようですが、混ぜてしまってはお肌にファンデーションが直接ついてしまうことになります。

できれば、下地を付けた後にファンデーションを重ねて使いたいものです。

また、毛穴の開きやニキビ跡などの気になる凹凸を埋めてくれるので、ファンデーションがムラなくのるようになり、よりキレイな仕上がりになることが期待できます。

また、毛穴の皮脂をおさえてくれるので、毛穴落ちや化粧崩れといったトラブルも防いでくれます。

そもそもどうして毛穴から皮脂が過剰に分泌されるのかというと、元々の肌質によらず乾燥から肌を守ろうとするからです。

冬であっても化粧崩れを起こしやすい人は、肌の潤いが足りていない可能性があります。

油性肌・乾燥肌に限らず保湿を大切にして、化粧下地も潤いをキープすることを目的にしたものを使うことをおすすめします。

マキアージュ フラットチェンジベース

マキアージュ フラットチェンジベース 6g

毛穴の開きや、皮脂過剰により化粧崩れが気になる人にぜひおすすめしたいのが、マキアージュのフラットチェンジベースです。

頬や小鼻など毛穴の気になるところ、また皮脂分泌の多いTゾーンにくるくると指でなじませてから、通常の化粧下地やファンデーションをつけます。

テクスチャーはかなり硬めで、リップクリームのような質感です。

直径5センチほどの少量で、定価2,700円と少々お高く感じるかもしれませんが、そもそも1回分の使用量がかなり少ないのですぐには無くなりません。

個人差もありますが、少なくとも1ヵ月以上はもつようです。

これを使うことによって、鼻の毛穴がほとんど目立たずにメイクが仕上がり、つるんとしてサラサラな状態を長時間保つのに役立ちます。

キス プライムモイストUVエッセンスベース

キス プライムモイストUVエッセンスベース 01 ライト

私が実際につけてみて、今までにないほどの潤いを実感したのが、キスのプライムモイストUVエッセンスベースです。

今でもリピート使いをしています。

真冬の乾燥が気になる季節でも、つけた瞬間から美容オイルをつけたように潤いました。

職場のエアコンなどで、乾燥が気になる人には特におすすめしたいです。

カラー付きの下地で、毛穴のカバーもしてくれるのに薄づき感のある仕上がりで、ファンデーションをつけなくてもいい、と思えるくらいでした。

カラーは2色用意されているので、肌色のトーンに合わせて選ぶことができます。

ただし、やはり化粧下地なのでそれだけを肌につけていると、時間が経つにつれて素肌のアラが出てきてしまいます。

なので、やはりその上にファンデーションを重ねて仕上げたほうが持ちがよく、きれいな仕上がりになります。




化粧下地をつけるときのポイント

化粧下地の大切さがわかったところで、仕上がり良くなるべく長く持たせるための使い方のコツをお伝えします。

つけるタイミング

朝、洗顔と保湿をしっかりして肌のコンディションが充分な状態で化粧下地をつけます。

ただし、化粧水やクリームをつけてすぐに化粧下地をつけようとすると、水分や油分が邪魔をして、うまくつけられません。

急いでいる時は、ティッシュなどで軽く素肌を押さえてから化粧下地をつけることをおすすめします。

また、その後のファンデーションも化粧下地をつけた後にすぐには重ねず、しばらく時間を置いて、肌に馴染んだ頃につけるとキレイに仕上がります。

化粧下地をつけたら、手で顔を押さえるようにすると、手の温度でさらに肌に馴染むのでおすすめです。

時間が少々かかりますが、これらのステップをしっかり行うと、 ベースメイクの仕上がりと、時間が経った後の状態にかなり差がつくのを実感されると思います。

つける量

肌につける下地の量は、基本的には商品のパッケージなどに書いてある目分量を守るようにすればいいのですが、私はそれよりも少し多めに取ってつけています。

よく伸びる下地であっても、量が足りないと全体的にムラが出ることがあるからです。

また、毛穴の気になる頬などには下地でしっかりカバーしたいので、多めにとってのせています。

その時は、滑らすようにつけるのではなく、ポンポンと指でたたき込むようにつけると、毛穴の凹凸に下地がうまく入り込むので、おすすめです。

毛穴対策のスキンケアで必要なこと

下地をしっかりつけて、完璧なベースメイクを目指す前に、毎日のスキンケアにも気をつけたいものです。

スキンケアを丁寧にすると、徐々に毛穴が目立たなくなり、ニキビも防ぐことができ、ベースメイクにかかる時間の短縮にもなります。

クレンジング

スキンケアで、実は最も大切にしたい工程の一つは洗顔前のクレンジングです。

ホコリや皮脂などの汚れや、ファンデーションをしっかり落とさないと、肌に悪影響があるのは知ってのとおりです。

しかし、ゴシゴシと強く長時間クレンジング剤でこすることで、肌に負担がかかりますし、肌にとって必要な皮脂や水分を落としてしまい、かえってニキビなどの肌トラブルを引き起こします。

質のいいクレンジング剤で、やさしく汚れとメイクを落とすことを心がけてください。

保湿

毛穴の汚れをしっかり落とすことと、もう一つ大事なのは保湿です。

毛穴の開きを引き締めるためのアイテムとして、収れん化粧水がありますが、これを使う時には保湿化粧水も必ず合わせて使います。

前述したとおり、必要な水分が足りていないと肌は余計に皮脂を分泌して、毛穴の汚れやニキビを引き起こしてしまいます。

高保湿の化粧水や、毎日使えるようなコストパフォーマンスのいいシートパックなど、自分にあった保湿ケアがしっかりできるアイテムを試してみてください。

内側からのケアも忘れずに

スキンケアや、ベースメイクをしっかり行うことが肌をキレイに見せる基本です。

しかし、肌は本来は体の内部から作られて、日々新陳代謝によって表面から角質などを剥がれ落として生まれ変わっています。

外側のケアばかりでなく、体の内側からの美肌作りも大切です。

毛穴が気になる時には、タンパク質や脂質の代謝をうながすビタミンB2、ビタミンB6がおすすめです。

具体的な食べ物は、

  1. かつお
  2. レバー類
  3. 納豆
  4. 赤パプリカ
  5. さつまいも
  6. バナナ

です。

意識して、積極的に摂るようにしましょう。

まとめ

化粧下地の大切さと、カバーだけでなく普段の毛穴ケアの大切さは分かっていただけたでしょうか。

スキンケアとベースメイクは、アイテム選びも重要ですが、それ以上に手順とていねいさが美肌を作る決め手です。

お肌の健康と美しさ、そしてベースメイクの仕上がりのためにも、自分の肌とゆっくり向き合い、各アイテムの効果を最大限に取り入れられるよう努力しましょう。






化粧下地